猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

まんがオフ会 初参加記

2008年02月14日 17時39分17秒 | マンガ周辺記事 作家別は下をどうぞ ↓
 2月の12日休み明けのぼけ頭を抱えて、某トピ常連さまたちのオフ会に図々しくお邪魔してまいりました。トピご常連の 夜さん にお誘い頂いたのです。

 会場は某山手線駅のすぐそばのお豆腐やさん 八かく庵 さん。こちら、とうふ を 豆富 と表現するのですね。腐るという字より縁起が良いということらしい。
 上の写真は豆富のサラダに豆乳、左にコロンとあるのが豆を硬い豆富で包んだものと、豆富クッキーのような箸休め。豆富料理店は以前にも行ったことあるけれど、これは初めてでした。


                  

                   ↑ 豆富田楽 柔らかすぎず硬すぎず美味しかったです。


 さて、その縁起の良い店内にて我々は 腐 を撒き散らしながら大声で大歓談。総勢9名のマンガ好き、(その中で腐女子約3名) 想像してください、その騒々しさ。(笑)
 喋っている我々はもう夢中でそんなことお構いなしだけれど、さぞや後々までお豆富が腐っていることだろう・・・。

 いやね、楽しかったですよ~。始めはみなさんと初対面なのでドキドキでしたが、途中はもう夢中で喋りまくり、最後は何年もお付き合いしているように打ち解けて話が出来ました。

 うちはだんなが全然マンガというものに興味を持っていないし、後は82歳のおばばなので、家ではまったくマンガの話は出来ません。会社でもこれほど私がマンガ好きとはバレていないので、(1番のお局様) ほとんどマンガの話はしたことないのです。同好の士と遠慮なく話せる楽しさで、時間がアット言う間に過ぎていってしまう~
 私は夜の部しか出なかったので、次回はぜひ昼の部 (お昼ごはんと歓談) 及びカラオケの部 (アニメソング歌いまくり) にも出席しようと心に誓いました。

                   

                      ↑ お土産にもらった うわさのジンギスカンキャラメル 翌日食べましたとも~。


 11時からお集まりのみなさん 夜さん・アヤネさん・テイルさん・たまこさん・こたりんさん・カズさん、エネルギュッシュ ! 乙女ロード散策から参加のブックさん、遠いところを日帰りでお疲れ様でした。夜から参加のあひょさんと私トミー。楽しかったですね。又是非お呼びくださいませ。
 幹事の夜さんお疲れ様でした。次回は幹事のお手伝いくらいしなければと思っています。
 
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COMの中の あすなひろし ④-2 「西部の唄」

2008年02月13日 17時29分09秒 | まんがエリートのための雑誌 COM
 前回 と同じく、詩訳/構成/絵 とも、あすなひろし氏。しかし2編しか乗っていないのは寂しい。以下はあすな氏の素敵な訳詩を私が縮めて意訳して、ズタボロにした内容紹介。

空駆ける騎手 RIDERS IN THE SKY

 空に悪魔の牛の群れを見る年老いたカウボーイ。それを追うのは空駆ける騎手の群れ。彼らは稲妻のように老いた男の頭上を駆ける。
 もしも地獄におちたくなくば、お前も今から悪魔の牛を追うがいい!

吹雪の唄 THE BLIZZARD

吹雪の中で愛しい女の所に早く帰り着きたいと願う男。あと7マイルなのに
すぐむこうに君の微笑と暖かいなべが待っているのに、あと5マイルと無いのに
雪の中にうずくまる愛馬、ああマリー・アンのところまであと3マイルとちょっとなのに
立つんだよダンお前を置いてはいけないよ、ほんのすこし休もうか、あと100ヤードもないのだから
嵐も去って人々は、息絶えたカウボーイを見つける
愛馬を助けようとたずなを握り締めたつめたい手は凍っていたよ
ああマリー・アンお前のところまで100ヤードのところでだよ

寂しい唄ばかり前後編6編の西部の唄シリーズです。

 ところで、COMの中のあすなひろし ④ 「西部の唄」 の時にも付いていたのですが、題の前にジュニアの絵本と付いているんです。内容は十分大人に耐えるものですし、以前にジュニア雑誌にでも発表されたものなんでしょうか ? 
 あすなひろし追悼公式サイト 1960年代の作品リスト を見ても良くわかりませんでした。どなたか知っていたら教えてください。
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COMの中の長谷 邦夫  「長谷邦夫パロディー劇場」 

