マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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豊浦町のとんど

2012年03月15日 06時44分40秒 | 大和郡山市へ
「重ね正月という詞があるそうだ。

それは2月1日のことで、1月の正月の後の最初の朔日(ついたち)であることから2度目の正月ととらえられているという。

厄年にあたる人は一つ歳を繰りあがり、いち早く厄年を乗り切るという。

この日に回礼する「二月礼者」という風習もあると産経新聞に紹介されていた。

その記事にはひと月遅れの年始回りをする人を迎えるために注連縄を2月1日まで玄関に飾る家もあるという。

2月までは正月であるというのだ。

旧暦のことを言っているのかどうか判らないが、まだまだ寒い季節は新春の間。

立春を迎えるまでは正月ととらえていたのであろう。

トーヤが立てたとんどが畑の中にあった。

マツリのトーヤであるのかとんどのトーヤであるのか判らないという男性は犬を散歩に連れていた。

とんどの内部には既に神社で飾られた注連縄や家の〆飾りもあった。

とんどは何時されるのか。

隣町の杉町では2月1日の朝だった。

八幡神社の傍前の畑でしていたがそれは戦前までのことだと89歳のMさんが話す。

豊浦町もそうであるかといえば違った。

2月に入った日曜か月曜の朝らしい。

(H24. 2. 1 EOS40D撮影)