「哲学の道」は、京都市左京区にある琵琶湖疎水に沿った小道。熊野若王子神社から銀閣寺まで約2km の道を歩きました。
歩き始めて半分のあたりまでは、緑が深く、とても自然が豊かです。
銀閣寺に近づくにつれて、店が多くなり俗化し、終わりの頃は、遊歩道部分も何故か閉鎖されているか所が多くなります。
下の写真は、熊野若王子神社からの出発地点にある「哲学の道」の石柱。
土曜日のお昼前の時間でしたが、人通りは意外に少なく、とても良い雰囲気でした。
哲学の道は、春は桜が美しく、秋はモミジなどの紅葉が美しいとのことですが、初夏の新緑もなかなかのものです。
ところどころにシャリンバイ (車輪梅)の花が咲いていて、目を楽しませてくれました。
疎水の水は澄んでいて、魚影も濃く、サギも姿を見せていました。
ここには、カワニナがいるためゲンジボタルが自生しているようです。
「哲学の道」は哲学者の西田幾太郎がこの道を歩きながら、思索にふけったことから、「思索の道」そして「哲学の道」となったとのことです。
この道の中間点付近に「人は人 吾はわれ也 とにかくに 吾行く道を 吾は行くなり」という西田幾太郎の歌の石碑がありました。
PENTAX K7 + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC で撮影
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