マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

今夜の独りメシ3

2020年05月11日 09時28分31秒 | だんらん
再認定調査の結果、要支援1にランク替えがあったおふくろの意思は固まった。

1年以上も利用することのなかった自宅のお風呂。

なんとかしたいと・・・。

その意思に応えるケアマネージャーとヘルパー所長のやりましょうの一つは入浴の支援。

もう一つは風呂に入る、出るときに身体的安全性を高める介護補助道具である。

方向を定めて解散したあとに手配した風呂場のシャワー設置。

何十年も前に壊れたままになっているシャワーの導入である。

金額の多寡よりも安心、安全、そして身体的疫病予防にもなる身を綺麗にする手段がシャワー。

ケアマネージャーもヘルパー所長も奨めるシャワー導入にこれまで利用してきた大阪ガス取扱店に電話をする。

出てきた店主は工事ができなくなったという。

それというのも雇いの工事人が病かなんかで動けなくなったというのだ。

店主は続けていう。うちの顧客の支援に同業者に繋いでいると。

依頼の件は繋いでおくのでしばらくお待ちください。

10分も経たないうちに同業者の取り扱い商店担当者から電話がかかった。

団地なら何度か伺ったことがある風呂場構造に環境も知っていると。

ありがたいことであるがまずは見積もり。

各家によっては装置構造が異なるし一様性はないから点検も兼ねていきましょうということになった。

まずは一安心である。

こうした経緯があって自宅へ戻った。

帰り道にあるスーパートライアル大和小泉店に寄って今夜の食事の補充。

午後7時半なのにえーもんもなく、半額サービスシールもない。



散々迷って前夜と同様に野菜系の補充にまたもや買ったカイワレパック。

もう一品はビールのおつまみに最適な鶏つくね塩レモン味。

賞味期限を明日に控えた商品は2割引きの239円。

この商品は2種ある。

タレでいただく一品もあれば塩レモン風味も。

いずれも美味しいというかーさんも好評の味は間違いないし。

合計で八つあるが、一人2個で十分。

3個なら大満足。

4個はとてもじゃないが手が止まる大容量の鶏つくねは同店舗内で調理したもの。

トライアルカンパニーの宝来店にもあるが、たまに切らしていることもある。

さて、今夜の独りメシメニューは・・。

前夜に少し残しておいたうまっ辛ラー油バラチャーシュー。

下に敷いたカイワレに美味しいドレッシングとマヨネーズかけ。

これが美味いんだなぁ。



カイワレのピリリ間にうまっ辛ラー油バラチャーシューのピリピリ感がなんともいえない。

甘味はあるのだがその辛みにインパクト。

お安い一品は簡単料理。

もっとも料理の範疇に入っていないが・・。

もう一品は買ってきた鶏つくね塩レモン味。

今夜も3個で喰い止めだった。

もう一品はオークワ筒井店で買っておいたオークワ特製の白菜キムチ。

味にコクがあるのは和えた塩辛アミエビの効果である。

(H30.10.31 SB932SH撮影)

ヤマダイ・ニュータッチの広島汁なし担々麺

2020年05月10日 09時37分16秒 | あれこれインスタント
昼食は外食。

食べ終わったら写真展と思っていたが叶わなかった。

午後には大阪・住之江にでかける用事ができた。

で、あるなら自宅で食べるインスタントカップ麺となる

そろそろ賞味期限が迫ってくる買い置きカップ麺がある。



買ったのは大阪・住之江北島店のスーパーサンデイ。

売値は99円だった。

お湯入れ4分間待って、お湯捨てした麺に液体ソースをかける。



粉末ソースというか、ほとんど花椒をばらまいてできあがり。

一口食べるだけで衝撃を味わう。



花椒が鼻にツンとくる。

その刺激は鼻持ちならない・・でなく元気がでそうになる魅力ある味。

べったりタレが麺に絡んで持ち上がる。

細かいネギに花椒もべったりくっついた麺が美味すぎる。

こんなに美味いとは・・・。

なんせ2017年に広島担々麺協会公認されたニュータッチの広島汁なし担々麺の味覚の世界に吸い込まれていく。

辛い、辛いと云いつつも箸が止まらない。

いくら食べても減り方が遅い。

おかしな云い方だが分量はまま多い。

それとも刺激が多いから一口に入れる麺量を落としているのかもしれない。

当初は熱々。

花椒の香りに包まれる。

半分ほど食べたところで熱さは解消。

そしてラストは冷たい麺。

これだけなんとかならんのか、と思いつつも完食。

食べ終わったあとの唇がヒリヒリする。

時間が経ってもヒリヒリしばれる感が残っている。

もちろんラー油の旨辛みも、である。

(H30. 7. 7 SB932SH撮影)
(H30.10.31 SB932SH撮影)

