シーズン5でマイク・ロス(パトリック・J・アダムス)が無資格での弁護士活動の罪で刑務所に入るところで終わった。その影響でニューヨークにあるピアソン・スペクター・リッツ法律事務所は、アソシエイトたちが離れて行って重大な局面を迎える。
マイク・ロスの無資格も非難されるべきだが、それを知りながら採用したハーヴィー・スペクター(ガブリエル・マクト)も同罪で弁護士資格はく奪は免れないという現実をマイク・ロス入獄の犠牲で難を逃れているのが実情だった。ハーヴィーをなんとか陥れようとするのが検事補のアニタ・ギブス(レスリー・ホープ)。
それでもハーヴィーは、マイクを助け出そうと奔走する。妨害や嫌がらせの難関を切り抜けようやくマイクを出所させる。そして、この事務所のコンサルタントとして働けという。マイクはいちから出直して人助けをしたいから別の道を歩むと言って断る。
しかし、世の中甘くない。前科が何かにつけて纏わりつく。地区の教会の牧師のすすめで不良少年の高校生に教える教師をするが、父兄から前科があることで抗議の声が起こりその教師の職も諦めざるを得ない。何十という面接も前科が大きな壁となる。
そんなある日、法律相談所からの誘いを受けた。法律相談所は、庶民の民事を主に扱う。アパートの入居者が大家がするべきことをしないので、家賃を払わないで訴えるなどの案件を善導して解決するなどがある。そんな仕事でも弁護士資格のないマイクでは法廷に立てない。
法律相談所には、所長以外にオリヴァー(ジョーダン・ジョンソン・ハインド)が弁護士資格を持つ。ただこのオリヴァー、経験が浅くしかもあがり症で法廷では役に立たない。しかし、調査や資料:訴状作成には長けている。
そのオリヴァーが持ってきたのがヴェロシティ社が採掘事業の健康被害案件だった。集団訴訟に格好の案件。このヴェロシティ社は、ピアソン・ハーヴィー・リッツ法律事務所が狙う案件でもあった。ハーヴィーはマイクからの話を受け「叩きつぶそう」と共同戦線を張る。ついでにマイクの弁護士資格審査も通そうとする。これは別の手を使って。
ピアソン・ハーヴィー・リッツ法律事務所にも変化が起きていた。もともと事務所を開設したジェシカ・ピアソン(ジーナ・トーレス)は、パートナーを降りて恋人の検事とシカゴに行ってしまった。今はハーヴィーとルイス・リット(リック・ホフマン)の二人のパートナーしかいない。
全員一致が原則の資格審査員に仇敵とも言える検事補のギブスが立ちはだかる。マイクの無資格をハーヴィーが知っていたかが問われる。マイクが否定すれば自らの詐称となり、弁護士資格は永遠にとれない。岐路に立たされたマイクとハーヴィー。
その審問の時、「私が知っていた」と発言したのがジェシカ・ピアソンだった。ジェシカはすでにシカゴ在住、弁護士資格剥奪の対象ではない。別の手と言うのは、密かにハーヴィーはジェシカを呼んでいた。これが奥の手。これでマイクは晴れて弁護士となる。
ヴェロシティ社の案件も法律相談所と共同で対処することになり、マイクはハーヴィーの部屋を譲り受けることになる。いよいよハーヴィーとマイクの強力なタッグが法廷で切りまくるだろう。すでにシーズン7・8も完成。
マイクの婚約者レイチェル(メーガン・マークル)とハーヴィーの秘書ドナ(サラ・ラファティ)の存在も大きい。ドナの的確なアドヴァイスは、しばしば正常な軌道に乗せる。マイクを温かく見守るレイチェル役のメーガン・マークルは、英国ハリー王子との婚約で話題をさらった。結婚式は2018年5月17日、ウィンザー城にある聖ジョージ礼拝堂で行われる予定。2017年5月16日から2017年8月29日までWOWOWで放映。
キャスト
ガブリエル・マクト1972年1月ニューヨーク市ブロンクス生まれ。
パトリック・J・アダムス1981年8月カナダ、トロント生まれ。
リック・ホフマン1970年6月ニューヨーク市生まれ。
メーガン・マークル1981年8月ロサンジェルス生まれ。
サラ・ラファティ1972年12月コネチカット州生まれ。
ジーナ・トーレス1969年4月ニューヨーク市生まれ。
レスリー・ホープ1965年5月カナダ生まれ。
ジョーダン・ジョンソン・ハインド1989年11月カナダ、トロント生まれ。
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