中央スイスに位置する、ルツェルンの街は8世紀には歴史に登場する古い街です。
周辺の酪農業に加え、交通の要衝で商業都市として栄えてきました。
観光スポットの第一は、ルツェルン湖(フィーアヴァルトシュテッター湖)から流れ出るカペル川に架かる屋根付きのカペル橋です。
1933年に完成したヨーロッパ最古の屋根付きの木橋です。延長は約200m。
もう一つのルツェルンを代表するスポットは「瀕死のライオン記念碑」です。
ライオンの脇腹には折れた槍が刺さり、盾と矛をそばに悲しげな顔をし、息も絶え絶えです。
スイスは山国であったために、他の国に比べて貧しいこともあって、体力と気力のある強い兵隊を傭兵として外国に多く出していました。
1792年フランス革命が勃発し、ルイ14世とマリー・アントワネット王妃を警護していたスイス人傭兵786人が全滅しました。
この死を悼んだ記念碑は岩山に刻み込まれており、勇敢な彼らをたたえたモニュメントは心を打つものがありました。
今も傭兵の歴史は残り、バチカンを護衛するのはスイスの傭兵だということです。
街の中心部にあるルツェルン湖は、今でも観光船など、舟運に広く使われています。
ルツェルン湖 といえば、ベートーヴェンのピアノソナタ「月光」のイメージ「ルツェルン湖の月光の波に揺らぐ小舟のように」を思い出します。
しかし、その様子をぜひ見たいと思っていたのですが、この時は曇りで、月はとても見れそうにはありませんでした。
詳しいことは「めいすいの海外旅日記 スイス第8日」をご覧下さい。
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