猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

マンガ喫茶よどこへ行く。

2007年04月13日 09時56分22秒 | マンガ周辺記事 作家別は下をどうぞ ↓
 先日、近所に新しいマンガ喫茶が出来たので偵察に行ってきました。50女が1時間半だけの、しかもまんが読むのでパソのない安いとこでいいです、なんて本当に同業他社の偵察に見えたろうなあ。案内されるときも 「広くて綺麗なところですね~」 なんて観察ミエミエだし・・。
 新しいところはチェーン店らしいが駅から少し離れた街道沿い。自宅からも少し遠目だが、チラシを見ると最新設備で凄いらしいし、今チラシを持っていくと割引券をくれると言うのでホイホイと行って来ました。
 
 いや、今のマンガ喫茶って凄いのね。何がって、すでにマンガ喫茶という範疇を超えてますわ。カウンターで会員登録して、どの部屋タイプがよろしいですかって言うのはどこも同じですけど、そのタイプがいっぱい。喫煙・禁煙別は当然のこと、仕切りの無い椅子と机のところもあるのだけれど、個室になっていて椅子のタイプも選べて、中には薄目だけどマットレスの敷いてある個室まである。これって・・・宿泊施設でしょ ! 
 お菓子やインスタントラーメンを売ってるのは当たり前、下着や女性用のアメニティーまでそろっているし、シャワールームも別料金で利用できる。食べ物持込可なので、そばのお弁当屋さんでご飯を買ったらここで住めますよ。

 TVでワーキングプアの若者が安い宿泊施設として、マンガ喫茶を利用していることを報道していたので多少のことは知ってましたが、マンガ喫茶自体がそういう使い方を推進するような内容に変わっていってもいいものかしらん ?

 昔、10年以上前にマンガ喫茶なるものが出始めた頃、私は喜んで渋谷やその他都心のマンガ喫茶に出かけて時にはタバコの煙にむせながら 「柔」 の最終回を読んだものでした。当時すでに中年女性だった私が珍しかったのか、店員さんは皆優しく、タバコの煙のこない席に案内してくれたり、いろいろと気を使ってくれたりしました。本当にマンガが好きで読み損なって今は買えないマンガを読みに来る場所だったのです。
 その後、ネットカフェを併設する、リクライニングシート導入で忙しい現代人のちょっぴりリラックスタイム演出、までは私も納得いくところだったのですがね。もろ宿泊施設となると

 都心に出来ると地元にもすぐに出来始め、今は駅の近くに4軒、それにこの街道沿いの新店1軒と5軒も有ります。以前気に入っていたちょっと駅から離れていた店はつぶれてしまいました。安いので時間を気にせず、長編を一気読みしていたのに。
 お金のことを考えれば ブック○フ で中古を買って、いらなくなったら又売ると言う方が安いし、気の済むまで何度も読めて良いかも知れません。でも、新刊も言えば購入してくれるし、あちこち試し読みするには便利です。私のお気に入り 「まりしん」 も六本木交差点角のマン喫で昔のコミックを手に取り、はまってしまって自分で買いそろえたものです。
 
 私がマンガ喫茶を利用するのは姑同様の叔母と同居で、家では落ち着いてマンガが読めないせいもあります。家に帰る前に、ここでないどこか へちょっとトリップして元気をもらい、現実に戻る。会社帰りにちょっといっぱいのサラリーマンと同じです。気分転換しないと会社でもストレス、家でもストレスはやはりきつい。

 新店は綺麗だけどなんか営業スタンスが嫌だから、やっぱり今までのお店に行こう、と言うのが私の結論でした。
 
コメント (21)
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