今夜の独りメシ2

2020年05月09日 09時30分13秒 | だんらん
昼間に買った住之江御崎店スーパーサンデイ自家製の若鶏のタタキ。

正味100gあたりが138円。

毎度の住之江詣でに必ず立ち寄るスーパーサンデイ住之江御崎店。

ところがいつも売っているわけでもない。

販売時間帯なのか、それとも発売曜日であるのか。

ともかく売っていたらいつも買ってしまう自家製の若鶏のタタキ。

いつもなら添えつけのポン酢で食べるのだが、いつかは冷蔵庫にあるくら寿司の石澤シュフ特製ドレッシングで食べてみたい。

そう思っているのだが、ついつい添え付けのポン酢で食べてしまう若鶏のタタキ。

この日も立ち寄ったスーパーサンデイ住之江御崎店。

おふくろが自分の目で確かめて買物したいというので立ち寄った。

そのついでに探してみたら、あった・・。

今夜の酒のつまみはもう2品。



一つはオークワ筒井店で買っておいたつるし豚で作った「うまっ辛ラー油バラチャーシュー」。

だいたいは100gが200円。

お安く提供してくれる「うまっ辛ラー油バラチャーシュー」は抜群に旨い。

これと、もう一品が前夜も食べた残り物のおでんもどき。



これだけで十分。

お腹は満腹。

美味しさを満腹する夜だった。

(H30.10.30 SB932SH撮影)

月に一度は気分転換に住之江北島店のくら寿司

2020年05月08日 10時12分53秒 | 食事が主な周辺をお散歩
先週だったか、火曜日の夜の番組にある「有吉弘行のダレトク!?」にくら寿司の没メニューがあったコウコとともに混ぜて作ったマグロのたたき。

これをシャリに覆いかぶせるように包む。

手法はおはぎとおなじということで、「まぐろおはぎ」。

期間限定で復活したと報じていたのはスシローが舞台

なんでも超有名な唐揚げジョニーも期間限定とあるから行ってみたくなる。

ところが目指したくるくる回転寿司屋は住之江北島店のくら寿司。

食べ終わってからの買物もあるし、介護再認定結果が下される。

その結果次第で現行の介護はできなくなる。

それを相談する担当者会議もある忙しい日。

遠いところになるスシローは諦めた住之江北島店のくら寿司でなにを昼飯にするか、である。

かーさんは3日間の旅行中。

おふくろを車に乗せて出かける運転手は私独り。

しゃべる人数が減れば食事時間も早くなるだろう。

ちなみに番組で取り上げられたくら寿司の没メニューは「きつねうどん風にぎり」とか「茶碗蒸しリゾット」もあったそうだ。

さて、本日のくら寿司のメニューから何を選んで昼飯にするか、である。

この日のおふくろはうどんも茶碗蒸しも赤だしも要らんという。

食べたいのはお寿司。

じゃぁいつものまぐろから行こか、といってタッチパネルで注文する。

実はいきなり回転レーンを流れるいなりに手が伸びたのだが、蓋がとれない。

かーさんなら慣れたもんでパカっと開けるが、普段は後席に座っているものだから回転レーンに触れることもない。

アタックはしてみたもの無理があるからタッチパネル。



直ちにやってきたいなり寿司を最初に頼むのは珍しいことである。

熟成びんちょう赤身に熟成まぐろ。



ちょっと待って特急レーンでやってきた。



にぎりでなくてアレも欲しいというおふくろが発する言葉はカツ・・・ではなく鉄火巻き。

私がタッチしていた海鮮ユッケ軍艦石澤ドレッシングかけと同じタイミングでやてきた。



相変わらず石澤ドレッシングかけが乗ると一段と美味くなる。

元々の海鮮ユッケ軍艦の味がなんだったかのように・・・。



次に流れてきたのはおふくろ注文のいかげそ天寿司とホタルイカ柚子醤油漬け。

いかげそ天が揚げたてアツアツ。

口にいれたおふくろは熱くて口からぽろり。

もう少し冷ましてから食べるわ、と云って後回ししていた。

私は、初めて注文するホタルイカ柚子醤油漬け。



いわゆる沖漬けの漁師めしから始まったホタルイカの醤油漬け。

くら寿司はこれに柚子を足しただけであるが、味はむちゃ美味い。

漬け醤油に旨みがあるのが、イカが吐くイカ墨のおかげ。

美味さはここからくる。



つぎもまた私が注文した炭焼きトロさばにまぐろユッケ軍艦巻き。

炭焼きトロさばの味は見ての通り。



それいかでもなく上でもない。

鯖に脂がのっていたら抜群になるのだが、くるくる寿司では期待できそうにもない。

定番のまぐろユッケ軍艦巻きが口直し。



こんなの初めてやと思わず口に出た貝のうにかにみそ和え軍艦巻き。

やはりといっていいのか、ミョウバンの匂い、味がガツンとくる。

これがなければいいのにと云いたいが・・。

貝のコリコリ感が美味いね。

お腹がもういっぱいやと云いつつラストの〆におふくろが選んだそでいか。

コリコリ感が美味しいと満足してくれた。

私もラストといきたいがまだまだ。



そでいかに続いて流れてきた石垣貝。

初めて耳にする、いや目にする石垣貝。

石垣島で捕れるんだろうか。



白みる貝とコリコリ食感比べをしてみたかった石垣貝が美味しい。

もうこれで終わりにしようかと思って注文したえび石澤ドレッシング。



ドレッシング味が強烈すぎてえびの旨味がまったく舌に伝わってこない。

食べてみたけどエビ感まったくなし。



〆に選んだもう一品の石澤ドレッシングかけは牛しゃぶ。

これもまた牛肉の味が伝わってこない。

なんに浸けても美味しいのだが、寿司も味わいたいものだと思った。

支払いはクレジットカードで1512円。

一人それぞれが7枚食べた勘定であった。

(H30.10.30 SB932SH撮影)

