マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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萱森の消えたホトトギスの代わりに

2016年06月18日 08時55分08秒 | 自然観察会(番外編)
ホトトギスは北椿尾だけでなく、桜井市の萱森にもあった。

棚田が下に見える山道沿いにあった。

やたらというか、ここも多くの斑点葉が見られた。

訪れた時期は4月末だった。

5月中旬に訪れたときは稲田付近の日陰にあった。

山道にあったものとは違う種類だと思った。

その場は確かめなかった。

気になっていたのは山道である。

多くあったのですぐに見つかると思ったが、ここもまた、ない、ない、づくしだ。

ここも消滅したのであろうか。

謎解きは来年に置いておくが、この場で咲いていた多くの花はミゾソバだった。

白い塊のような白花は、まるでコンペイトウのような姿であるが撮らなかった。

樹木で陰になっている山道は冷たい風が吹く。

吹くというよりも通り抜けるという感じだ。

ホトトギスの代わりといえばなんだか・・・であるが、ここには赤い色が目立つミズヒキが咲いていた。

わずか数ミリの花は長い軸にぽつん、ぽつんと咲いている。

風に揺られてなかなか静止画像にならない。

樹木の間から差し込む光に輝いた一瞬だけが静止した。



付近には背丈が短いギンミスヒキもあったが、なぜか撮る気が起らなかった。

ミズヒキが咲いていた近くに五枚花弁の花が咲いていた。

ヒメフウロのように思えたが・・・。



葉の形からゲンノショウコ・・・でもないような。

柱頭の形がイソギンチャクのような姿・・・。

隣にはタネ。

カラカラに乾いたら飛び出すかも。

で、あればゲンノショウコだが、葉は三つ葉と同じようだ。

そう思って調べたらミツバフウロだった。

(H27.10. 7 EOS40D撮影)

北椿尾の消えたホトトギスの代わりに

2016年06月18日 08時44分48秒 | 自然観察会(番外編)
5月の末、春の観察会に訪れた奈良市の北椿尾

斑点で判るホトトギスの葉っぱがあった。

花も含めて好きな山野草の一つ。

もしかとすれば咲いている状態が見られるかも、と思って出かけた。

特徴ある葉っぱはどこにあったか覚えている。

少ない群生だが、山野道の2カ所だ。

崖崩れがある地より手前にあったが、どこを見てもない。

ない、ないづくし。

葉っぱもろとも見つからないのだ。

ホトトギスの花期は10月まで続くはず。

ここではとっくに終わっていたのかも知れない。

毎年出かける十津川村の滝川

8月末から9月初旬にかけて咲くホトトギスがある。

ヤマジノホトトギスも同時期に咲く。

北椿尾も同じような時期だったのか。

その代わりではないが、入山する直前に道端に咲いていた赤花が目に入った。

彼岸花である。彼岸の時期はとうに過ぎていたこの日に咲いていた。

たったの一輪。

ひっそりと隠れるように咲いていた。

(H27.10. 7 EOS40D撮影)