きばなの硝子瓶

呑兵衛夫婦の日々の食卓

梅仕事あれこれ

2011-07-11 | 梅手帖

紫蘇入れして、ちょうど1週間の「小梅干し」

まだまだ染まり足りない

土用干しは、ちゃんと「土用」が来るまで「オアズケ」のようだ



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それまでは「太陽」がモッタイナイので
古い梅干しを「土用干し」していますが



「梅漬け」とはいえ、きちんと干して保存してある実なので
たった1日で、ここまでシワシワに干ささってしまう

さすが早いな

これが終わったら、もう1瓶あるので
それも干してしまおう

「梅漬け」も、それなりに刺激的で美味しいから
「梅干し」とは別に、少しだけ保存してきたけど

最近はなぜか、あまり好まなくなってきて
干したまま保存した「梅干し」のほうが、美味しく感じる

熟成した静かな味がいい


梅に限らず、昔より「マイルド味」を好むようになってきたようだ


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「梅干し」で連想する話としては

いささか失礼な気もしますが................



先週末の土曜日 クラクラするほど暑い「お昼時」に
私達は、ラーメン屋さんの暖簾をくぐっていた

このクソ暑いのにって感じだが
熱いラーメンが、ムショウに食べたくなったのだ

思いはみな同じなようで、開店直後から繁盛していた
それに誰も「冷やし中華」なんて注文していなかった

アタシは、野菜炒めがのっかった醤油ラーメン
オットは塩味のタンメン.......を、それぞれ頼む

汗みどろ

美味至極なり



足元がおぼつかない、杖をついたお爺ちゃんは
涼しい顔でペロンと平らげていた

私達より後に入ってきて、サッと食べてサッと出て行った

粋だ 

大人って感じ


「ま~あぶなっかしい、この炎天下を歩いて大丈夫なのかしら?」
などと、偉そうにも「労わっていた」自分が恥ずかしくなる

小僧っ子のくせに

「ご無礼いたしました」と、長老の背中にむかって頭を垂れる


年月とは「古く劣化」するのではなく、【熟成し向上】することなのだな

アタシも見習って、頑張ろう(何を?)

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たらこ人参・しゃけ海苔弁

2011-07-11 | お弁当箱

いつもの.....【海苔だんだん】に「焼き鮭」の


・・・【たらこ人参】・・・

「たらこ胡麻油あえ」の残りを利用した

・千切り人参を軽く油炒めし
・火を止めてから「たらこ」を和える

余熱を利用して、箸でほぐしながら和える



◆海苔だんだん

 ・七分づき・白米のごはん
 ・山椒いり佃煮
 ・焼きのり・醤油

・・・【山椒いり佃煮】・・・

 ・先週の「八方だし」の、昆布・鰹節・干し椎茸
 ・細かく刻んで「八方だし」「酒・水」と共に炒り煮する
 ・途中・「ちりめんじゃこ」「実山椒の塩漬け」を追加
 ・最後に「少量の油」をいれて炒る


◆焼き鮭(甘塩)

 ・焼いたら熱いうちに醤油、皮ははぐ

◆甘い玉子焼き(きび砂糖・醤油・油)
◆しし唐の、炒めおかか醤油
◆たらこ人参
◆小梅干し(昨年製)
◆らっきょう茗荷の梅甘酢

◆しじみの味噌汁(インスタント)


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もう、オカズの作り置きが出来ない季節なので
「低血のネボスケ女」には、辛いことになっている

あれこれと品数が作れない

まっ、安全で美味しけりゃイイヨネ~


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※レシピブログさんの、本日の「イチオシブログ」で載せて頂きました♪
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素麺

2011-07-11 | ゴハン・パン・メン

まちがいなく、お素麺が美味しい季節になりました

たまりませんなぁ


「素麺」は茹で時間が短いから、拵える方も助かるし

と思っていたら................

今は、お蕎麦も「2~3分」で茹であがるのが売っている
真夏は、「短時間で茹であがる」ってことが最高に【美味しい】


薬味は色々..............

