猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

映画 「神童」

2007年06月28日 15時21分09秒 | 映画
     会社のある六本木でやっているので早速見に行ってきました。


 原作わたしよく読んでないんですが、映画だけでもいろいろおかしい突っ込みどころはあるわけで。
 音大を受験する和音 (わお) が受験時のピアノ演奏がすんばらしくて、1番で入学、入学したら凡才だった、というのはまだ許せるけど、
 初見のピアニストがオケストラと共演なんて、いくらなんでもありえないでしょ1日くらいリハーサルしてよ ! 原作がそうなんでしょうけど。
 この場面でちょっとしらけましたね~。いや…ここ一番の見せ場というか、ラスト近くの盛り上がるところなんですが…。

 音楽はオリジナルも含め、良かったですよ~~。生ではないけど音響の良い場所で聞く大音響のピアノの音、堪能致しました。弾き手も一流 (清家信也・三浦友理枝・和久井冬麦)でしたし。はしょられるのは時間の都合上仕方がなかった。コンサトじゃないからね。

 有り難いことに原作前半にあるという、野球シーンは一切なし。天才ピアニスト うたちゃん の母親が異常に うた の手指を大事にしている、というエピソードのために体育を休ませるとかは有りましたが。夜さんのブログ → 夜さんブログ さそうあきら 「神童」 で話題になっていた、うたの殿馬姿はみられませんでした (笑) 

 わたしが一番見たかった → わたしの好きなおじいちゃん ヴィルトゥーゾ・ホロヴィッツ ホロヴィッツ翁がモデルの、世界的ピアニスト、リヒテンシュタインさん (なんかリヒテルとルービンシュタインを足して2/1な名前 !) はちょっとしか出てこなかった…。ピアノ弾かないし…。日本人調律師も、まあ彩り程度だったし、短い映画の時間の中ではこんなものか。原作ではどんな扱いだったんでしょう。

 真面目に丁寧に作っている落ち着いたトーンの日本映画なんだけど、わたしにはイマイチでした。原作を読んでいないと分かりにくいところも有りそうだし。(わたしは1巻パラ見程度) 
 わたしの見たシネマート六本木では6月23日~なのでまだしばらくやっているとは思いますが、皆様にはTVで半年後でもと言っておきます。以下はこの映画館について。


                   


                   シネマート六本木
 

 六本木に長年勤めている私も、こんな所に映画館が出来たなんて知りませんでした。六本木交差点近く、しゃぶしゃぶで有名な 瀬里奈 の斜め裏で、私は手前の中華の飲食店にだいぶ前に行ったことはあるけど、その時はここも飲食店の入ったビルだったような。いつこんなの出来たんだ ? 4~5年前かしら。
 館内で買ったウーロン茶の領収書には、韓流・華流-アジアンエンタティメントとある。映画館の外観にちょうどこれからやる韓流映画のフェスティバルの宣伝を貼っていた。経営者は韓国の方?
 4つあるスクリーンの中でも私が見た部屋は一番小さいらしく、50席ほど。水曜昼1時30分からということで客は10人ほど男性は2名、レディースディだからね。

 職場の近くに映画館があるのは凄く便利。たまに調べれば単館系のいいのをやっているかも。ここを見つけただけでも収穫だったかな 

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6 コメント

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ラストが大事! ()
2007-06-28 22:02:56
ラストが今一だったの~?
あのマンガは淡々としたテンポの中で
ラストの盛り上がりだけ良かったのに~!
一番の見せ場で、盛り下がっちゃったのね~

で、映画のラストはリヒテンシュタインの代わりに
初見でピアノを弾くシーンなの?
マンガはこれがラストじゃないけど
初見でピアノを弾くのは同じだよ~
(マンガだから許されるんだよねぇ
これがすばらしくて、うたはコンサート活動に入るのだけど。。。

映画のサイトを見たら、リヒテンシュタイン役のおじいちゃんも
ミュージシャンなんだね
それなら、ピアノ弾くシーンがあっても良さそうだけど
残念ながら、原作でもほとんどピアノ弾いてる場面は無いのです~

やっぱり、マンガのの実写化に多大な期待は禁物かな。。。?


