紫蘇入れして、ちょうど1週間の「小梅干し」
まだまだ染まり足りない
土用干しは、ちゃんと「土用」が来るまで「オアズケ」のようだ
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それまでは「太陽」がモッタイナイので
古い梅干しを「土用干し」していますが
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「梅漬け」とはいえ、きちんと干して保存してある実なので
たった1日で、ここまでシワシワに干ささってしまう
さすが早いな
これが終わったら、もう1瓶あるので
それも干してしまおう
「梅漬け」も、それなりに刺激的で美味しいから
「梅干し」とは別に、少しだけ保存してきたけど
最近はなぜか、あまり好まなくなってきて
干したまま保存した「梅干し」のほうが、美味しく感じる
熟成した静かな味がいい
梅に限らず、昔より「マイルド味」を好むようになってきたようだ
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「梅干し」で連想する話としては
いささか失礼な気もしますが................
先週末の土曜日 クラクラするほど暑い「お昼時」に
私達は、ラーメン屋さんの暖簾をくぐっていた
このクソ暑いのにって感じだが
熱いラーメンが、ムショウに食べたくなったのだ
思いはみな同じなようで、開店直後から繁盛していた
それに誰も「冷やし中華」なんて注文していなかった
アタシは、野菜炒めがのっかった醤油ラーメン
オットは塩味のタンメン.......を、それぞれ頼む
汗みどろ
美味至極なり
足元がおぼつかない、杖をついたお爺ちゃんは
涼しい顔でペロンと平らげていた
私達より後に入ってきて、サッと食べてサッと出て行った
粋だ
大人って感じ
「ま~あぶなっかしい、この炎天下を歩いて大丈夫なのかしら?」
などと、偉そうにも「労わっていた」自分が恥ずかしくなる
小僧っ子のくせに
「ご無礼いたしました」と、長老の背中にむかって頭を垂れる
年月とは「古く劣化」するのではなく、【熟成し向上】することなのだな
アタシも見習って、頑張ろう(何を?)