講談社.....【卵のふわふわ】........
副題....「八丁堀喰い物語・江戸前でもなし」.......。
食道楽に焦点をあてた話ではなく.........
若き夫婦を中心に....何気ない「食べ物」を交えて描かれた.....
切ない人情話の連作......舞台は「武家」.....泣きました(笑)。
お江戸人情話は「大好物」で.........
「武家もの」「町民もの」「職人もの」「商人もの」.....なんでも好きです。
でも.......宇江佐さんは、あまり手にとって来なかった........。
たぶん、初めに読んだ本の印象が悪かったのか....避けていた.....
今回は....タイトルに惹かれて読んでみたけど......
意外に面白く好みで.....ちょっとビックリしました.......。
な~んだ....こんなのも描ける方だったのか.....
食わず嫌いとは「このこと」だ......。
普段....女流では「北原亞以子さん」「澤田ふじ子さん」をよく読んでいマス。
これからは「宇江佐」さんも積極的に読んでみよう...楽しみが増えた。
・・・目次から・・・
* 黄身返し卵・淡雪豆腐・水雑炊・心太・卵のふわふわ・ちょろぎ *