2008年02月12日 09時42分38秒 | まんがエリートのための雑誌 COM
 上の写真はパロディー劇場の ⑤ 梅図 まずお の 「おそろち」 


 長谷(ながたに) 邦夫氏は、1937年生まれ、「漫画少年」に投稿後石森(当時)章太郎氏の肉筆回覧誌 「墨汁一滴」 の執筆陣に加わるいわゆる「トキワ荘」のメンバーのうちの一人。スタジオゼロを経て、赤塚 不二夫氏のフジオ・プロダクション創立メンバーとなり、赤塚氏と二人三脚の時期が長かったが、現在は大学の講師など単独で仕事をしている。ウィキで調べて始めて知りましたが、1972年、井上陽水『氷の世界』収録曲「桜三月散歩道」の作詞で日本作詞大賞受賞。これ、びっくり!


詳しくは → ウィキ 長谷 邦夫


 長谷邦夫パロディー劇場はCOMの誌上で 1969年4月号から始まっていて、終わりは1969年12月号までの9回連載企画でした。

第1回 1969年4月号 「ゲゲゲの星」 原作 火事原(かじはら) 一鬼 まんが 水木のぼるとフジオプロ と徹底しています。(笑)
 題名と作者名を見るとおり 当時人気絶頂の 「巨人の星」(1966年~1971年まで週間少年マガジン連載) と 「ゲゲゲの鬼太郎」 を混ぜて、ついて、こね回した快作(?)7ページ。絵柄は各元作とそっくりに仕上げてあり、そしてもちろんギャグマンガ。

第2回 1969年5月号 「バカ式」 つげ義悪(よしわる) 
 かの名作 つげ義春氏 の 「ネジ式」をパロってらっしゃいます。 (笑笑) 絵柄は背景と一部登場人物がつげ氏風ですが、出てくる人間の多くは赤塚不二夫氏の天才バカポンに出てくる人々。ニャロメやレレレのおじさんも登場します。主人公はバカボンのパパなのだ~~。

第3回 1969年6月号 「フーテン老人日記」 変漫画文学全集 
 フーテンというからには、やはりCOM誌上で人気のあった 永島 慎二氏風 の絵柄かと思いきや、表紙は東海林 さだお氏風と 永井 豪氏風 での始まり。東海林氏風の絵と内容で5ページも続いてこのまま行くかと思う頃、突然永島氏のフーテン登場。おまけにやっぱりというべきか、永井 豪氏のひげ面おじさんと裸の女の子が乱入して、東海林氏のふんどしおじさんと永島氏のギターをかき鳴らすフーテンの周りをきゃっきゃっと回りだして楽しそう(笑笑笑)

第4回 1969年7月号 「ルパン二世」 今月の題材石森章太郎のファンタジーワールド「ジュン」と銘打たれてます。
 表紙の枠外には、つねに〆切に追われてピンチなサルマネ作家 → 長谷邦夫ことモンキー・ピンチがおくる異常作!! (笑)
 モンキーパンチ氏風の絵柄で送る、ファンタジーワールド「ジュン」の世界。ジュンの代わりを務めるルパン二世が違和感なくて、主役交代でも 「ジュン」 はやって行けるのでは ? と思わせる問題作。(笑笑笑笑笑)

第5回 1969年8月号「おそろち」 ↑ の写真の号です。梅図氏の 「おろち」のパロですが、梅図氏そっくりの絵柄で押してます。お目目ぱっちりの梅図風女の子達が可愛くて怖い。真夏の夜に贈る、歌手のジュンとネネそっくりの美人姉妹のそれはそれはオソロチい物語。
 一部美しい青年役としてバカボンのパパ (!)やニャロメさん、額縁の絵としておばけのQ太郎さん出演。お話も一応ギャグが絡みますが、ちゃんと起承転結でお話になっていて最後はOh もーれつ!!で終わります。(笑笑笑笑笑 もうやめよう)

第6回 1969年9月号 「かかば斬るド」 砂川はげしさ 
 砂川 しげひさ氏風のギャグマンガタッチと小島 剛夕氏風の劇画タッチが融合する残酷とナンセンスの極地。一人前の漫画絵師になるため小島風激画流漫画道場に残業含み手取り8万両で売り込みをかける砂川風入門者。2刀流で劇画とナンセンスを描き分けるが…。

