スタッフ14人に保護者会は14人も集まった野遊び自然観察会。
今年度最後となった今回は馬見丘陵公園にやってきた。
野遊びとしては初の会場となる。
馬見丘陵公園は先日に下見をした広大な公園だ。
4~5世紀に築造された馬見丘陵古墳が点在する歴史的遺産と豊な自然環境を保全、活用するために奈良県が都市計画された。
公園の広さは奈良公園に次ぐ2番目の広さである。
出発地の公園館を見上げてみれば大空を舞うタカがいる。
遥か上空をホバリングする鳥は果たして・・・。
追いかける双眼鏡から外れてしまった。
ハイタカかチョウゲンボウであると思われたが断定できない。
ツツピーと囀るシジュウカラ。
野鳥はバレンタインデー辺りからカップルを求めて囀るらしい。
ヒヨドリ、モズを見て下池に向かった。
そこにはカワアイサ、カワウ、カイツブリ、ハシビロガモ、マガモ、コガモ、カルガモが泳いでいる。
その池の西側からぐるりと回って北方面、東側の池堤を歩く。
オナガガモもいた。
一本の樹木があった。
その下に落ちていた黄色い実。
ムクロジである。
樹上を見上げれば確かに実がぶらぶら。
ムクロジの実は石鹸になる。
この実の皮を水に浸けて手でこすれば泡立つのだ。
もちろん石鹸のように汚れを落とすことができる。
橿原市太田市のツナクミのときに掛ける樹木の一つにムクロジがある。
その木をゴボゴボの木だと呼んでいたことを思い出す。
界面活性作用をもつサポニンが含まれているからだそうだ。
魚にとっては毒であるサポニン。
こうした石鹸の木にはエゴノキもある。
ムクロジの実は黒い。
羽子板の羽根に使われているとても堅い実である。
先を急ごう。
エナガ、ハシブトガラスに畑に留まるケリを見て東側に移動する。
そこではカシラダカやニュウナイスズメがいた。
小枝に留まっているが逆光で見えにくい。
池にはヒドリガモも佇んでいる。
コゲラがドラミングしていた林の中に居たアオバト。
昼食後にずいぶんと楽しませてくれたアオバトだったのだ。
昼食は古墳下の広場で過ごした。
晴れたり曇ったりだったが気持ちいい風にラーメンがすすむ。
滅多に持ってこないのだが、いっぺんは試しにというわけで先日買っていた大阪ラーメンだ。
産経新聞の記者さんが自ら開発としたラーメン。
話題沸騰で売り切れ店が続出したというラーメン。
一口目はコクのあるトンコツ醤油味がツンとくる。
次第にそれは緩やかにやわい味に落ちついていく。
まずまずの味に、おかげさまで身体が温もった。
食べ終わってしばらくした時だ。
逃げていったアオバトが元の場所に戻ってきたという声に大急ぎで駆けつける。
そこで観察したアオバトは樹上にいる。
留まってはグイ飲みこむ姿にみとれる。
ぐいぐい飲みこんで「そのう」で消化するのは鳥独特の消化機能だそうだ。
飲みこんだドングリが喉から胸にかけて膨らんでいく。
その様子がはっきりと判るアオバトのドングリ丸飲み喰い。
実はアラカシだ。アオバトは何度もなんども立ち位置を替えては丸飲みする。
なんぼほど食べるんだろうか。
数えたすーさんが言った。
アオバトの演技賞は15粒だと・・・。
野鳥がそれほど食べるのは、すぐに消化して飛ぶエネルギーに変換するという。
野鳥撮りカメラマンとともに10分以上も観察させてくれたアオバトに感謝する。
戻り路にはキジバト、ジョウビタキがいた。
ヤマガラは賑わいをみせて囀りまくる。
あっちこっちに小枝を飛び回る。
まるであわてん坊のようだ。
そのときカメラが捉えたヤマガラの口。
何かの実を銜えている。
美味しそうな実だこと。
池にはヒドリガモ、ヨシガモ、ダイサギも見られた。
私は見られなかったが、アオサギ、メジロ、カワラヒワ、マヒワらしき野の鳥などもいたそうだ。
たっぷりと観察させてくれた馬見丘陵公園。
本日の距離は4800歩だった。
