マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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イズミフードの唐揚弁当

2013年10月30日 08時21分55秒 | あれこれテイクアウト
イズミフード㈱という会社が大和郡山市の昭和工業団地内にある。

惣菜を作って販売している本社・工場が今国府町にある。

工場がある地域も送迎範囲でときおり通る。

2年前から勤めた送迎の仕事。道中で患者さんと話題になった工場に幟や貼り紙に目がいく。

敷地内のプレハブ施設にも貼ってあったお弁当の販売だった。

スーパーで売っている弁当との違いはどうなのか。

価格はどれぐらいなのだろうか。気になっていた。

販売時間帯はいつも仕事中だ。

休みのときに行けばいいのだが、そのときは気が回らない。

とうとうこの日が巡ってきた。

送迎の便が早く終わった。

試しに覗いてみようと立ち寄ったイズミフードの販売施設。

お弁当を売っているようには見えない施設の扉を開けた。

店員さんが一人おられた。

販売は会社が作っている惣菜や弁当類。

時間は12時をとうに過ぎていた。

売っているのはごく僅か。

なんでも11時の開店前からやってくる人も多く、すぐに売り切れてしまうそうだ。

笑顔で話す店員さんの話しによれば作った惣菜やお弁当は高島屋、大丸松阪屋、近鉄、京阪などの大手の百貨店で販売しているそうだ。

イズミフードの名ではなく「まんてん」、「あうん」、「あんさんぶる」、「こころ」というブランド名だそうだ。

最近では三超伊勢丹店でも直販をするようになったそうだ。

ショーケースに残っていた総菜に目がいく。

なんと80円のラベルがある。

おそらく100gであろう。

他にも130円。高くても198円だ。

近くのスーパーで売っているよりも格段に安い値札に驚く。

スーパーであれば夕方時間になれば割引セールのシールが貼られる。

それよりも安いと感じた総菜は後日にしよう。

今日の目当ては弁当だ。

仕事を終えて取材地に行く。

それまでの腹ごしらえを決めた弁当は350円の唐揚弁当だ。



ご飯には黒ゴマが塗してある。

これを見ただけでもお高い弁当。

直販売だからお安い。

見た目にジューシーそうなカラアゲがこん盛り。

イズミフードの弁当は総菜にある。

盛った惣菜はタケノコ、カボチャ、インゲンマメ、菜のおひたしに煮込みのシイタケ。

出し巻きたまごまである。

キュウリを合えたポテトサラダなど見ためは豪華。

さてさてお味はいかがか。

全般的にしっとりとした、やや控えめのある味である。

ご飯はやや硬めでしっとり感がない。

メインのカラアゲはジューシーさがない。

どっちかと云えばカラカラに近い。

総菜は抜群に美味しい。

タケノコ、シイタケはたっぷり味が染み込んで特に美味しい。

カボチャは甘からずである。

皮は固めで歯ごたえがあるように思えた。

なんといっても美味しかったのが出しまきタマゴ。お汁もたっぷりだ。

これで350円とは驚きの価格。

そう思って完食したが、先日に食べたトライアルのカラアゲ弁当の方が遥かに美味い。

ご飯もカラアゲも店内で作っているほかほか版。

ふくよかでジューシーな弁当は作り立て。

イズミフードの弁当もレンジでチンしたがそうは感じない。

消費期限は夕方4時迄とあるシール。

作った時間は何時なのだろうか。

出来立て、作り立てであれば箸はもっと進んだのでは、と思った。

次回は特別惣菜アウトレットを販売する月曜か金曜の夕方5時に行ってみよう。

何故に月曜、金曜なのか判らないが、大袋入りで販売する総菜は何が出るかは来てみなければ判らない。

徳盛りの惣菜を楽しみにしている人も多く順番待ちになるらしい。

その後、とはいっても平成27年4月27日。

あれから2年も経った日に通りがかったときだ。

販売していたプレハブ施設が消えていた。

事業はやめられたようだ。

(H25. 7. 8 SB932SH撮影)