◆青ねぎ・ショウガ・梅干し
◆青ねぎ・七味・切りゴマ
◆さらし葱・わさび
◆煎り卵
◆大根おろし
◆とろろ
◆ゆでオクラ
◆すだち

...........冷蔵庫をゴソゴソして、いろいろ楽しんでます




早朝の骨董市で仕入れてきたバッカの「大鉢」に、氷水と共に
ん~藍色の鉢が、思ってたより涼しげで良い感じ~ふふふ

奥のガラス鉢は......「ゆでキャベツ」を冷たくしたの

素麺の合間に、つゆにつけて食べました
シャキシャキしてて、すごく美味しかった


冷たい素麺..................

夏のあいだ、呆れるほど「飽きず」に食べ続けているけれど

ある日の「おひる」...............

急に食べたくなくなって、唐突に飽きちゃう

不思議に思って暦をみたら............

秋になっていたりして



同じようなことを、作家が書いていた気がするな?

宮尾さんだったかな?



夏の終わり.........

日本中の人が「冷たい素麺」に飽きちゃってる図って

なんだか滑稽で可笑しく、祭りの後のようなケダルサが漂う

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塩だこ

2011-07-11 | 茹でもの

北海道産の、生のタコ(生食用)が売っていたので

足1本、サッと茹でて冷水につけ............
水分をふきとり、ペーパーに包んで冷蔵庫

充分に冷えて締まったら、ぶつ切りにし

◆荒塩・すだち

「すだち」も添えたけど
本当は「塩だけ」が美味しいです


タコは.....................

表面は煮えているけど、中は「半生」な感じ
できれば「中心」は、完全な「生」にしてほしい

塩茹でしてあるタコは「塩辛い」ので
この食べ方は不向きです

「生」を見つけたら、試してみて下さい


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北海道の実家では、うんと塩をいれた「湯」でサッと茹でて
そのままブツ切りにして食べたり(塩味が効いてる)
お刺身はもちろん、網焼きしたりして楽しんでた(半生)

タコが大きいから、「頭の部分」も食べ応えがあり
こちらの方が柔らかく味もあるから、足より好きだって人も多い

今から考えたら、贅沢な食卓だったなぁ~

「毛ガニ」だって、1人1~2ハイが当たり前だったし
食べるのが面倒だからって、切って味噌汁にしたりしてた

うっ、なんと贅沢な

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鶏たま

2011-07-11 | 煮もの

いわゆる「親子煮」です


◆ゆでたまご

 ・水の中にひたし常温に戻した卵
 ・水から中火で13分、すぐ冷水

◆鶏もも肉

 ・ぶつ切りにし
 ・酒・塩でもんでおく

◆ちくわ(お好みで)

◆酒・水
◆かつぶし
◆味の母・きび砂糖
◆醤油・塩・梅酢
◆生姜スライス


暑いから、あまり長くは煮ていません

「鶏肉」を炒めて、水分と調味料を煮たて
「ゆでたまご・ちくわ」をいれて

蓋して中火......ササッと煮つけただけ
それでも「汗みどろ」になった

そして、汗かきかき食べたけど
すごく美味しかった

オットも喜んでいて、煮て良かった~と思った


残りは冷蔵保存しといた

冷たく「煮こごり」になった「鶏たま」は
炊きたての「熱いごはん」にのっけて
オットの「朝めし」になりました

これまた大喜びしてた


夏の煮物は「短期決戦」か

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凍らせた器

2011-07-11 | 好きなこと

解り難いんですけど

お刺身を盛りつけた「器」は
軽く「凍らせて」います


焼きしめかな?この器.......
詳しくないので定かじゃありませんが

とにかく、いちど洗って「水分」を含ませ
ふきんで丁寧に拭いてから............

冷凍庫で15~20分で凍らせる

供する直前に盛りつけて、食卓へ

冷房を使ってない「暑い室内」だったけど
思ってたより長い時間つめたくて、美味しく頂けました


暑い夏

器や盛りつけ方も「夏仕立て」

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