(H24. 2.12 EOS40D撮影)
今年度最後となった今回は馬見丘陵公園にやってきた。
野遊びとしては初の会場となる。
馬見丘陵公園は先日に下見をした広大な公園だ。
4~5世紀に築造された馬見丘陵古墳が点在する歴史的遺産と豊な自然環境を保全、活用するために奈良県が都市計画された。
公園の広さは奈良公園に次ぐ2番目の広さである。
出発地の公園館を見上げてみれば大空を舞うタカがいる。
遥か上空をホバリングする鳥は果たして・・・。
追いかける双眼鏡から外れてしまった。
ハイタカかチョウゲンボウであると思われたが断定できない。
ツツピーと囀るシジュウカラ。
野鳥はバレンタインデー辺りからカップルを求めて囀るらしい。
ヒヨドリ、モズを見て下池に向かった。
そこにはカワアイサ、カワウ、カイツブリ、ハシビロガモ、マガモ、コガモ、カルガモが泳いでいる。
その池の西側からぐるりと回って北方面、東側の池堤を歩く。
オナガガモもいた。
一本の樹木があった。
その下に落ちていた黄色い実。
ムクロジである。
樹上を見上げれば確かに実がぶらぶら。
ムクロジの実は石鹸になる。
この実の皮を水に浸けて手でこすれば泡立つのだ。
もちろん石鹸のように汚れを落とすことができる。
橿原市太田市のツナクミのときに掛ける樹木の一つにムクロジがある。
その木をゴボゴボの木だと呼んでいたことを思い出す。
界面活性作用をもつサポニンが含まれているからだそうだ。
魚にとっては毒であるサポニン。
こうした石鹸の木にはエゴノキもある。
ムクロジの実は黒い。
羽子板の羽根に使われているとても堅い実である。
先を急ごう。
エナガ、ハシブトガラスに畑に留まるケリを見て東側に移動する。
そこではカシラダカやニュウナイスズメがいた。
小枝に留まっているが逆光で見えにくい。
池にはヒドリガモも佇んでいる。
コゲラがドラミングしていた林の中に居たアオバト。
昼食後にずいぶんと楽しませてくれたアオバトだったのだ。
昼食は古墳下の広場で過ごした。
晴れたり曇ったりだったが気持ちいい風にラーメンがすすむ。
滅多に持ってこないのだが、いっぺんは試しにというわけで先日買っていた大阪ラーメンだ。
産経新聞の記者さんが自ら開発としたラーメン。
話題沸騰で売り切れ店が続出したというラーメン。
一口目はコクのあるトンコツ醤油味がツンとくる。
次第にそれは緩やかにやわい味に落ちついていく。
まずまずの味に、おかげさまで身体が温もった。
食べ終わってしばらくした時だ。
逃げていったアオバトが元の場所に戻ってきたという声に大急ぎで駆けつける。
そこで観察したアオバトは樹上にいる。
留まってはグイ飲みこむ姿にみとれる。
ぐいぐい飲みこんで「そのう」で消化するのは鳥独特の消化機能だそうだ。
飲みこんだドングリが喉から胸にかけて膨らんでいく。
その様子がはっきりと判るアオバトのドングリ丸飲み喰い。
実はアラカシだ。アオバトは何度もなんども立ち位置を替えては丸飲みする。
なんぼほど食べるんだろうか。
数えたすーさんが言った。
アオバトの演技賞は15粒だと・・・。
野鳥がそれほど食べるのは、すぐに消化して飛ぶエネルギーに変換するという。
野鳥撮りカメラマンとともに10分以上も観察させてくれたアオバトに感謝する。
戻り路にはキジバト、ジョウビタキがいた。
ヤマガラは賑わいをみせて囀りまくる。
あっちこっちに小枝を飛び回る。
まるであわてん坊のようだ。
そのときカメラが捉えたヤマガラの口。
何かの実を銜えている。
美味しそうな実だこと。
池にはヒドリガモ、ヨシガモ、ダイサギも見られた。
私は見られなかったが、アオサギ、メジロ、カワラヒワ、マヒワらしき野の鳥などもいたそうだ。
たっぷりと観察させてくれた馬見丘陵公園。
本日の距離は4800歩だった。
(H24. 2.12 EOS40D撮影)