市坂井後間の苗代田のイロバナ護符

2020年05月07日 10時13分04秒 | もっと遠くへ(京都編)
京都府の木津川市山城町綺田(かばた)でF家のミトクチマツリ(水戸口まつり)を拝見して帰路につく。

途中、隣地の山城町椿井にも苗代田はあったが、イロバナも護符もなかった。

地域によっては、護符のない地域もある。

むしろある方が珍しいのかもしれない。

椿井、上狛から国道24号線を南下する。

木津奈良道信号をさらに南下すればもうすぐ奈良県内に入る奈良バイパス。

京奈和道と交差する信号は木津ICの信号待ちに車が並ぶ。

なにげなく見た左手。

方角でいえばやや南東にJR関西本線・奈良線が走るその辺りの田園に白いモノが見える。

もしや、これはと思って軽トラぐらいしか通れない道幅狭い農道を行く。

近づいて確信を得た。



白いモノは護符だった。

そこにイロバナも添えている。



この日は日曜日。

たぶんに農家さんが作られた苗代田に立てた護符。

松苗も立てているから地区の行事で授かった護符に違いない。

イロバナはツツジ花。

水を吸い上げていないから萎れている。

立ててからまあまあの時間が経っているように思えたが、ここって、一体どこなのか。

カーナビゲーションに表示された地域は「木津川市市坂」だった。

帰宅して苗代の所在地を探してみれば、奈良バイパス木津IC東側JR奈良線西下の市坂(いちさか)の井後間(いごま)若しくは市坂の奈良坂(ならざか)のようである。

農道は奥にも進めるようになっていた。



道なりに行けば、そこにも苗代田があり、水口近くに立ててあった護符もみつかる。

さっきに拝見した護符は折っていたので文字がわからなかったが、この護符ははっきり読める。

中央に「護豊」を配置した護符。



右に「大年大神」。

左は「宇賀魂神」とあった。

ネットで該当地区を調べてみた感じでは、西山の地区に鎮座する宇賀魂神社のような気もするが・・・。

ここ市坂は初めて知る地域。

護符を奉る神社も調査しなくては・・。

護符、イロバナを発見するたびに増えていく行事の調査である。

ちなみに苗代田の向こう側に架線が見える。

JR関西本線・奈良線である。



電車が走ってきたら、と思って待ち構えていたが、ちょっと場を離れたときに・・・通り抜けた。

シャッターチャンスを外したが、悔いはない。

(H30. 4.30 EOS7DD撮影)

山城町椿井・坂ノ下の苗代田に黄菖蒲咲く

2020年05月06日 09時24分55秒 | もっと遠くへ(京都編)
木津川市山城町綺田(かばた)で拝見したF家のミトクチマツリ

午前中は筍掘りに午後は半日かけてミトクチマツリ(水戸口祭り)をする。

取材を終えて同町の南北を走る車道を走る。

帰路に見つけた苗代田。

黄色い菖蒲が咲いていた。

白い幌を被せていた苗代田に護符の有無を確かめる。

念のための確認であるが、護符はなかった。

涌出宮に御田の式と呼ぶ豊作を予祝する行事がある。

ここはどの地区になるのであろうか。

カーナビゲーションには表示されなかった地区。

帰宅してからネットマップで検証したら山城町椿井の坂ノ下。

椿井には椿井の氏神さんがある。

その神社行事には予祝行事がなかったものと推測される。

(H30. 4.30 EOS7D撮影)

