

世界遺産であり、国宝でもある「銀閣寺」。正式名は東山慈照寺です。室町幕府第八代将軍、足利義政が創立しました。
第三代将軍、足利義満が創立した鹿苑寺の金閣舎利殿を模して造営したものです。
この写真の観音殿を「銀閣」と呼び、寺全体を「銀閣寺」と呼ぴます。これは、中学や高校の日本史で誰もが学んだ内容ですね。
なお、科学的調査により、創建当時から銀箔は貼られていなかったということですが、「銀閣」とよばれるのは諸説があるようです。
「銀閣」の前の石庭、円錐台の形をした造営物は「向月台」、平場の波の形をしたものは「銀沙灘」(ぎんしゃだん)と呼ばれます。
平成19年2月から行われていた大規模な修復工事が今年4月半ばに完了して、創建当時の美しい姿を見せてくれるようになりました。

この銀閣寺には、「東求堂」(とうぐどう)と呼ばれる、もう一つ国宝があるということを訪れて初めて知りました。
義政の持仏堂で、三間半四方の大きさです。池に面して建てられており、書院造りや茶室の源流となっているとのことです。

銀閣寺の庭は池泉回遊式庭園になっていて、庭園には苔で覆われた部分が広がっています。「苔寺」として知られる西芳寺を模したとのことです。
苔がこんなに見事に生えるのは自然が豊かだということでしょう。

奥の山道を登り、振り返ると銀閣寺の全景が見渡せ、その先に京都市街が広がっています。

この山道には、箱根空木(はこねうつぎ)の花が数カ所に咲いていました。
PENTAX K7 + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC で撮影
