合体したシンケンジャー
昨夜は、11時に様子を見に行くと良く寝ていましたが、布団をお腹の辺りまで押しやっていたので(親心で?)掛け直したのがまずかった。目を覚まし「どうしたら良いの」「教えて」が始まってしまいました。しばらく相手をして 寝ることに同意してもらい、娘は別室にさがり一寝入り。なにやら賑やかなので目が覚めたのが2時。母は娘達の名前を呼んでいました。
その後も休む事なくブッブッ独り言が朝まで続き、6時頃からだんだん声が大きくなり、泣き声も混じってきました。7時前でしたが起きてもらうことにし、椅子に移動してもらいました。「お腹が空いた?」「空いた」とにっこり。朝食にしました。ミルクティ1.5杯、カステラ、バナナ、伊達巻を「美味しい」と夢中でたべて、トイレ(小)をすませ、四女の登場で清拭、着替えをすませました。
遅くなった娘達の朝食に合わせて、「まだ、朝ご飯食べていない」と母も二度目の朝食を食べました。牛乳1杯、蒸しパン、キュウリ、鶏肉。にこやかに、美味しそうに食べていました。
食後すぐにトイレ大の要望がありました(×)。椅子に戻り、四女の昼食の仕度を眺めながら、楽しそうに話をしているの確認して、少し早めに帰宅しました。(長女)
穏やかな覚醒状態にある母は、おしゃべりを沢山したいムードにあり、一見まともそうな会話が延々と続きました。朝食直後から一時間近く続いた今夜の夕食をどうするかという話は、タイミングはともかく内容的にはついていくことが可能でしたが、その後の話題は何のことを話しているのかすら全くわからず、推測しつつ的確と思われる相槌をうち続けるのにひどく苦労しました。
それで気分転換に百人一首をすることに。50首だけにしましたが、会話から解放され、結構楽しむことができました。11時半にヘルパーさん来訪。「今日はすっきりしていますね~」というのが母を見ての第一声でした。昼食(肉まん1/2、ポテトサラダ、ほうれん草のお浸し、卵スープ、いちご、焙じ茶)は、にぎやかなヘルパーさんの介助で、笑いながら楽しく完食したそうです。
ヘルパーさん帰宅後は居眠りを始めたのでベッドに誘導。眠り始めたので夕食の下準備をしていると、突然泣き声と共に「うんをいっぱいしちゃった」。“さあ大変”とベッド上で確認したけれどその様子無し。念のためポータブルに移動したけれど“小”がでているだけでした。
その後椅子に移動してお茶を飲んで一休み。しばらくすると「お尻が痛い」というので、ベッドに横になってもらって様子を見ることに。すぐに鼾をかき始めたので、安心して別室に引き上げて30分、急に大きな声が聞こえてきました。
急いで部屋に駆け付けて声掛けをしましたが、焦点の合わない目を見開いて声を張り上げるのみ。どうしたのかと唖然としていると、どうも歌っていたみたいで、ひとしきり歌った後で、また眠りの世界に戻っていきました。寝言ならぬ寝歌とでもいうものでしょうか? その後は寝歌ではないけれど、無意識の「あぁ~」が時々交じる不安定な眠りが続きました。
夕食の支度ができて椅子に移ってもらうと、乾杯の用意ができる前から、目の前に並んだおかずを積極的に自分で食べ始め、介助が間に合わない程。ちらし寿司、銀ダラの粕漬け、ふろふき大根、栗きんとん、大根の葉の炒め物、里芋の味噌汁を見事に完食しました。
食後“大”をもよおし、自力、座薬、直接手段の3段階を踏んで二重丸を達成した後は、疲れた様子なのでベッドに直行。一応抵抗無く寝る態勢になったので別室に引き上げたのですが、まだ時折意味不明の言葉が聞こえてきます。
昨晩寝ていないようなので、一旦寝付いてしまえば、そのまま熟睡してくれると思うのですが、それが何時になることやら。(四女)