あるもので適当に「インドカレー」を手本に拵えたら、美味しいスープカレーになった
ラムを使ったから、旭川時代に食べていた懐かしい「マトン」のスープカレーに似たんだと思う
※ラムとチキンは、タンドリーチキンのように半日ほど「マリネ」した
(◆おろし玉葱・おろし大蒜・おろし生姜・ジンギスカンのたれ・ヨーグルト・カレー粉)
※玉葱は強めの火加減で勢いよくきつね色に炒め
※カレー粉やトマト水煮や香味野菜だとと、炒め合わせ
※そのごに、マリネしてあった肉類を炒め合わせ
※ひよこ豆を煮てあったので、その煮汁と豆を加え(◆コンソメキューブ)
※調味して(◆醤油・カレー粉など)ふつふつ煮る
※最後は風味づけにカレー粉をふって、完成
キャベツと胡瓜のマヨネーズサラダを添えて・・・
このカレーは先週はじめに拵えたもので、レシピを記録しないまま、急きょ北海道に帰省していたもんで
正確な内容を忘れてしまいました、とても美味しくできたのは間違いないのですが..................
だから、こんな曖昧な記録になります
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26回目の結婚記念日に、札幌の姑が急逝した
本当に突然、逝ってしまった
ぬけるような秋空の、燃えるような紅葉のなか、姑をみおくった
呆気なく、拍子抜けするほど簡単に、白いお骨になってしまった
青・赤・橙・黄・山吹・深緑・朱色・紫......そして黒と白
あまりにも急なことで、たぶん本人も、残された私達も
ひどい混乱のなか右往左往しながらだけど、なんとか無事に儀式を終え
ようやっと、頭と時間と現実が追いついてきた感じ...............
とりあえず、オットを札幌に残しアタシだけ船橋へ戻ってきた
これからのことを、ゆっくり冷静に考えねばなと思いを巡らせながら
夜の羽田空港で、ひとりバスを待っているとき突然きがついた
上京して15年、親の生き死にでしか飛行機に乗っていないってことに
つい2ヶ月前だって、父親の法事で羽田と帯広を往復したのだ
楽しい旅行だとか遊びにいく里帰りでだとか、そんな能天気なことは1度もない
生きていようが亡くなっていようが、つねに憂鬱な気分でのフライトしかない
いや空路だけではない、湾岸道路だって楽しい気分で通過したことなんか数回しかない
ほとんど、暗い気持で隅田川やフジTVやレインボーブリッジを眺めている記憶しかない
このたびの出発は雨の早朝、朝が始まったばかりの暗い駅前からだった
始発で出勤の人々が、乗り継ぎのために駅と駅とのあいだを駆けぬける
駅前がすごく賑やかでビックリしつつも、バスは羽田へとむけて走りだす
窓ガラスを斜めに滑る雨粒のむこう、白々と夜が明けてくる
ねずみ色の、ビル群・曲がりくねった橋・広い河口などなど
気持ちも灰色のまま、なんの感情もなく眺めている自分に気づく
またそれが新規で繰り返されるのか
いたしかたがない、私たちはそんな年齢なのだ
亡くなる前日の姑の姿が、小学校3年の甥っこがフザケて撮ったタブレットの中に残っていた
ソファーに座って、大好きな韓流ドラマをみている
ときどき目線を合わせ、甥になんか言って叱っている
お化粧もちゃんとして、とても死ぬようには見えない
順調な日常は、或るとき突然たち消える
そして軌道修正され、また新しく動きだす
頭を切りかえなければ