山城町綺田・F家のミトクチに榊/松苗立てと籾撒き

2020年05月05日 10時06分49秒 | もっと遠くへ(京都編)
午前中は筍掘りに出かけていた。

毎年、旬の筍掘りと重なる忙しい時季。

いつも筍掘りを済ませてからの午後が稲作。

とはいってもはじめにするのは苗代田の荒起こし。

そして本日は、苗代つくりに榊と松苗を立て、種籾撒き。

ここら辺りに苗代はあるようだが、イロバナは見たことがないという。

さて、時間も合わせてくれたF家の苗代田。

どこかで見たような記憶がある。

この地は、以前にも来たことがある。

平成28年12月18日に砂撒き風習地域を聞き取っていた地区だった。

畑にいた男性が話してくれた。

高倉神社の氏子である男性がいうには、八朔行事に龍の頭と尻尾の話しをしてくれた地。

龍の頭が向こうで、こっちは尻尾だとか話されるがどうも要領を得られない。

そのことはともかく、その畑のすぐ、目と鼻の先に今から始める苗代田があった。

涌出宮に出仕される古川座は十人衆。

うち農作をしているのは3人。

他の人たちは、近年に広まったJA苗の購入。

苗代要らずにすぐさま田植えができる農作の効率化。

居籠祭で授かったサカキや松苗に種籾は神棚に留め置き、いや神まつりであろう。

豊作を願う場所は苗代から神棚に移った。

奈良県内の事例にも多くみられる時短、省力、効率化ケースである。

たまたまのめぐり逢い、である。

2日目の居籠祭も取材していた。

前夜は居籠舎内での撮影だった。

身動きできない場もあるが、行事の進行を妨げているような気がして、翌日昼間に行われる饗応(あえ)の儀は、遠慮し、居籠舎の外から拝見していた。

儀式がはじまって目配りされる涌出宮宮司。

手招きもされた場は居籠舎。

どうぞ、上がったそこで撮ってください、と。

気持ち的には申しわけなく上がらせてもらったが、進行を妨げない、写真家がとらえる映像に写り込まないように・・。

とにかく目立たないように、背なかを丸めて低い姿勢に立ち位置を考えて撮っていた。

就いた場所は古川座中が座る位置。

御田の式の際々である。

上座に座る一老さんに思わずお声をかけた。

宮司が座中一人ずつに撒く籾ダネ。

パラパラ、パラパラと落とされる籾ダネに反応した。



賜ったサカキや松苗などはどうされるのですか、と尋ねた結果が、「苗代に立てる」、であった。



もし、よろしければ撮影させていただければ・・とお願いしたら、受けてくださった。飛び上がるほどに嬉しいありがたいお言葉にそっと名刺をお渡しした。

出会いは千載一遇、ご縁をいただいた京都・木津川市山城町平尾に鎮座する涌出宮行事の居籠祭に感謝、感謝である。

ご縁をいただいた一老のFさん。

実は、二老であるという。

本来の一老は、都合で参加できない身。

その代わりを担う一老の代理である。

つまり、この年の居籠祭の参席は、一老の代理を務める二老であった。

古川座十人衆は一老から十老までの十人衆。

任期は2年ずつ。

それぞれの座中が上位に繰り上がる。

一老代理を務めた二老のFさんは来年も二老を務める。

つまり、来年も二老であるが、繰り上がった翌年も翌々年も一老を務める、ということだった。

前置きは少し長くなってしまった。本題に戻し、F家のミトクチマツリを記しておく。

苗代つくりの時期は4月末から5月のあたまになる。

そのころになればお電話を架けてもよろしいか、とお願いしたら、了解してくださった。

天候の具合もあるが、Fさんの状況が気になり、4月半ばに電話をかけた。

苗代作りをする日はまだ決まっていないという。

だいたいが4月末の29日のころから5月初めの3日にかけての、えー日にするという。

えー日、という日は、天気の良い日。

雨降りとか風が強い日でなく、穏やかな日だ、という。

だいたいが4月20日のころ。

土入れしてモミオトシの準備をする。

籾は消毒液に浸して一旦は乾かしておく。

干上がらないように、また、天候状態を見計らって苗箱を苗代に並べる。

その日が決まれば、午前中は筍掘り作業にする。

所有する竹林に出かけて筍を掘ってくる。

お昼ご飯を食べてからの午後に苗代つくりをする。

家族や子供、親族に食べてもらうだけだから苗箱の枚数は50枚。

それくらいの量の苗箱を並べるだけ。

世間ではもっと多いが我が家は慎ましい。

苗代の場には桜もないから、写真にならないから、とやんわり断りの方向にもっていこうとされるが、そこは民俗の記録。

涌出宮の松苗、榊に籾撒き。

その一連性にある豊作を願うありのままの姿を撮らせてもらいたいと、お願いして決まった日は4月30日。

その日は雨の降らない、しかも“大安”の日であった。

ここら辺りはサルが出没する。

イノシシに終われてここら辺に来たようだ。

それからと云うものは竹林保護に筍畑の電柵作りが欠かせない状況に追いやられたそうだ。

涌出宮から授かった榊は、T家も一旦は神棚に供える。

それから降ろして水に浸ける。だが、どうしても一部は枯れてしまう。

行事は2月半ば。

授かった榊を苗代に立てるのは、2カ月後の4月末から5月初め。

期間は長く、青々とした榊を保つのはとても難しい、という。