第7回 1969年10月号 「ゴリラ13シリーズ 寒い国からにげてきたスパイ」 制作スタッフ -構成-ながたにくにを -脚本- ナガタニクニオ -構図 長谷邦夫- -見本 園山俊二/さいとうたかを- -作画 クニオナガターニとフジオプーロ- (笑)
 出ました、ゴ○ゴ13シリーズのパロディー。
 深夜、ヘリコプターから一人落下傘降下する怪しい人影。待っていた怪しげな一団から一斉射撃で狙われる…。と劇画タッチで重厚に始まる物語とは。主人公園山俊二さんのゴリラなんです~。(前面体中心部に葉っぱ付)主人公ゴリラ13のみ園山調、他はさいとうたかを調。国境紛争の火の手を消すために、さる人物を消す仕事を請け負うゴリラ13の活躍。あれれ、仕事が済んだらゴリラのぬいぐるみを脱ぎ捨てて、あっあなたの本当の姿は 

第8回 1969年11月号 「ライク ア エロチック コミック ストリップ」 KUNIO NAGATANI と HIS PARTNERS
 当時COM誌上で絶大な人気を誇った宮谷(みやや) 一彦氏の「ライク ア ローリングストーン」 のそっくりまんが。宮谷氏の「ライク ア~」 は自伝的・日記的な意欲作なのだが、今読んでみても思想・女性関係・新人漫画家としての苦悩などが入り混じり、写真を使った新たな表現方法やダリの絵のような心象風景の表現なども試みていて、難解な作品だ。 (この作品の前、9月号で終了)

 それをまぁ、長谷氏は宮谷氏調の劇画的なペンタッチとまたまた出ました永井 豪の金時腹巻のぼくちゃんを組み合わせて軽々とパロっていらっしゃる。最期の方、原稿をもらって帰る編集者のセリフ、 「ブリーフよりふんどしの方が反体制的でーす。原稿いただきま~す」 に笑った。編集者とは、何が何でも原稿もらえれば良いのよね。

最終回 「椎名町奇譚」 長谷邦夫とフジオプロ
 題名からして 滝田 ゆう氏 の『寺島町奇譚』から取っているパロディーなんですが、この作品の前に滝田 ゆう氏本人が作品を載せているのにまず笑いましたね。この方も1990年にお亡くなりになってますが、もうほんとにCOMに描いていた方々が多く亡くなられてて寂しいことです。

 トキワ荘に下駄をカーラコーロと鳴らして入っていく長谷 邦夫氏本人。石森も赤塚もいる室内では「トキワ荘物語」さながらみんなの日常が繰り広げられている。これは筆致は滝田 ゆう氏を借りた 長谷 邦夫 の「トキワ荘物語」なのだ。 

 次の号から同氏の「盗作・世界名作文学全集」が始まっていますが、ちょっとごった煮過ぎて、私にはこのまんがパロディーシリーズの方が面白いです。


 ↓ コメント欄に長谷邦夫先生より、コメントを頂きました。ぜひこちらもお読みになってくださいませ~~m(_ _)m
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マック 「シャカシャカチキン」

2008年02月08日 09時45分54秒 | グルメ 私の食べた美味しいもの
 ジャンルをグルメにするのにちょっと迷ったが・・・。先日新聞の日本マクドナルドの全面広告を見て喜んだ人は何人 ? うちは読売購読者だけれど、たぶん大手4誌には全部乗っていたはず。
 紙面の両角に三角形の無料及び値引きクーポンが付いていたでしょう。新発売のシャカシャカチキンの無料券1枚と、プレミアムローストコーヒーのSサイズー+シャカチキンのセットを150円でご提供と言うクーポン1枚。

 価格100円とはいえ、まったく無料でチキンを試食させるなんて太っ腹だなぁと思ったのは私だけですか ? チケットを全て使われたらいったいいくらの損失になるのか、広告料としては安い方なのか、広告業界の人に聞いてみたくなりました。

 で、切り取って置いたのだけれど、そこはそれ、期限と言うものがある。シャカチキン無料券の方は期限が2月8日だったので、先日一人で本当にタダにしてくれるのかやってみた。店内飲食なら飲み物ぐらいつけないと恥ずかしいよな~、と流石に考えるおばさんの私。
 いやしかし、ここはひとつ持ち帰りにしてそれでも笑顔で無料にしてくれるものか試して見なければブログネタにならないじゃないか・・・。

