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人生は幸せ探しの旅なのか?「しあわせはどこにある’14」劇場公開2015年6月

2015-12-27 17:08:16 | 映画

          
 精神科医のヘクター(サイモン・ペッグ)は、日常の診療が苦痛になってきた。患者の話をメモする振りをして、患者の顔や履いている靴をデッサンして質問に質問で返すという気のなさだった。

 妻のクララ(ロザムンド・パイク)との仲も、子供がいないせいかいつまでも甘い時間を過ごす。それもやや食傷気味。私ならロザムンド・パイクのような女性だったら48時間甘くてもかまわない。が、キレイな花もいつも見ているとそれほどでもないと感じ始める。ヘクターにもそれが起こる。

 クララは休暇が取れないということで一人旅に出る。(どうやらこれも画策したようだ)中国、アフリカそして意味あるロサンジェルス。

 中国ではやや羽目を外して中国女性となにやら親密。しあわせとは、複数の女性と親密になること。 とヘクターは思う。しかし、中国女性には彼がいた。スクーターで去っていくその女性。

 ヘクターは、雪山に来ている。頂上に寺院がある。元気な僧侶のおじさんから、しあわせは義務だと知らされる。

 アフリカでは、死の淵を見て開放されたとき、生きる喜びがしあわせと感じる。さて、いよいよロサンジェルス。

 学生時代の恋人アグネス(トニ・コレット)がお目当て。しかし、「もし君と……」ヘクターが言い終わらないうちに心理学者のアグネスの逆鱗に触れる。「私も夫があり子供が二人よ。幻想を捨てて現実を見なさい」端的に言えばこういうこと。

 どうも男は昔の恋人に執着する傾向にある。そういう私も同じだけど。やっぱり男は子供なんだな。まあ、結局はクララとの生活が一番しあわせということが分かって、はいおしまい。

 私はDVDをヘッドホーンをつけて観ている。なぜかというと細かいセリフを聞きたいから。なかなか難しいけど。今回は「Why not?」という言葉が気になった。

 LA行きのファーストクラスに乗るヘクター。スチュワーデスが「ヴィンテージのシャンパンは?」ヘクターは「Why not? いいね」
 別の席の女性に「マダム、ヴィンテージは?」「Why not? 頂くわ」日本語は男女の違いを示しているが、音声ではアクセントが違っていた。Why notには否定の意味でも使われる。DVDにはこんな楽しみ方もある。

 主演のサイモン・ペッグは、トム・クルーズの「ミッション・インポッシブル/ローグ・ネイション」にイーサン・ハントの友人という役柄だった。いま公開中の「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」には役名なしの出演。ハリウッドは少々主役をやってもいい役は回ってこないみたいだ。キビシイね。

 クララのロザムンド・パイクも2014年の「ゴーンガール」でアカデミー主演女優賞にノミネートされている。今後の飛躍を期待しよう。
         
         
         
         
   

監督
ピーター・チェルソム1956年4月イギリス生まれ。

キャスト
サイモン・ペッグ1970年2月イギリス生まれ。
トニ・コレット1972年11月オーストラリア、シドニー生まれ。
ロザムンド・パイク1979年1月イギリス、トンドン生まれ。
ジャン・レノ1948年7月モロッコ、カサブランカ生まれ。

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