
この映画を監督したのが脚本家のビリー・レイ。2013年制作のトム・ハンクス主演「キャプテン・フィリップス」がアカデミー賞脚色賞にノミネートされた実績を持つ。
ところがこの映画では犯人を追うというシチュエーションでは意外性もあっていい。しかし、男女の恋愛感情表現となるとどうもしっくり来ないし違和感もある。
その事件を追うのはFBIのレイ・カステン(キウェテル・イジョフォー)で協力者に旧友のLAPD刑事ジェシカ(ジュリア・ロバーツ)と検事補クレア・マローン(ニコール・キッドマン)。
追う犯人がテロ組織の情報提供者という設定で、レイの捜査の壁として立ちはだかる。この辺は斬新な気もする。で、恋愛感情表現になるとやや精彩を欠く。
クレアはどうもレイに気があったみたいで、それとはなしのセリフが出てくるが、二人の関係の説明不足でしっくりこない。それにレイの持つ雰囲気もそぐわない。ニコール・キッドマンの相手役としてキウェテル・イジョフォーはバランスが悪い。抱擁もキスもなし手を握るだけになった。
それに引き換えジュリア・ロバーツのやつれた顔はどうしたことか。邪推をするとキウェテル・イジョフォーだけでは観客動員に限界があるため、ニコール・キッドマンとジュリア・ロバーツを持ってきた気がする。
二人の女優の魅力を引き出しているとは思えない。失敗作ではないかと私は思う。ネタバレになるから詳しくはいえないが、意外性のある結末とは言える。それでも文句を言いたい部分もあるが言わない。

監督
ビリー・レイ出自不詳
キャスト
キウェテル・イジョフォー1974年7月イギリス、ロンドン生まれ。2013年「それでも夜は明ける」でアカデミー賞主演男優賞にノミネート。
ニコール・キッドマン1967年6月ハワイ州ホノルル生まれ。2002年「めぐりあう時間たち」でアカデミー賞主演女優賞受賞。
ジュリア・ロバーツ1967年10月ジョージア州生まれ。2000年「エリン・ブロコビッチ」でアカデミー賞主演女優賞受賞。
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