マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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都祁水分神社還幸祭

2006年12月20日 09時22分10秒 | 奈良市(旧都祁村)へ
奈良市都祁友田町の都祁水分神社。古式ゆかしく行われる渡御祭礼は都祁山口神社を出発した遷幸神輿を神輿休みの地へ迎えに行きます。

大和の国の東部山間部の地域は、東山内と呼ばれる広大な地域で、大字は旧都祁村から友田、来迎寺、小山戸、相河(そうご)、白石、藺生(いう)、甲岡、南之庄、吐山、針、小倉、針ケ別所、馬場、萩、下深川、上深川、高塚。宇陀市室生区からは無山、多田、染田、小原、上笠間、下笠間、深野。

山添村から毛原を加えて26カ大字の大行列。大御幣を先頭に、御社旗、日月旗、大太鼓、白石国津大明神旗、騎馬甲冑武者、天狗、獅子舞、神職、騎馬当人児、槍、御幣に各大字旗、騎馬宮司の大行列が続きます。

大行列に続いて最後に神輿の宮入りが始まります。

神輿は同神社に遷幸されると広い境内を走り回る暴れ神輿となり、そのあと遷幸の儀が執り行われます。

(H18.10.26 Kiss Digtal N撮影)