苗箱並べしてから幌被せ。これらすべての作業を終えてから榊を立て、籾を蒔く凡その作業を電話で伝えてもらって、全容はほぼ見えたのでは、と思った。

涌出宮行事から2カ月半後。

古川座長老家の苗代作りにようやく出会える。

遡ること2月18日の涌出宮行事である。

拝殿に座していた黒素襖姿の古川座一同が主役。



饗応する座の接待役に与力座の人たちがつく。

座の儀を経て御田の式。風呂敷を広げたところに宮司は籾を落とす。

金、銀の紙片もパラパラ落とす。

狩衣姿の“ぼうよ”は、なぞらえものの松葉の早苗を。

給仕は、「おかぎ」に「こかぎ」を配る。



これらを授かった古川座中。

誰しも苗代作りをしているわけではない。

農耕を営む人は座十人衆中のごく数人。

苗代をしているのは上座に座っていたお一人だった。

そのことを知ってすぐさまこの場に居られた代理の一老さんに取材主旨を伝えたら承諾してくださった。

この稀なる出会いのきっかけを作ってくださったのは宮司である。

拝殿に上ることは遠慮していたが、拝殿に居る宮司が手招きする。

断り申したが、根負けして甘えることになった。

その結果、古川座長老の席近くで撮ることになったその出会いである。

この日に授かった榊も松苗も籾も苗代にすると云ってくれたこと、すべてにお導きがあったのだろう。

まさかの問いに応えてくれる古川座・代理の一老さんがまさかの苗代作りをし、榊を立てるとは思いもよらない展開。

代理の一老さんがいうには座の十人衆になったときだけに榊などを座で授かることになる。

座中は2年ごとに繰り上がる。

例えば二老になった年から2年間を務める。

3年目になって一老になる。

その一老は2年間を務め終えたら座に出仕することはない。

取材を受けてくださった代理の一老さん、実は二老だった。

座の上座につくのは本来一老。

この年は事情があって仮の一老として上座に座られた。

そのときに私は上座付近に位置することになった。

なんという奇遇であろうか。

榊などを授かるのは座の儀式に出仕するときにしか受けることはできない。

つまり十人衆のときにしか榊を受け取ることはない。

座を引退すれば榊を受け取ることはない。

今年にまた繰り上がり、本来の一老となり出仕される。

任期はあと2年。

その次の年代は苗代を作ることがあっても榊を立てて豊作願いをすることはない、ということになる。

そのような事情を話してくれた二老のFさんは早速動き出す。

苗代作りの作業はじめに穴開きシートを敷く。



これまで奈良県内で拝見した穴開きロールシートよりも幅が半分。

この状態であれば一人でできる。

ヒタヒタの苗床に転がすロール。

乾いていないからコロコロ転がらない。

ちょっと転がしてはちょっとしか進まないが、一人でできるのがありがたい。

Fさんが作付する品種はヒノヒカリ。

筍掘りの合間にしたモミオトシは25日。

それから5日後の苗代作りである。

家族が食べる分量しか作付けしないので苗箱は50枚。

予め手渡しするところに配置していた苗箱を苗代田にいる田主に手渡す奥さん。



本来であれば息子夫婦も応援してくれるが、予定していた日は5月のGW中だった。

仕事の都合もあるが、天候具合で苗代作りの日程を思わぬ日に移す場合があっても、急には調整のできない会社勤め。

息子夫婦はこの日も仕事。

その代わりではないが初孫を預かった上での作業になった。

実は、と話す長老。

息子が苗代作業を手伝うことはなかった、という。

作業を見る、触ることもなかったその理由は話さないが、出張の多い仕事の関係だったろう。

孫は小学1年生。初孫は目に入れても痛くない。

この日、初デビューの苗代作り。

さてさてどうなることやら。

苗箱をすべて並べ終えた次は日焼け、鳥除けの幌を被せる支柱立て。



ぐにゃッ、と曲がった支柱を立てるには一人ではまずできない。

普段は手伝うことのない奥さんにこことばかりに・・・。

そんなときに孫さんが・・という願いはあるが、素知らぬふり。

その目が見ている先にJR奈良線の電車が走る。

幌を被せる両端は鉄杭を埋め込んで、幌の長さを合わせる。

その位置が決まれば幌被せ。

その状態になっても我知らずの孫。

おじいちゃん、おばあちゃんは何してんのやろなっ、て感じの見ているふり・・。



それが、なんと。

いきなり手伝うと云って、束にして置いていた曲げポールを手にした。

1本、1本をおばあちゃんに手渡し。



子どもは事情がつかめたから、支援したいと思ったのだろう。

あーして、こーしてといわなくても状況がわかれば子どもは自然と心を動かすのだろう、と思った。

実は、であるが、これには子どもの照れがあった。

写真ではちゃんと渡しているように見える。

そこまでできるようになったのは後半。

手渡しを始めていたときの身体は背中を見せてうしろ向きに渡していた。

つまり顔はあっちを向いていた。

それが照れである。

それを何度も繰り返す。

おじいちゃんもおばあちゃんも孫の動作を見て苦笑い。

何してんのや、と云われても笑いながらその動作を繰り返す孫さん。

実に微笑ましい姿だったが、終わり近くになって、やっと前向きに渡すようになったのが嬉しい。

日除け、鳥除けの幌を被せてようやく終えた苗代作り。