ところで、トミーさんは六本木にお勤めだったのね
これはまた良い所に
道理で六本木界隈の話題が多いと思ったわ~
返信する
マンガだよね。 (トミー。(猫とマンガとゴルフ~の管理人))
2007-06-29 11:04:19
 夜様
 本当のラストって訳じゃないけど、やはり一番の見せ場なんですが、演技がへたって理由じゃなくて、設定に無理があるというか。たとえば うた が凄い天才で初見ですばらしい演奏が出来たとしても、独奏ならOKですが、オケストラは何十人も人がいるわけですから、それらとあわせて一つの音楽を作るというのは何回か合わせてみないとどーしても変なことになってしまうわけで。いくら指揮者がいても、千秋も苦労しているでしょ。

 少しでも音楽を知ってる人は違和感感じますよ。野球やサッカーだって団体競技をやったことある人だって分かるでしょ。せめてリヒテンシュタイン氏が具合が悪くなるのが前日で、1日でアンサンブルをみんなが作った、となればまだ現実味があるなー、と思った次第。私も音楽には詳しくないですから、確かなことはいえませんけど。

 >リヒテンシュタイン役のおじいちゃんもミュージシャンなんだね

 あら、それは知りませんでした。練習風景でもいいから少しは聞きたかったな。

 六本木に勤めて早29年目、月日の経つのは早いものです。
返信する
そ~~~か~~~~ (つる)
2007-06-29 11:37:35
映画になる、と聞いてのだめドラマの千秋さまのピアノの吹き替えだったキヨイエ某がうたのピアノか~、どんな音なんだろ、と思ったんだけど考えてみるとあれは漫画ならではが強くて実写は向いてないカモ。

神童・うたの神の手が紡ぎだす天使の音で空間に生命力が鮮やかに満ち満ちる、といった原作でしたの。ソレを実写では…想像つかない…質の違う話なのでCGでは違うと思うし。さそうさんの画面構成が素晴らしいのです。
そしてうたの天才性も漫画ならではかもな~、ワオが入試の時がちがちに緊張しきって冷えた指先をうたが温める、そのときうたのエネルギーをワオに注入するのですが、コレ実写でやったらちょっと三流SFみたいだよねえ。
ぶっつけで本番、というのも原作ではそれまでにうたの天才性を充分に描いてあるのでさらっと納得できるような流れがあるのですが実写でやったら「都合の良いキセキ」みたいかもしれない。

このぶっつけの演奏は、原作ではうたの実質デビューとなるのですが、うたが本物の目指した音に辿り着けるのはデビュー後聴覚を失ってから。。。原作でもその前までの流れに比べるとややはしょったラスト展開に感じましたがこのシーンがラスト近くだったのならそこまで描けたのかな??映画では。。。

音楽は聴き応えありそうですね♪
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うたは可愛いんだけど。 (トミー。(猫とマンガとゴルフ~の管理人))
2007-06-29 18:15:05
 つる様
 映画だけ見ると、 うた の天才性がはっきり伝わってこないのよ。 わお の実家の2階でピアノを弾いたら通行人まで聞き入った、とかエピソードは入れてあるけど、単なる上手いピアノじゃん、という感じでね。

>天使の音で空間に生命力が鮮やかに満ち満ちる

というところまでは表現できてません。いっそそういう場面ではCG入れてこの世の音では有りません、てところを表現してもよかったかも。


手を温めてエネルギーを注入する ? アレはそういう場面だったの ?

すっかり ―元気付けてあげる― だと思ってました。 (笑い) もしくは落ち着かせてあげて、わお が実力以上に頑張れた…とか。
 初見オケストラはまんま

>「都合の良いキセキ」 

に見えてしまって。歌ちゃん役の瑠璃ちゃん(だっけ)は可愛かったんだけどね~。
返信する
これ! (トロ)
2007-07-05 14:54:13
映画の予告見て、
気になってました~!!
でも、そうですか~。。
思ってた感じと違いますね~。。
漫画は読んでみたいなと思っております♪
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人それぞれ。 (トミー。(管理人))
2007-07-06 09:11:01
 トロ様
 お久しぶりです~。そちらへ寄ってもなかなかコメ残せずすみません~。時々読みに行ってますからね~。
 綺麗で音楽の素敵な映画なので、私のつたない感想を鵜呑みにせず、気になったら見てやってください。
 私もマンガの方がまだなので、ちょっと読んで見たいと思ってます。
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