大統領選中に女性蔑視発言で物議をかもしたドナルド・トランプ次期大統領が女性を登用した。
メディアは「多様性と党内融和を印象づける」という見方が多い。トランプは、「分断を修復し、一つの国として前進することを祈っている。選挙戦は終わった。今はこの国を立て直すときだ」という。
外から見ているとものすごくご都合主義に思える。自分が分断しておいて立て直すときだって? 自分が火をつけて消すマッチ・ポンプ男に違いない。
それに登用された二人の女性。国連大使にサウスカロライナ州知事のニッキー・ヘイリー氏(44)、教育長官に米国児童連盟委員長のベッツィ・デボス氏(58)だと。
この二人はともに反トランプだった。日経の記事を引用すると「ヘイリー氏はインド移民の2世。サウスカロライナ州下院議員を経て2010年の同州知事選で当選し、現在2期目だ。15年の白人男性による黒人系教会銃撃事件の後に結束を呼びかける姿が全米で注目された。外交経験はなく、国連大使としての手腕は未知数だが、共和党の次世代エースのひとりと目される。
ヘイリー氏は共和党予備選ではマルコ・ルビオ上院議員への支援を表明し、トランプ氏について「最も大統領になってほしくない人物」などと断じていた。トランプ氏が党候補に指名されてからは支持に転じ、一時は国務長官候補にも取り沙汰された」とある。
一方「デボス氏はミシガンの大富豪・デボス家に嫁ぎ、教育問題の慈善家として活動してきた。共和党の大口献金者で、選挙戦ではトランプ氏を支持していない」という。
この二人の女性を見ていると、アメリカン・ドリーム実現には恥じも外聞も捨て去ってひたすら突き進むというドライぶりに思える。これではアメリカの政治家は信用できない。
多分、トランプは一期4年で終わる気がしてならない。というわけで私はアメリカ大好き人間であるが故に失望している。
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