これはラジオの聞き書き。今ある種ブームといえるココナッツ・オイル。ダイエット効果、便秘解消、冷え性改善、糖尿病の予防・改善などいろいろあって関心が高い商品になった。
私もスリランカ製の頭髪用を使っているが、心なしか白髪が目立たなくなったような気がする。そんないいこと尽くめのココナッツ・オイルではあるが、押さえておきたいのは気候のこと。
ココナッツ・オイルの産地は、年中暑い国だ。スリランカも一年中夏という感じ。で、ココナッツ・オイルの盲点は、寒い地方では固まってしまうことだ。日本のように四季があると問題になる。
事実、私の使っている頭髪用のココナッツ・オイルは、冬場には固まってそのままでは使えない。入浴時に浴槽に浸けて溶かしたあと使っている。
そこでラジオでの肝心な点は、不用意に捨てると排水管が詰まるということだ。実際、経験した人の話で、その人はココナッツ・オイルで歯を磨くと白くなるといわれて使っていたが、排水管が詰まって調べてみるとココナッツ・オイルが原因だったという。
料理にも使えるということだから、よく考えて使ったほうがいいようだ。例えば、炒め物なんかは料理のあとのフライパンについたココナッツ・オイルを、新聞紙か何かできれいに拭いたあと洗剤を使ったほうが安心かもしれない。
まあ、パンのトーストに塗るとか、コーヒーにたらすとか、そんな使い方が無難かな。それにしてもココナッツ・オイルって高いよ。500mlで2000円以上だものね。でも、体によさそうだからいいかな。しかし、本当に効くのかな? 私は疑い深い。