かさばるという理由で、何十冊にもなるアルバムから手札型の写真をはがして、封筒に区分けの上小型コンテナーに収納していた。ある日、ふとスキャナーで読み込みスライドショーに編集して保存すればもっとコンパクトに出来ることに気がついた。
デジタル化されているので、もうこれ以上変色などの劣化もないというわけでその作業を始めた。四十年以上も前に結婚した頃は、まだカラーは一般的でなかったので、白黒の写真しかない。それでも別人と思えるほどの若さだ。
特に妻の初々しさには改めて心のときめきを感じた。それに年代とともに子供が生まれ育っていくにしたがって、妻もそれ相応の色香を漂わせるのも見て取れる。その写真を見ながら、その頃の妻のヌードはどんなふうだったのかと記憶をたぐったりする。それにしても妻のヌードを残しておけばよかったとつくづく思う。
というのも最近素敵なサイトを見つけたからだ。「妻のオールヌード」というサイトで、奥さんのヌード写真を多くの方々が投稿されている。その写真は、本当にキレイで官能的だ。私の妻もかつて官能的だったと思いたい。そんなわけで妻に対して改めて愛惜の情を感じた。「お熱いわね!」「しょってやがる」「ふん、好きにしろ!」と言われそうだけど。