明日香村・下平田の祐福寺に法然上人の御忌会(ぎょきえ)法要が行われている、と昭和62年3月に飛鳥民俗調査会編・刊行されたの『飛鳥の民俗調査研究報告第一集』に書いていた。
たまたまお会いした村総代のYさん。
寺は存じているが、聞いたことがない行事だからお寺さんに電話してあげようと・・。
結果は、ないということだった。
お寺さんは他から来られる兼務寺。
考えられるのは、調査報告後になんらかの事情で僧侶が代わられて途絶えたのかもしれない。
場を離れて帰路につく。
途中に立ち寄るスーパーや百均ショップで用事を済ませて家に戻りたいが、時間切れ。
切れたのはお腹。
お昼時間も過ぎてどこかで食べたい食事処。
行きしなの道中は昼めしを何にするのかあれやこれやと車窓に目がいく。
あの店、この店はさまざまなジャンル。
昨年の平成30年11月に新装開店したラー麺屋に車を停めた。
入店した時間帯は正午半。
23台も停められる駐車場は半分ほど。
店内に居らして食べているお客さんも半分程度。
満席であれば困るが、本日土曜日のそこそこ入り状況にへぇのラー麺ずんどう屋奈良田原本町店だった。
お一人さんはカウンター席に案内される。
座ったところで店員さんが持ち込んだ高菜漬け。
たぶんにピリ辛だろうが、それをサービスですからと伝えていた。
あの美味しいふくちぁんラーメンは勝手にとるビュッフェ形式。
もちろん無料であるが、ここはサービスですからとお奨めである。
メニューをあれやこれやと眺めて、うーん。
決め手に欠ける食事メニュー。
ラー麺屋さんだからラーメンは当たり前であるが、最低価格が750円。
昨今の市場からいえば安いほうだが・・。
これが650円なら躊躇なく注文する750円の“元味らーめん”。
お店の謳い文句に「純正味シンプルとんこつらーめん。ずんどう屋定番の味」とあるから、これが店の味。
他にも800円の元味HOTらーめんや900円のねぎ好き、ピリ辛味もある。
他にも850円の味玉らーめんや1100円の全部のせらーめんに1170円のチャーシューメンも。
さて、メインが決まった。
その一杯でいいのだが、こっちもと心がゆれ動く。
気になったのが三種の丼もの。
塩チャ丼、味玉丼、ずん丼の3品は量によってお値段が違う。
ミニであれば350円、並みは450円に大盛りタイプが650円であるが、らーめん+丼セット版はメニューにない。
これは確かめなきゃとミニ版の味玉丼を注文した。
で、らーめんはどんな商品であっても、背脂の量や麺の形状に希望が選択できる。
この日の選択は背脂がこってり。
麺はちぢれ麵にした。
発注してから3分。

早速、運ばれてきた元味らーめん+味玉丼ミニ。
見るからにこってり系のラーメンである。
味玉丼にのっけていた熟系の煮玉。
メニュー写真に掲載されている写真では二つ。
配膳されたのは一つ。
掲載写真はどうやら並みのようである。
始めに箸をつけたのはらーめん。

湯気がないのか、ラーメンの香りが浮かんでこない。
スープは熱々でもなさそうなので、箸で摘まんで口に。
ずるっと勢いよく吸って口の中が・・。
なんとなく獣の匂いを感じた。
この味、獣の味で思い出すインスタントラーメン。
“臭いのが当たりまえ“とでも云っているようなクセのある獣臭だった。
ここずんどう屋のラーメンはそこまでいかなくとも、ぷーんと感じる獣臭。
二口目がコワくなったが、箸ですくってずるずる。
三口目になれば臭みは感じない。
舌が慣れてきたような気がする。
その後は箸が止まらない。
実は、旨いのである。
クセはむちゃあるが、味は申し分ない。
頼んだちぢれ麵の食感はないが、スープが麺にだだ絡む。
ずるずる、ずるずる・・・。
一気に半分くらいまで攻め立てた。
さて、ラーメンの味がわかったところで、今度は丼だ。
こちらもガツガツ喰い。
箸を丼に突っ込んで口を丼の縁にもっていく。
箸が動く。
ガツガツ動いて大量の飯が口のなかで踊る。
意外と美味いやん。
はじめの食べ方が刻み海苔に刻みねぎ。
がんがん食べる丼めしが美味い。
タレの量は少ないが味のある丼飯が美味い。
それにしてもねぎの量が多い。
タレの味を邪魔するかのような量である。
海苔を片づけた次は味玉である。
がつがつ飯を入れた口に味玉を。
半分を口の中に放り込む。
じわっと美味さが伝わってきた味玉。
濡れ場の情景が浮かんだ。
これは素晴らしい。
半分食べたところでラーメンに戻って引き続いてズルズル、ずるずる・・。
また、箸が止まらなくなった。
とろとろに溶けてしまうチャーシューが美味い。
味は濃くないのだが、旨みのある味に食感。
これもまたラーメン麺とともにずるずる、ずるずる。
ラーメン丼の泥沼に惹かれていく。
一枚の海苔、刻みねぎの効果はない。
あまりにも強烈なこってりコテコテ味のスープによってラーメン沼に吸い込まれていく。

