ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

覚醒から落ち着きへ

2009-12-13 20:59:29 | 日常
               
              いま銀杏の落ち葉がきれいです

夕べは結局おかしな覚醒状態に陥り、「隣の部屋を開けてみて」だの「そのスイッチを押してみて」だの「あそこに何て書いてある?」だのひとしきり騒いだ後、不明瞭で途切れない独り言が始まり、それが一晩中継続。時々様子を見に行きましたが、目をつぶったままのおしゃべり状態なので、基本そっとしておくことにしました。

今朝7時になって母のところに行くと、相変わらず目をつぶったままブツブツ言っていましたが、パジャマのボタンがなぜか全て外れているのではめ直すと目を開けて、「どうすれば良いの?」の問い掛け。ベッドの背を起こし、「起きる支度をするまでベッドで待っていてね」と言って、雨戸を開け着替えと朝食の準備に入りました。

朝食の支度を終えて椅子に移動する段階で、タイミング良く四女が登場。いつもの朝の手順で、トイレ、洗浄、上下の着替えをスムーズに終えて、朝食になりました。

朝食(蒸しパン、ベーコン・ピーマン入りオムレツ、柿、ミルクティ)完食。今日も食欲は良好。食べ終わってしばらくしてトイレの要望があり、ポータブルに移動しましたが、不発に終わりました。

9時半にY子が曾孫を連れて登場。曾孫と一緒にチョコ菓子をひとつ食べた以外はウツラウツラしているので、10時前に一旦ベッドに移ってもらいました。(三女)

ベッドに移っても混乱は続いた為、曾孫の面倒をみながら介護ができるか非常に不安でした。ベッド上ではっきり目を覚ましながらよく聞き取れない話が延々続いたので、曾孫と別室で遊びながら時々様子をみにいくという時間を過ごしました。

11時半に部屋にいき「昼食にしよう」と椅子へ移動。Y子・曾孫・おばあちゃんの3人での昼食となりました。昼食時に、なぜかお茶のカップを手にとり「もしもし?」と電話をかける様子。「それ、電話じゃないわよ」と言っても「もしもし、○○さんですか?・・・いないみたいだわ」と、どうしちゃったの??と思える行動が。

昼食は、肉まん半分・あんまん1/4・コーンスープ半分・煮りんご3、4片を食べました。食事の後半にようやく眠くなったのか椅子で居眠りが始まったので、「ベッドに移動しましょう」と言って誘導。その後も完全に寝入るところまではいかず、「思い出のアルバム」を一人で歌ったり、神様へのお祈りがあったり、居眠りの時間と独り言の時間が半々といった状態でした。

3時頃に四女が再登場し、おばあちゃんも目を閉じている様子だったので交代しました。今日は久々のハイモードの介護で、ヘルパーさんが入ることもなく、曾孫の相手をしながらという、私にとってかなりハードルの高い日となりました。(Y子)

引継ぎ後は、夕飯の支度ができるまでベッド上で横になっているものの眠りは浅く、ちょっとの物音で目覚めていました。今晩は7時まで一人で対応することにしたので、少し遅目の5時45分に椅子に移動して夕飯開始。お櫃まぶし(小さなご飯茶碗に軽く1杯)、はんぺん・鶏挽肉の団子汁(団子3つ他)、春菊の和物、ウグイス豆を期待通り積極的に全部食べてくれました。

食後しばらくしてトイレ(大)の要望。しばらく自力で頑張ってもらい、(期待通り)タイミングよく登場した三女とともに座薬、直接手段双方を駆使して見事花◎をえることができました。母の了解を得てやっていることとは言え、不快でないはずもなく少し抵抗。でも、終わった後はお礼の言葉を何回も言ってくれたので、母の体への負担が少なく、且つ大きな成果があったことが実感されました。ホントに何事にも喜びはあるものです。

トイレ後しばらく、一種の高揚感がおさまるのを待ってベッドに移動。横になるとすぐに眠りにつきました。昨夜から今日の昼にかけて寝ずの活躍だった様なので、今晩はゆっくり眠ってくれることでしょう。(四女)
コメント
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