マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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ふり返る令和3年10月の介護まとめ

2024年02月17日 08時18分44秒 | むびょうそくさい(おかん編)
この月もおふくろの介護の関係で大阪・住之江に行くことは、まずないが記憶は記録。

ふり返る際に思い出したい事項は書き記しておく。

4日、従妹のYちゃんが贈ってくれた梨は大淀町薬水の梨子本(なしもと)果樹園。

テレビ放送の「マツコの知らない世界」でも紹介された、とても大きな、大きな、大きな直径11cm。

高さも同じく11cmの新高梨を6玉セット
で贈ってくれた。

食後に食べた半分でも多いくらいの巨大梨は瑞々しい甘さが美味しいとペロリ・・

そのころのコロナ過は第5波。

「8月20日に全国の1日当たりの新規感染者が過去最多の2万5866人を記録。その後は減少し、今月3日には1000人を下回った。東京都では8月13日の5773人をピークに、今月4日は100人を割り込み、昨年6月ごろの水準まで下がった
この間にはワクチン接種も進んだ。9月13日には接種を終えた人が全人口の半数となり、今月15日時点では66.1%に上る。少なくとも1回目を打った人は74.7%で、ほぼ4人に3人に達した。
和歌山県の調査では、7〜9月に感染した接種完了者計235人のうち、81%が他人にうつす「二次感染」を起こしていなかった。未接種または1回のみ接種の感染者では72%で、同県はワクチンを「地域での感染拡大防止に効果がある」と評価した。

この他に、オリンピック期間を終えたあとも、報道などで感染者の多さを知った人たちが感染リスクの高い行動を自粛したこともあり、複合的な要因がからみあった相乗効果、ではないだろうか。