味玉丼も同じくとろとろチャーシュー。
比較的、こちらのほうが味を感じやすい。
掻きこみ、駆け込み・・・むちゃ美味いが、次第に飽いてくるスープ味。
どろどろのコテコテ感も飽いてきたので、サービスだと云っていた高菜漬けをトッピング。
なんと不思議なことにこれまでこってり感丸出しだったのが、さっぱり感に大変身。
意外とこれがいけるくち。
スープ残さず完食してしまった。
食べきってからのお願い。
ラーメンの麺量は少ないが、スープの沼に溺れそうになったので、ラーメンもミニ版をお願いしたい。
(H31. 2.23 SB932SH撮影)
たまたまお会いした村総代のYさん。
寺は存じているが、聞いたことがない行事だからお寺さんに電話してあげようと・・。
結果は、ないということだった。
お寺さんは他から来られる兼務寺。
考えられるのは、調査報告後になんらかの事情で僧侶が代わられて途絶えたのかもしれない。
場を離れて帰路につく。
途中に立ち寄るスーパーや百均ショップで用事を済ませて家に戻りたいが、時間切れ。
切れたのはお腹。
お昼時間も過ぎてどこかで食べたい食事処。
行きしなの道中は昼めしを何にするのかあれやこれやと車窓に目がいく。
あの店、この店はさまざまなジャンル。
昨年の平成30年11月に新装開店したラー麺屋に車を停めた。
入店した時間帯は正午半。
23台も停められる駐車場は半分ほど。
店内に居らして食べているお客さんも半分程度。
満席であれば困るが、本日土曜日のそこそこ入り状況にへぇのラー麺ずんどう屋奈良田原本町店だった。
お一人さんはカウンター席に案内される。
座ったところで店員さんが持ち込んだ高菜漬け。
たぶんにピリ辛だろうが、それをサービスですからと伝えていた。
あの美味しいふくちぁんラーメンは勝手にとるビュッフェ形式。
もちろん無料であるが、ここはサービスですからとお奨めである。
メニューをあれやこれやと眺めて、うーん。
決め手に欠ける食事メニュー。
ラー麺屋さんだからラーメンは当たり前であるが、最低価格が750円。
昨今の市場からいえば安いほうだが・・。
これが650円なら躊躇なく注文する750円の“元味らーめん”。
お店の謳い文句に「純正味シンプルとんこつらーめん。ずんどう屋定番の味」とあるから、これが店の味。
他にも800円の元味HOTらーめんや900円のねぎ好き、ピリ辛味もある。
他にも850円の味玉らーめんや1100円の全部のせらーめんに1170円のチャーシューメンも。
さて、メインが決まった。
その一杯でいいのだが、こっちもと心がゆれ動く。
気になったのが三種の丼もの。
塩チャ丼、味玉丼、ずん丼の3品は量によってお値段が違う。
ミニであれば350円、並みは450円に大盛りタイプが650円であるが、らーめん+丼セット版はメニューにない。
これは確かめなきゃとミニ版の味玉丼を注文した。
で、らーめんはどんな商品であっても、背脂の量や麺の形状に希望が選択できる。
この日の選択は背脂がこってり。
麺はちぢれ麵にした。
発注してから3分。

早速、運ばれてきた元味らーめん+味玉丼ミニ。
見るからにこってり系のラーメンである。
味玉丼にのっけていた熟系の煮玉。
メニュー写真に掲載されている写真では二つ。
配膳されたのは一つ。
掲載写真はどうやら並みのようである。
始めに箸をつけたのはらーめん。

湯気がないのか、ラーメンの香りが浮かんでこない。
スープは熱々でもなさそうなので、箸で摘まんで口に。
ずるっと勢いよく吸って口の中が・・。
なんとなく獣の匂いを感じた。
この味、獣の味で思い出すインスタントラーメン。
“臭いのが当たりまえ“とでも云っているようなクセのある獣臭だった。
ここずんどう屋のラーメンはそこまでいかなくとも、ぷーんと感じる獣臭。
二口目がコワくなったが、箸ですくってずるずる。
三口目になれば臭みは感じない。
舌が慣れてきたような気がする。
その後は箸が止まらない。
実は、旨いのである。
クセはむちゃあるが、味は申し分ない。
頼んだちぢれ麵の食感はないが、スープが麺にだだ絡む。
ずるずる、ずるずる・・・。
一気に半分くらいまで攻め立てた。
さて、ラーメンの味がわかったところで、今度は丼だ。
こちらもガツガツ喰い。
箸を丼に突っ込んで口を丼の縁にもっていく。
箸が動く。
ガツガツ動いて大量の飯が口のなかで踊る。
意外と美味いやん。
はじめの食べ方が刻み海苔に刻みねぎ。
がんがん食べる丼めしが美味い。
タレの量は少ないが味のある丼飯が美味い。
それにしてもねぎの量が多い。
タレの味を邪魔するかのような量である。
海苔を片づけた次は味玉である。
がつがつ飯を入れた口に味玉を。
半分を口の中に放り込む。
じわっと美味さが伝わってきた味玉。
濡れ場の情景が浮かんだ。
これは素晴らしい。
半分食べたところでラーメンに戻って引き続いてズルズル、ずるずる・・。
また、箸が止まらなくなった。
とろとろに溶けてしまうチャーシューが美味い。
味は濃くないのだが、旨みのある味に食感。
これもまたラーメン麺とともにずるずる、ずるずる。
ラーメン丼の泥沼に惹かれていく。
一枚の海苔、刻みねぎの効果はない。
あまりにも強烈なこってりコテコテ味のスープによってラーメン沼に吸い込まれていく。

味玉丼も同じくとろとろチャーシュー。
比較的、こちらのほうが味を感じやすい。
掻きこみ、駆け込み・・・むちゃ美味いが、次第に飽いてくるスープ味。
どろどろのコテコテ感も飽いてきたので、サービスだと云っていた高菜漬けをトッピング。
なんと不思議なことにこれまでこってり感丸出しだったのが、さっぱり感に大変身。
意外とこれがいけるくち。
スープ残さず完食してしまった。
食べきってからのお願い。
ラーメンの麺量は少ないが、スープの沼に溺れそうになったので、ラーメンもミニ版をお願いしたい。
(H31. 2.23 SB932SH撮影)