ポリバケツに浸していた松苗と榊はようやく出番を迎える。

画面ではわかりにくいが、青々としている榊は最近になって自前でこしらえたものだ。

松苗、榊を授かったのは、涌出宮で行われた2月18日の居籠祭の座である。

持ち帰ってから2カ月以上も経っておれば松苗は日焼けで枯れ葉状態になって色は茶色。

榊も枯れて葉っぱはチリチリになっているはず。

それが心配だったから新しく自前で榊を採取してきた。

ということは神事で授かったものではないということである。



ところが授かった松苗も榊も焼けずに葉は色落ちもしていなかった。

秘策があったとしか考えられない。

Fさんが云うには、毎日に井戸水を汲んで入れ替えていた、という。

ガチャガチャと呼ぶ井戸水の手押しポンプ揚げ。

今は電動機械での汲み揚げ。

一定温度の地下水である。

常に湧き出ていた新鮮な井戸水で保っていたから枯れることもなかった榊に新葉が出てきたという。

ただ、残念なことに松苗は茶色にならなかったものの白さが目立って枯れ具合になっていた。

だが、まだまだ緑色は十分に確保できたようだ。



授かった榊の軸はこんな形になっていると見せてくれる。

これは枝である。

角度がついている形からこれを「カギ」という。

2月18日にこのことを教えてくれたのは涌出宮の宮司。



準備ができた「カギ」のある榊を見せてくれた。

榊は長めと短めの2種類がある。

長い方が「おかぎ」。

短い方を「こかぎ」と呼ぶのが正式だと宮司が話していた。

幌を被せたら苗代作りは終わりであるが、その前にしておくことは苗代田の水張りである。

以前はもっと奥の方でしていた苗代田であったが、野菜作りをしている奥さんのために場所を替えたそうだ。

そのことがあって今の苗代田は山の谷から流れてくる水路から遠ざかってしまった。

仕方がないから水戸口(みとくち)はそのままの位置で、そこからパイプホースを引いて谷水を運ぶようにした。

水戸口は布切れを詰めて閉鎖していた。



苗代作りが終るまで一時的に止めていた詰め物を取ったとたんに谷から引いた水がどっと押し寄せる。

水は苗床とほぼ同じ高さの位置にまで流す。

苗床、ヒタヒタに浸かるくらいまで、というのはどこともである。



そうしておいた苗代にいよいよ立てる松苗と榊。

自前の榊はもう一つの苗代に立てた。



本来なら苗代田に作る水戸口に立てるのであるが、水路から流したホース辺りでも構わないと云って立てたから、これを水戸口祭りと呼んでいた。

綺田・F家の水戸口祭りは松苗と榊立てで終わることなく、もう一つの大事なおこないがある。

朱色で御供と書かれた涌出宮の御供袋がある。

御供袋に入っているのは籾種。

涌出宮で行われた2月18日の居籠祭の座において宮司が撒かれた籾種である。



松苗と榊を立てたところに袋から落とす籾種。

そんなに多くは入っていない籾種。

これをできあがった苗代の周囲すべてに撒いていく。

サッサと降って籾種を落とす。

落とす分量をどれくらいの感覚で振ればいいのか。

いわば目分量で振るその仕草。



籾種が落ちる瞬間をとらえたいが、なかなか難しい。

落とす分量に思案していたら、泥田に足を取られて倒れそうになることもある。

古川座中10人のうち農作をされているのは3人。

他の人は苗代さえしないJAからの苗購入。

昨今は多くのお家がそうしているという。

農家でない座中は授かった榊、松苗、種籾は神棚に奉る。

奇遇な出会いに苗代の水口まつりを拝見できたこと。

この上ない出会いに感謝する。作業が終わったあとも、Fさんは綺田の古川座の行事を話してくださった。



綺田を東西に流れる天神川は、不動川と同様の天井川。

昭和28年8月14日から15日にかけて発生した南山城地域・集中豪雨に天神川が決壊。

大規模な水害に見舞われたそうだ。

その天神川の南川堤すぐ下に鎮座する綺原(かんばら)神社がある

10月の第二金曜日の夕刻に、伝統行事の「あーえーの相撲」をしている。

本宮の涌出宮にも「饗応(あえ)の相撲」が伝わっている。

作法の基本は同じように、小学4、5年生が普段着にまわしをつけて、刀を持ち「あーえー、あーえー」を云いながら動くそうだが、若干簡略化されたものと推察する。

次の日の第二土曜日は、30年前に復活した神輿担ぎがある。

階段を下ったり、境内を何周も廻る神輿担ぎ、である。

綺原神社に架ける勧請縄がある。

涌出宮のいごもり祭(居籠祭)の折り、たまたま進入したときに見つかった勧請縄

いつ、どこで作られ、いつ架けられるのか、詳しく知りたかった古川座の勧請縄である。

勧請縄は、座中が揃って作業されるが、古川座に新しく加わった人が作る。

一老になった1年目に一老が作る、とか。

また、みんなが揃って、ということを云われるから、整理つかず頭がこんがらがってくる。

作る工程は、実際に拝見するとして、その作業日はいつか。

Fさんの話によれば2月14日に架けるそうだ。

場合によっては15日の朝でもいいらしく、それは本宮の涌出宮のいごもり祭の行事日と関連するようだ。

綺田・綺原神社のいごもり祭の行事日は、2月15日、16日、17日であるが、本宮の涌出宮のいごもり祭の行事日は、平成19年より3日間行事を圧縮した2日間の第三土曜日、第三日曜日。

