マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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4ヵ月後のゴロー

2006年12月23日 08時07分20秒 | もっと遠くへ(十津川遊び編)
12月19日の奈良新聞を読んでると、アレ?

例年夏にお世話になる十津川村風屋の「民宿津川」のおばちゃんとゴローが紙面を飾ってますがな。

今年5月に拾われた4ヵ月後のゴローがすくすく育っちゃって。

相変わらずおばちゃんの手から食事もらって。

早速、おばちゃんに電話してみた。

今度は読売新聞からも取材に来てたって。

おばちゃん、モンペはいてなくてよかったわと笑ってた。

数日前の朝、ゴローが行方不明。

垣根を飛び越えて脱出すること数回あったけどその度に戻ってくる。

山から無事戻ってきたときは、ホっとすると話される。

今夏に行ったとき連れの子どもらが大喜びでゴローとなでなでして戯れる。

そのときは生後3カ月のバンビちゃん。

哺乳瓶でミルクをごくごく飲んでいた。

あれからはシカセンベイを大量に買ってあげてるんだって。

ミルク代やらで犬飼うよりケッコー費用かかるよぅーって。

今は狩猟時期なので時期外れてから自然に放つそうです。

たぶん来年の春でしょうね。

ゴローを見たい方は是非「民宿津川」さんにお泊りくださいと当ブログで宣伝しておきますね。

(H18.8.27 Kiss Digtal N撮影)

<村民らの人気者-拾われバンビすくすく> (2006.12.19 奈良新聞より引用)
十津川村風屋の民宿で、今年の5月に拾われた野生のシカが育った。名前は「五郎」。人になつき、愛くるしい姿で、宿泊客や近くの村民の心を温めている。
民宿経営の津川正美さんが、今年5月20日の朝、タケノコを採りに近くの竹やぶに入ろうとして、産み落とされたばかりのバンビを見つけた。
ベテラン猟師で、野生動物の世界を知っている津川さん。バンビをそっとして家に戻ったが、夕暮れ前にもう一度見に行くと、バンビは同じ場所に座り込んだまま。野犬などに襲われることを思うといたたまれず、家に連れ帰った。
正美さんと妻、澄さんは、哺(ほ)乳びんで牛乳を与えてバンビを育てた。7カ月経った今では、背の白い斑点も消え、体長約1メートルに成長。オスジカで来年には角も生えるという