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救急車初呼び体験

2010-04-15 12:36:01 | 健康

 生まれて始めて救急車を呼ぶことになった。おととい(4月13日)夕方午後六時ごろ、息子が急に胸が苦しいと言い出して近所の医院を巡ったが、六時を過ぎていたので診療終了で受け付けてもらえなかった。六時半ごろ救急車を呼んだ。
 ところが救急隊員が近くの病院を探したが、受け入れ先が見つからない。30分ほど携帯電話でやり取りがあってようやく搬送先が見つかった。勿論、救急隊員は患者の容態を連絡していたが、病院側は緊急性を認めなかったのだろう。病院側にいろんな事情があると思うが、救急救命医療について抜本的な改革が必要ではないかと考えさせられた。
 例えば各地区の拠点に24時間受入救急専門医療センターを国費で設立する。(現実には救急センターは存在する。しかし、採算面を考慮するので思い切ったことが出来ないようだ)採算面は度外視してすべて税金で賄う。医師や看護婦の待遇もよくしておく。
 救急車で搬送された患者や地区の医療機関(医院や診療所)から紹介された患者などを一旦無条件で受け入れ、検査結果によってかかりつけ病院があればそちらに、なければ患者の便益に配慮した病院に治療を任せる。
 当然カルテの電子化で病院が共有するという前提が必要だろう。何度も同じ検査という無駄を省くためにも必要なことだろう。軽い病気でもタクシー代わりに救急車を利用するということをよく聞くので、有料化も検討してもいいのではないか。この場合、体の不自由な人や高齢者への配慮は欠かせないだろう。
 きのう、またま私の定期通院日で、先生と上記の話をして、おおむね意見の一致を見た。医療機関と国民との信頼関係が損なわれているのが現状のように思えてならない。
 ちなみに、息子の検査結果は、救急治療の段階では異常がないということだった。血圧が少し高めや中性脂肪の数値に問題があるので精密な検査を受けたほうがいいというアドヴァイスもあった。
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