それまでは綺原神社と同じ2月15日、16日、17日であったが、平日を避けた土曜、日曜日への移行。

その土曜日である。

その日の涌出宮では朝から松明作りがある。

その日の午前中、どの時間帯になるのか、当日でないとわからないが、古川座の一老は、綺田で作った勧請縄を涌出宮に持ち込まれるのである。

つまり、古川座は、2本の勧請縄を作って、1本は、綺田の綺原神社に架ける。

もう1本は、涌出宮に持ち込み

2本合わせてミコナワと呼ぶ。

行事日が変更する涌出宮の関係で予め作っておかねばならないが、綺田の勧請縄は14日に作って神社に架ける。

両方とも間に合わせるように、作る日も移動するので毎年、計算しないと・・。

さて、勧請縄作りである。

縄はモチワラを用いる。

作る際、清める意味のある塩水、でなく、なんと塩酒に手を浸して縄結いをするのである。

勧請縄に吊るす房はニキビともいうニッケの枝木。

シキビではなくニキビの呼び名がある樹木のようだ。

話題提供は古川座の他に、牛の鞍かけとか牛耕の際に使うマンガ(マンガン)にミシロ(筵)の編み方なども。

日が暮れるまで話し込んでいた綺田・平後(へいご)の地。

そろそろ引き上げ、長時間に亘って会話してくださった都合代理の一老役を務めたFさんに感謝申し上げる次第だ。

(H30. 2.18 EOS40D撮影)
(H30. 4.30 EOS7D撮影)

今夜の独りメシ1

2020年05月04日 09時01分33秒 | だんらん
今朝の6時に電車に乗ってでかけたかーさんを見送った。

ご近所友だちの3人と二泊三日の小旅行は東京デイズニーランド行き。

滅多にない遠方行きにうきうき出かけて行った。

そんなわけで朝昼晩のメシは独りメシ。

今夜の食事は・・・4皿。

朝に食べた残り一切れの明太子入りたまご焼き。

酒の肴にぴったし。

これ一つだけで缶入り発泡酒の1本が飲める。

左側にある煮物はおでんもどき。

安売りがんもに厚揚げとコンニャクの煮込み料理。

ぐつぐつ前日に炊いていた作り置き。

おでんと同じようにからしをつけて食べたらむちゃ美味い。

とろとろ食感に味の浸みたおでんもどきに、これもまた発泡酒が進むくん。

右手前はくら寿司に売っている石澤ドレッシング。

この日に藁引きしていた魚介はサーモン。

スーパーサンデイの筒井店で買ってきた。

底に敷いた野菜は先日残りの菜っ葉。

旨みを引き出すわき役とともに食べる石澤ドレッシングかけチリ産サーモンが美味すぎる。

これもまた、箸が止まらない。

もう一品は前夜の残りもんのポテトサラダ。

チューハイが2杯にもなってしもぅた。

(H30.10.29 SB932SH撮影)

