猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

東京都写真美術館

2007年04月10日 10時29分22秒 | お出かけ・旅・美術・博物館
 東京都写真美術館 (恵比寿カーデンプレイス内) のHP → 東京都写真美術館
 
 東京都写真美術館の2階で開催中の 「夜明け前 知られざる日本写真開拓史 Ⅰ. 関東編」 3月10日(土) ― 5月6日(日) を土曜日 (4月7日) に見てまいりました。
 他にも 「TOKYO" マグナムが撮った東京」 (占領下の東京) とか APAアワード2007 とか興味そそる展示が有りましたが、2つ見ると疲労困ぱいしちゃうのと、犬の散歩の時間もあるのでこれだけ見て、ご飯食べてちょっと恵比寿カーデンプレイス内をふらふらして帰ってきました。


                 


                  美術館の壁部分と外通路



 こちらの美術館は来たのは初めて。以前からだんなが来たがっていました。そこに歴史好きなだんなにぴったりの幕末から明治にかけての写真技術黎明期の資料などを展示したこの展覧があることを知り見に行ったのです。

 作品、資料を
《1.であい》始めは被写体としてしか日本及び日本人は関われなかった。
《2.まなび》外国人技術者より撮影術を学ぶものが出てきた。
《3.ひろがり》東京、横浜、長崎以外にも写真館が広まって来た。

 の3つにわけて紹介しています。技術的なことはよく分からなくとも、貴重な作品を見ていると、武士の風情はさすがだなと思ったり、武士でなくとも昔の人はみんないい面構えをしているな、と感じます。昔の写真はカメラを凝視しなくてはならなかったことを差し引いても140~120年くらい前の日本人の姿は堂々として感動的ですらあります。
 写真館の中で写したかしこまった人物写真だけでなく、震災時の報道写真や外国へ売りに出されて評判を博した豪華本 「日本風俗を紹介した色付写真」 (色は後から着色) など関東各地から集められて初公開の写真たちがいっぱい。さして広くはない会場で、2時間たっぷり楽しみました。

 あちこちの郷土資料館や博物館や由緒ある学校などででよく見るでしょう ? ひとつづつぱらぱらと展示されていた、お城や郷土ゆかりの人物たちの昔の写真が集まると、明治という全体があぶりだされて俯瞰図のようによく見えるような気がします。

 今後とも明治初期の写真等、市井に埋もれた写真を集めていくそうですから、うちのおばあちゃんの若かりし頃のでも探して持っていこうかしらん。美人だったのよ~。
コメント (6)
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