 若者でにぎわう地元の駅前のマクダーナル (英語読み風に) に近づき、

「これ、お願いできますか ? 」

 とおずおずと男性スタッフに差し出してみる。一瞬固まる店長らしきスタッフは、それでも内心の動揺を悟られないようにか、内容を確かめ

「お持ち帰りですか ? お味は何がよろしいですか ?」 

とマニュアルどおりの質問。

「持ち帰りで。チーズ味を。」

と私。 

 レジになにやら打ち込んでいる。0と表示されたレジを離れ、

「しばらくお待ちください。」

と離れていく店長。(らしき人)

その間、笑顔無し。

不安になる間もなく、女性スタッフがシャカシャカチキンでお待ちの方~、とすぐにブツを持ってきて、手渡してくれる。しかし彼女も笑顔無し。

 そそくさと家に急いで帰って食べました。100円 (いえ、今回はタダ) にしては結構な大きさのフライドチキンに、ふりかけのように3種の好みのシーズニングをふりかけ、袋をシャカシャカとして満遍なく味をまぶして食すと言う最近流行りの方法で、けっこう美味しかったです。
 持ち帰り用に一回り大きな袋に入れてくれて、紙ナプキンが4枚も入っていて、あらら、いいのかしらと思ってしまう。
 笑顔を見られなかったのは、私のひがみでそう見えなかったのでしょう。大体私、今考えたら恥ずかしくてしっかり相手の顔を見られなかったわ。

 いつもはモスバーガー派の私なんですが、ちょっとマック見直しました。今度出るプレミアムローストコーヒーが美味しかったら、だんなも一緒に行けるわね。

マクドナルドHP → 日本マクドナルド

 ↑ 4コマまんがもあったりして、あちこち読んでしまいました。
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ペーパームーンムック 少女漫画ファンタジー 「少女漫画 夏の夜の夢」

2008年02月07日 16時18分48秒 | マンガ周辺記事 作家別は下をどうぞ ↓

 
 ペーパームーン ムック紹介第2弾。 ちゃとと さんにお借りしています。㈱新書館 1979年7月10日 初版 

 先日アップの 「少女漫画 千一夜」 より一年半程前のペーパームーンムック版、この号の特集は 「夏の夜の夢」 です。表紙は 竹宮 惠子氏。
 前回と同じく内容の紹介しか出来ないと思いますが、懐かしく見てくださればありがたいです。

 特集が 「夏の夜の夢」 ということで、シェイクスピアの 「真夏の夜の夢」 にページを割いて、それを原作とした イルジー・トルンカ の人形アニメや他の画家達のイラストを紹介したりしていますが、少女漫画家さんたちの作品はちょっと離れて怪奇物や幽霊話やら心理的に怖い話などがまんがでもインタビューでも載っています。

 巻頭のカラー4ページは 萩尾 望都氏 の 「むかし語りの終わり」 という短いけれど最近の萩尾氏に通じるようなダークっぽい作品。ハッピーエンドでなくて、突き放したような終わり方になっている。母親にお前は鬼だからと言われて育った女性の所に、森か木の精かなにやら分からない男が訪れるという話は、萩尾氏の最新のコミックス 「山へ行く」 に載っていた 私を愛してくれと言う黒い男 のシリーズにちょっと初めだけ似ているかしら。彼女は付いて行ってしまうんだけどね。

 次のページには見開きで 大島 弓子氏 のカラーイラスト。白い服のはかなげな少女、と思ったら背中に大きな緑色の羽を背負っている。

- 三日間の人生が始まったばかりのかげろう -

 ですって。なるほど。

 次は 「箱の中の子供」 と言う題の 樹村 みのり氏 の淡い色合いの絵本のような絵物語。これは 安部公房 の 「箱男」 か、以前TV番組で見た箱の中で暮らし、人に移動してもらう 「箱の中の若者」 か。
 子供の引きこもり (精神的なもの含む) を言及しているのかと思うが、この頃 (29年前) より今見たほうが断然現実的で怖いと思う。又、それを淡~い綺麗なカラーで表現されると余計怖いような。

 他の絵物語は ささや ななえ氏 の 「聖者がいっぱい」 一人称で話しているが、どうも他人には自分が思っているようには自分が見えないらしい。今風に言えば浮いてる存在、KY (空気の読めないヤツ) か? と思ううちに話はだんだん深刻になって行って・・・。
 ミステリーなどではよくある (?) 誰かが私を突き飛ばそうと狙っている--。でも本当は・・・という話。

