終日、マル秘ワインディングロードにて実走テスト。
試作1 倒立モノチューブ車高調、思いの他良い乗り味です。
街乗り中心の平均速度80km以下ですと現状でも商品化しても良い
レベルで不快な突き上げ感もなく低中速コーナリングは心地よい
オンザレール・・
(といいますか、既存大手ブランドですと即売るです! となったり^^)
しかしながら、簡単には問屋が卸してくれないようで・・
まったりペース(平均速度80km前後)から3桁前半高速コーナリングに
移ると明らかに減衰不足を感じまして・・
減衰調整にて前後5➡7ノッチに減衰アップするとコーナリング時の
安定感は格段に向上するのですが・・・
後方からのすこーしだけ出ていたギシギシ音がコトコト音に変化・・
更に減衰を1段あげますと、今度はガッタン・ゴットン音に・・・
明らかに線間密着だけでなくスプリングマウントとボディー側の
取り付け面辺りから盛大な異音を発生しているようです。
逆に言えることは、前後20段調整のショックは十分に本来の
基本性能を発揮してますね^^
巷の20~30段調整機能の車高調の多くは2~3ノッチの違いが
今一つ判らなかったりしますので・・・
更に、3桁マイルの緊張感を伴う超ハイスピードコーナリングでは
うねりのあるスポットでは若干不快なバンピングを発生、
バネレートと減衰を今少し上げる必要性とリアの伸び側の減衰調整に
一工夫が必要と思われました。
同時に、4potブレーキキャリパーのテストも兼ねてデータ取りを実施。
15インチ対応の4potキャリパー、6potと同様のシルキースムースな
ブレーキングタッチとハイスピードからの急減速でも安心してブレーキング
出来るのと、コーナー手前でのフロント加重移動も非常にスムースなので
とっても気持ち良いです。
車高調の方は今少し異なるセッティングをテストしながら
次回は0.5G加重から初期バネレートを発生するBパターンの
スプリングをテストしてみます。
ひょっとしたら、ベースは一緒でもセッティング仕様を
2パターン用意する必要があるかもと考えながら
お気に入りの 二の岡フーヅにてベーコンとハムをゲット^^;