トム・クルーズがトップ・スターに躍り出た1986年の映画「トップガン」の挿入歌の一つ。
邦題を「愛は吐息のように」とされた「Take My Breath Away」は、シングルチャート1位を記録、アカデミー賞歌曲賞を受賞している。
映画「トップガン」は、1969年3月に創立されたアメリカ海軍戦闘機兵器学校で、トップパイロットを目指すパイロット、ピート・ミッチェル(トム・クルーズ)の栄光と挫折、それに恋を描いてヒットした。
F-14トムキャットを操り大空を駆け巡る爽快感を満喫した記憶がある。とはいっても細部はほとんど忘れていたが、アマゾン・プライムで再視聴したら、35年も前の作品とはいいながら、まだまだ鮮度は落ちていなかった。
恋人役にケリー・マクギリス。撮影当時、トム・クルーズ24歳、ケリー・マクギリス29歳。この「Take My Breath Away」を直訳すると、「私の息の根を止める」「息をのむ」でトム・クルーズとケリー・マクギリスが愛し合う場面で使われている。なんだか意味深な気がする。
ちなみに「トップガン」の続編が「トップガン・マーベリック」として新型コロナの影響で延び延びになっていて、ようやく2021年11月に公開予定となっている。
アメリカ、カリフォルニア州オレンジ郡出身のバンド「ベルリン」による「Take My Breath Away」を聴いてみましょう。なお、このバンドは現在も活躍中。
Watching every motion すべての動きを見る
in my foolish lover's game 私の愚かな恋人ゲームで
On this endless ocean この果てしない海の上で
finally lovers know no shame 恋人たちは恥を知らない
Turning and returning 振り返っては戻り
to some secret place inside 心の中の秘密の場所へ
Watching in slow motion スローモーションで見ていると
as you turn around and say あなたが振り返って言うように
Take my breath away 息を止めて
Take my breath away 息をのんで
Watching I keep waiting 見ている私は待ち続ける
still anticipating love 愛を期待しながら
Never hesitating 戸惑うことなく
to become the fated ones 運命の人になるために
Turning and returning 振り返っては戻り
to some secret place to hide どこか秘密の場所に隠れるために
Watching in slow motion スローモーションで見ていると
as you turn to me and say あなたが私に向かって言うように
Take my breath away 息を止めて
Through the hourglass I saw you 砂時計の向こうにあなたが見えた
in time you slipped away 時間の中であなたは消えていった
When the mirror crashed I called you 鏡が壊れたとき、私はあなたを呼んだ
and turned to hear you say 振り返ってあなたの言葉を聞いた
If only for today I am unafraid 今日だけは怖いもの知らずでいたい
Take my breath away 息を止めて
Take my breath away 息をのんで
Watching every motion すべての動きを見る
in this foolish lover's game この愚かな恋人ゲームで
Haunted by the notion 考えに取り憑かれて
somewhere there's a love in flames どこかで愛が燃えているような
Turning and returning 振り返っては戻り
to some secret place inside 心の中の秘密の場所へ
Watching in slow motion スローモーションで見ていると
as you turn to me and say あなたが私に向かって言うように
Take my breath away 息をのんで
My love, take my breath away 愛は吐息のように