新春を迎えた快晴の1月2日、「新春の空に鷹が舞う!・・・諏訪流放鷹術の実演」を見に浜離宮庭園
( 東京都港区浜離宮庭園1-1 TEL 03-3541-0200 )に行きました。
会場は、この催しを見るために多くの見物客が早くからつめかけていました。
放鷹術の歴史などの説明があった後、鷹を周囲の環境に慣らすための「輪回し」と呼ばれる所作が行われました。
次に鷹匠の拳から他の鷹匠の拳へと鷹を飛び移らせる「振り替え」が行われました。鷹は低空で飛びます。
その次は、樹上にいる鷹を拳に呼び返す「渡り」。写真は正面の木の枝にに止まらせようとしているところです。
ハイライトは隣接の”電通ビル”の屋上から、隼(はやぶさ)を急降下させる実演。
建物から飛び立った隼は、急降下すべく上空を旋回していました。ところが、この隼に向かって野生の鷹が縄張りを荒らすな
と襲ってきて、空中戦になってしまいました。突然のハプニングです。急降下するはずの隼は平常心を失い、戻って来ません。
なお、隼には小形の発信器についていて、位置が分かるので探して呼び戻すのだそうです。
この行事は回を重ねており上手くいくこともあるようですが、生き物の鷹を思いどうりにするには、なかなか大変なようです。
PENTAX K20D + TAMRON AF18-250mm F3.5-6.3 で撮影
「にほんブログ村」人気ランキングに参加しています。バナー(左のボタン) をクリックしていただければ幸いです。