お好み・焼きそばの店ちづの焼きそば

2020年05月03日 09時09分33秒 | 食事が主な周辺をお散歩
三日間連続する焼きそばグルメ。

本日は、地方のどこにでもありそうなお好み焼きや焼きそばを提供するおばちゃんの店

その名も」「ちづ」。

後で知るが店主の名前が千鶴子だから店名が「ちづ」。

おふくろが数か月入院していたときに見つけたお店である。

通りがかりにみたメニューに380円の焼きそばが目に入った。

なんと格安な値段で提供しているんだ。

食べログにはまったく登場することのない無名店。

外観の店構えは出現しても口コミはどこに・・。

入店する気持ちを高ぶらないと・・。

事情があってこの日のひる飯に目標を定めた。

時間帯は昼のど真ん中を避けて午後1時前着くらいにしていたが、2台しか停められない駐車場に1台。

お客さんが来てはるんだ。

ドアの向こうのお店からお声が聞こえてきた。

お客さんと会話する店主の声は若そう。

思い切ってドアを開けたら5人も。

カウンター席に座る壮年の男性二人は食べ終わるころ。

お好み焼きを肴にビールをしていたようだ。

向かい側の鉄板有りテーブルは高齢の女性が二人。

ソースが真っ黒に焦げたお好み焼きを前におしゃべり。

空いたビール瓶のお代わりの声はとうとう・・。

お客さんはもう一人。

鉄板のないテーブルで夢中するスマホ。

店主は作る様相もなく客と会話。

私といえば、そういった席に溢れて雑然と何かを置いていた席に案内された。

店主は作る、客と会話に熱中してか、ご注文は?の声もない。

こりゃ待つしかないと思っていたら、もう一人の女性が店内奥から登場した。

頃合いを見計らって登場したような感じがする。

それというのも男性二人が支払いを受け取っていたのもこの女性。

それからおもむろに再登場。

スマホをしていた男性が注文したのであろうと思われるモダン焼きと焼きめしの材料を盛った皿を運んでいた。



受け取った店主は早速作り出す。

鉄板に広げて焼いている女性が店主だった。

つまりは分業体制である。

ようやく私にも注文を問う。

食べたかったのは380円の焼きそば。

「大」は480円であるが、お腹がパンパンになってはと思って、「並」の380円を発注した。

280円のネギ焼きも食べてはみたいが、またの機会に、としようか。

入店は午後1時前。

若い男性はの注文を調理しだしたのが午後1時。

その次に調理したのが私が注文した焼きそば。

生麺の焼きそばをコテで短くする。

塩、胡椒したのか見ていないが、具材は豚肉、イカ、玉ねぎ、キャベツなどなど。

ほぼできあがるころに振りかける白いもの。

塩でもなさそうだ。

容器を見れば味の素。

まさかの味の素を振りかけるとは。

皿に盛ってサラサラの青のりを落とす。

次は花かつおだ。

どちらもいっぱい、いっぱい振りかけるから具材が見えなくなっちゃった。

そして紅生姜を添えて配膳。思ったよりも量はある。

焼いているときは少ないかなと思っていたがそうではなかった。

この量で「大」を注文していたらと思えばぞっとする。

午後1時10分にできあがった焼きそばの味はどうか。



昔ながらといえばそれに近いが、ソース味はない。

塩味に胡椒。

特に胡椒が決まっている。

花かつおの味も絡んだ麺はどこか懐かしい昔の味。

味が薄いでしょ、という店主。

それに答えた「微妙・・・」にウスターソースをたぷたぷに撒いた。

全面、ソース味になってしまった焼きそばはまたもや「微妙」。

どうせなら市販でも良いから焼きそば専用ソースにお好みソースを絡めた濃い味にしてほしい。

食事をしていた男性も、ビール飲んでにこやかなご婦人も支払って店をでていった。

入れ替わりに老婦人。

席に着くなり旦那が昔に食べたアレをと注文する。

アレとはなんぞえ。

どうやら一銭洋食のようなイメージらしい。

お好み焼きでなくネギとか筋肉が入っていたと記憶にあるからそうであろう。

ただ、ネギ焼き、イカ焼きはあるが、思っているようななんとか焼きのお品書きはどこにもない。

店主がそのうち思いだされたスジコン入りのネギ焼き。

パックに詰めた具材を冷蔵庫から取り出して・・・。

あるんやないか。

焼きかけたころにもう一人の高齢婦人が入店した。

話しっぷりから常連さん。

午後1時半過ぎてもお客さんがやってくる。

若い男性以外は、みな常連の店だった。

(H30.10.28 SB932SH撮影)

名城食品の創味シャンタンDX使用中華風焼きそば

2020年05月02日 09時35分33秒 | あれこれインスタント
23日の火曜日に生たまごを安く売っているスーパーは・・。

新聞折込チラシにあったスーパー松源

たまたまこの日が特売と知って出かけるが、生たまご除く500円以上の購入者に限るとある。

500円以上は1品、2品買うだけですぐにオーバーするが、そこは厳選に選ぶ。

チラシにもあった名城食品の創味シャンタンDX使用中華風焼きそばが気になっていた。

たしかに商品棚にあった売値は178円。

期間中の特売であるが、賞味期限切れ近しコーナーにもあった。

本日が賞味期限日だけに半額シールを貼っていた。

物は試しと思って買いたいが、すぐに食べなきゃならんものは、極力避けてと厳命を受けているから、手にとってはみたもののすぐにコーナーに戻した。

それから5日間も経った。お昼にと準備していたが、事情があって急遽、晩飯のおかずになった。

皿に盛った創味シャンタンDX使用中華風焼きそばは大盛りのようだ。

豚肉、モンゴイカ、タマネギ、モヤシを入れて炒める。

麺を入れて一杯の水。

量は大さじ一杯程度の少量である。

麺がほぐれたころに沿植付けのソースを投入する。

絡めて、絡めて焼いてできあがり。

えー香りが漂ってくるからちょいとつまみ食いしたかーさん。

この時点で美味さを感じたという。

香りも満載した創味シャンタンDX使用中華風焼きそばが食卓に運ばれた。



香りに釣られてガツガツ食べる焼きそばの美味しいこと。

味はまさに中華風。

中華風といっても特別高い中華料理屋の味ではなく、一般的な中華料理屋さんの焼きそば。

自宅すぐ近くにある中華料理屋といえば、味に間違いのない清珉(ちんみん)

ここで口にする焼きそばがお気に入り。

味は醤油味なのだが、あどこかが違う中華風。

あの味はどうして作るんだろうか。

食べたい、食べたいと思いが募る。

それも袋入り麺で味わいたい。

どこかのメーカーさんが販売したら飛びつくだろうな、と。

それが目の前にあったから直ちに買いである。

この日の晩に食べたかーさんも清珉(ちんみん)の味を思い出すという。

まさに同一味覚。

実際はどうかしらないが、名城食品の創味シャンタンDX使用中華風焼きそばの味に我が家は感動の嵐だった。

ネットをぐぐってみたらクックパッドに創味シャンタンDXを一般的な焼きそばに使用して美味しくできると紹介していた。

特別なことはないが、添え付けの焼きそばソースの量を加減して落とすだけとある。

名城食品の創味シャンタンDX使用中華風焼きそばは特価で178円だった。

なにも普通の焼きそばに置き換える必要もない。

(H30.10.23 SB932SH撮影)
(H30.10.28 SB932SH撮影)