9日、夜の寝しなに痒いから腫れてんのかわからへん、と云い出した。

靴下を脱いだ両足は完全な浮腫み状態。

パンパンに腫れとるやないか。

痒いのはかゆみ止めを塗り塗りしかない。

浮腫みは足を高くし、揚げるようにとしかいいようがない。

赤くなっている、というが、それは掻くから。

痒いから掻く。

掻くから痒くなる悪循環。

決して虫さされではない。

で、その症状はいつから、と聞けば、昨日の8日。

幸寿苑の入浴時に介護士が気づいたようだ。

14日の就寝時。

前々から気になっていた垂直ポール支柱手すりが、桟から外れ半分まで動いていた。

それは、おふくろが手すりしたときにどうやら力をかけ引っ張りぎみとわかった。

ベッドに右手を伸ばそうと手すりにかけた左手に力が入って引いていたとわかったから、体重をかけるのではなく軽く支えるだけでいいのよ。

逆にトイレに行く場合は、右手に手すり、左手は廊下の手すりに伸ばそうとしているが、距離が短いから体重はかけていない。

だから軽く支えるだけでえーから、と伝えたら、おふくろも前々から気になっていて、なにかが起こるんかいなと思っていたらしい。

力任せに体重をかけて引っ張れば、桟から外れる実演をしたら、ようわかった、という。

気つけておくから、と・・・すやすや睡眠に入った・

ところがだ。

朝、起こしにかーさんが行ったら、まことにもったらアカンと言われたから、”杖”もってきてという。

えっで、ある。

かーさんには前夜に伝えていた垂直手すりのこと。

おとーさんが、また怒ったらあかんから、私が先にいうから、と・・・

ところがだ。

ガンとして受け入れないおふくろ。

その状態に、やや強い口調でいったのかどうかわからないが、そんなキンキン、キツくいわんといてと、いわれた。

それでも懲りずに“杖”というから、おかーさんといいながら肩をポンと押したらしい。

そのことを聞いた私はイラチどころか、オレはそんなことひとつも言っていない。

1ミリもいってない。

どうやら、おふくろは昨夜に理解して寝たと思っていたが、寝ている間に不安がよぎり、徐々に、ましてもうその垂直手すりは使ったら倒れてしまう、と妄想したのだ。

その結果が“杖”であった。

なんということだ。

いわなきゃよかったのか、と私は苛まれるし、かーさんはもう我慢できない、という。

コロナ禍対策も、ちょっとは緩くなってくるかもしれない筒井の施設。

外出できなくとも面会ができるなら、早く入所してほしいんやからと爆発精神状態に・・・・

うーん。

デイサービスに出かけたおふくろ。

私にかけた言葉が、ガンゴな面に苛立ち。

肩を叩いたのは、そんなんじゃなくポンと肩を押しただけやという。

心がやや落ち着いてきて、ちょっと高ぶったかもしれない・・・

とにかく垂直手すりは撤去し、移動式の手すりに置き換えることにした。

15日、前日にそういう事件があったから、就寝時に廊下からきて移動式手すりに。

そこまではよかったが、水屋の支柱まで右手が届かない。

あれぇ、と思ったんだろう。

“アレ”が欲しいといいだした。

そりゃそうだ、“アレ”がなければ支える距離が遠くなる。

また、不安になったおふくろ。

その様子をみていた私は、とっぱらった垂直手すり、要るんやろ、と云ったら、そうだという。

1年間も使ってきた手すりに慣れていた。

垂直手すりがないと、不安を感じたわけだ。

朝にいったこれいらん、“杖”ほしいと云ったのは、夢、それとも幻想であったのだろう。

かーさん、早くも見つけた奈良市大池の北寄りの老人介護施設「〇〇の園」。

11月になれば、面談・面会が可能になりそうだ。

入居部屋まで入室できるし、すべての要介護、要支援であっても受け入れる住宅型有料老人ホームハッピーガーデン京西。

10月20日・水曜に施設見学の申し込みをした。



20日は、申込していた住宅型介護付き有料老人ホームハッピーガーデン京西の見学。

午前10時から11時50分まで見学応対してくださった施設。

施設担当に16年も勤めてきた特養老人ホームに従事していたベテランのOマネジャー介護福祉士。

1年だけであるが、我が家のいちばん近いウエルネス悠に勤務していたそうだ。

数年前、圧迫骨折に入院。

その後に退院したおふくろ。

大阪・住之江に戻れる状態になるまで我が家に身を寄せ、一時期は介護療養をしてもらっていたデイサービス施設。

また、介護も介助も一切しない、つまり何もしないトマト・ホームもよく知っている、という。

受入順は、そのときの受け入れ状況により判断される。

基本は、夜間を一人で対応できる範囲に、入居者の要介護状態バランスをとる。

救急コールする際は、まず保護者家族に同意を求め、救急病院へ向かっていただく。

家族さんが、遠距離の場合はそれに値せず、といことだった。



見学を終えた感想は、これまで見学した数々の施設よりも、断トツイチバンに利用したい住居付き介護施設。

申し分ない対応をしているように感じた住宅型有料老人ホームハッピーガーデン京西。

系列の西ノ京ハッピーガーデンも見学したい。

そのときには、おふくろも連れて見学・面談させたい。

それには、真っ先にしておきたい大阪・住之江の大和川団地。

4階階段はもう無理、諦めさせるために、長年暮らした住之江の団地。

それから、といえば、実は、私がいないときに、おふくろと、いろいろ話していた、そのときから、もう諦めているから・・・・、という。

思っていただけなら、またぶり返して帰りたい、というやろ。

そうであれば、ケアプランデイア1・ケアマネジャーのFさんに連絡し、ホーム入居の方向を伝えない、と。

今度は、かーさんにしてもらいたい、というたらエライ剣幕でしない!、と・・

電話なんて、私はせーへん、と返す。

理由もなく、拒否するケアマネジャーへの連絡。

だから、こっちも大きな声で、きっぱり返すってなんでや、と怒り。

その大きな声に、いっつもこんなに大きな声に、限界や。

もう、えーかげん家出たい・・・と。

そういうけど、ほんまはどうすんのやと、いえば、年金月6万円では暮らされへん・・って。

いいたいこといっぱいあるちゅうけど・・・オレが大きな声を出す原因を、つくったのはかーさんや。

こっちこそ、いいたいこといっぱいある。

かーさん曰く、オレが我慢していたと思うけど、ここ最近、年齢がいってからは態度が変わったという。

心の中でつぶやいたソレは、そう、ずっと我慢してたのはオレや・・・

キャンキャンされるのも我慢してたんや、と言いたかったが・・・

夕方、久しぶりの電話に長電話になったYさんとの会話。

九州に一人住まいしていた当時90歳の伯母の親戚あるあるだが、一番慕っていたYさんの話だけは、よく聞いてくれた行動をしていたが・・・

認知症が酷くなり、通帳を盗まれたとか、警察呼ぶ騒ぎもたくさんあった。

失火に火災発生にもなりかけたが、たまたまの来客に救われたことがあって・・・

一人住まいはもう無理。

そう決断して老人ホームに資産をもつ伯母の認知症に、資金管理を頼まれたYさんは断った。

旦那さんも司法書士だった関係もあり、伯母の資金管理は司法書士に預かってもらった。

携帯をもたない伯母に月に1度は新幹線通い。

それらの交通費、宿泊費は、その都度司法書士から代金を受け取る形にしていた。

伯母はホーム入所に嫌がっていたが、ホームの人らと企ててデイサービスに行こう、と誘ってそのまま入所させた。

当初はいやや、帰りたいとか云っていたが・・・

次第にホームにおられる入居人らと仲良しになった。

現在は98歳になるが、今やホーム入居者のリードオフマン。

要介護3だった伯母は、みなと活動しているうちに認知症は薄らぎ、現在は要介護1になった。

咽頭がんの身であるが、医師に診てもらって治療も、そのことも感じさせないパワフルに動く伯母の話で盛り上がった、と私に話すかーさん。

おかあさんも入所したらえーねん。

幸寿苑のデイサービスの日はともかく、行かない日は家にずっと椅子に座ったままテレビがお友達のおふくろ。

しまいにコックリ、コックリしている姿は、見とぅもないし。

リビングにずっと、そのまんまの状態の部屋におりとうないねん。

おかあさんのことやから入所したらすぐに友達できて会話が弾むやん。

送迎車の中でも最初はしゃべらんけど慣れてきたら、その人らもしゃべるようになるから入所したほうがえーねん、というかーさんに、オレもそう思う・・・・



22日は、住宅型有料老人ホームハッピーガーデン西ノ京の施設見学。



眺望、見晴らしが素晴らしい。

思わず息をのむ景観の先の先に見えた若草山。

入所したら、1月の風物詩。

若草山の山焼きが、ここから見えるんじゃろう。



付近は、新興住宅地。

のどかな空気感に包まれた住宅地に車の騒がしさがないのも、魅力。

午前11時半から11時半までの見学応対はTリーダー。

大阪の天満暮らしのここ奈良までの通勤。

意外に奈良は桜が少ない、と云われた。

25日。かーさんの考えは、来年の1月にホーム入居を、と思っている。

大阪・住之江の大和川団地を離れるには、住民票を移すのが先か、退去してから移すのか。

また、阿倍野住宅管理センターの立ち合いは、いつにするのか、電話相談をしていたそうだ。

ちなみに住民票は、入所する施設ではなく、我が家のアドレス。

別世帯に分けた方がなにかと利便性があるので、その方向であると判断している。

26日、こそっと耳打ちに今話すベストタイミング。

おふくろにコロナも落ち着いている状況。

何カ所か見てきた老人ホーム施設で最も、おふくろにとって安全にま不自由なく、制限も他より緩和した施設が見つかった、と伝えた。

おふくろにとって相応しい施設はこれまで通り幸寿苑デイサービスも受けられる。

迎えにもきちんと安全に送ってくれる体制ができている施設。

入浴はマンツーマン介助、機械入浴もあるし単独風呂もある。

什器備品はそろっている。

テレビとか衣服、仏壇も部屋に移すのは問題なし。

仏壇は、一挙に入所施設へ移動せず、我が家を経てという具合も可能だ。

その施設はうちの家から10分間で着く距離。

数週間おきの外出も可能。

外食に食事処で食べることも可能な施設。

一時的に我が家へ泊まって食事もするのも可能。

それができるからこの施設を選んだ。

見学は、2カ所。

ちょっと離れたところにあるから、一挙に見学するのも可能。

なんか、あればすぐに飛んでいける近い場、などなどを話したが、嫌ぁーとも、反対とも返さない。

黙ったままのおふくろ。

納得はしているのかどうかわからないが、とうとうその時が来たか、と観念した?ようでもある。

口走ったのは、大和川団地の住居費用だ。

誰もいない住居に家賃を払っているのはもったいない、と思っている。

今でも戻りたい、と・・・

そうであるなら、あの4階までの階段を上がってみるか。

上がれて部屋に一人、今まで通りに動けるかぁ。

炊事はどうすんのや。

洗濯は、今はうちで世話になっている身。

ひとつとして炊事場に、調理したことあるか。

積極的に動かんかったやろ。

住之江で一人暮らしができるか・・・

なんなら今度、近々に住之江にいくかと聞けば、そうしてという。

令和2年の4月1日に発症した圧迫骨折。

急遽駆けつけた大阪・住之江。

なんとか乗せて愛車の軽バンで奈良まで移送
した。

T病院に緊急入院して以来、退院後はうちの家で療養してきたおふくろは、11カ月ぶりに住之江にやってきた令和3年の10月28日。

階段の上り下りができるのか、また室内で動けるのか。

本人の意思をもって、独り暮らしができるかどうか判断してもらう。

その結果は・・・

時間はかかったが、当時と同じように手すり遣いでなんとか上り下りができた。

室内の動きは到底無理や、と老人ホームのお世話になる、と意思を固めてくれた


その条件に、今日のように外出し、回転寿司など連れてってくれる用件をもって住之江を離れる覚悟に。

まだ着たい衣服数点を持ち帰る他、居住地退去にすべて処分ではなく使えるものはホームまたはうちの家に、或いは実弟三男に要・不要を聞くことにした。

また、介護用に設置した3本の手すり3本は、移設可能と判断した。

30日、差し歯がかみ合わないから噛んだら痛い。

無理やり嵌めたのがあかんからして外して食べた晩食。

痛くもなく、美味しかった、と喜んでいた。

今日は土曜日。歯科医院は、休み。

だから来週の月曜日。

幸寿苑のデイサービスから戻って、すぐふくつじ歯科医院に行く予定にした。

ちなみにトップの映像は、5日の夕方。

夕陽が落ちるころを狙って撮った奈良県側から見た、生駒山。

右手前の明かりは、介護施設の窓灯りだろう。

(R3.10. 5、20、22 SB805SH 撮影)