 - 隣にいる人間が何の動機も邪念もないままに人を殺さないと誰が言い切れるだろう -

文章だけでも充分鳥肌の立つお話でした。ささや氏ってこういうの上手いわ~{{{{(+_+)}}}}


 マンガは、山岸 凉子氏 の 「グール」 と 佐藤 史生氏 の 「天使の繭」。
「グール」 はコミックスに収録されているものを持っていますが、こちらが初出だったのですね。大きな版でみると余計おどろおどろしい、餓鬼になってしまった自分を認めたくない海の遭難者の話。

 佐藤 史生氏の 「天使の繭」 はこれまたちょっと難解な…。天才ダンサーの少年の精神世界・心象風景の描写が流石です。彼に興味を持って、精神の崩壊を食い止めるべく精神科医に連れて行く美形の男が 「天使のようなもの」 で、山下 和美氏 の 「不思議な少年」 を連想しました。
  

 他にはイラスト付のエッセイ 竹宮 惠子氏の連作らしい 「鏡の国の少年たち ④」。「あやうくも美しい少年の季節」 と題して文学や映画の中の少年達を紹介している。ケーコたんの趣味全開で今見ると微笑んでしまう。

 後は恒例の 少女漫画家さんたちへのアンケート、今回は夏向きの質問が多く、避暑地は海派 ? 山派 ? とか、今迄で一番怖かったことは ? 等など。
 アンケートじゃないけど、山田 ミネコ氏 の幽霊との交友録が非常に怖かった。つくづく私は見る人でなくてよかったわ

 あとは 伊東 愛子氏 の詩画のページで 「碧い海」。 若い頃死に分かれた妻に人生の最後に会いに行く男。彼女は海の底に沈んだ船の中の冷凍庫で若いままにいるはずだ・・・。

 今はこういう人気漫画家総出演のアンソロジーは無理でしょうね~。
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愛しのフェレットちゃん

2008年02月06日 13時31分39秒 | 猫・犬・動物
         メスのフェレットちゃん小型で大人しい子です。
 この方はもう一匹グレーのフェレットを飼っていて、交代に連れて来ています。猫よりふにゃんふにゃんでいいですよね~。

 亜美 (猫) やペル (犬) の動物病院通いで唯一心和むのは、他の患畜ちゃんたちを見たり触ったりできること。毛の生えている動物なら何でも好きな私の、病院通いの楽しみとなっています。前に2~3センチの砂ネズミの赤ちゃんを連れてきた人がいて、超可愛くてびっくりしました。

 以前 今 市子氏 の 「文鳥様と私」「美しき獣たち」 のところで、動物病院の通院時間2時間、待ち時間5~6時間って考えられない  と絶叫した私ですが、実はこちらの高○動物病院も腕がよいのか、なかなかに混んでまして、10時開院のところ、10時に行くともう4~5組夏は外で待っていたりします。

 今の時期は外では寒いので早めに入れてくれますが、どっちにしても始まるまで何組か待つことになります。先日は午前10時に着いて亜美の診察が始まったのが12時近く、薬の処方も全て終わって家に帰ったら午後1時半頃、同時に行っただんなとペルはもっとかかって遅い昼食を摂ったのは午後2時半頃でした。4時間以上掛かっていたのですね。 うちはまだ病院から近いので助かっていますが、流石に疲れました。

 待合室で不機嫌な亜美嬢をあやしながら待っているとき、上の写真のような他の可愛い動物達を見たり触ったり、飼い主さんとしゃべったり、気分を紛らわして待っています。最近は読みかけのコミックスを持って行ってこっそり読んじゃってます。(笑)

                  ↓ 不機嫌な亜美嬢に私のマフラーを巻いてあげたら、不機嫌なグレーライオンになりました。


                  

 
 亜美は移動用のカゴに入れようとすると抵抗が凄いので、洗濯ネットにいれ、バスタオルに包んで自転車の前カゴに鎮座してもらって連れて行きます。もう年寄りで活発でないし、病院に着くと 固まるので バスタオルに包んだまま私のひざの上で大人しくしています。しかし最近は唸る事を覚えたらしく、ずっと不機嫌そうに低く唸っているので恥ずかしいです。

 亜美ちゃ~ん、あなたの為なんだから、お薬もちゃんと飲んで、病院でも大人しくしていてくださ~い。 でもいやだよね~あんな苦いの (苦そうなの) 5つも毎日朝晩飲むのはね~
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COMの中の あすな ひろし ④ 「西部の唄」

2008年02月05日 16時21分21秒 | まんがエリートのための雑誌 COM
 
              COM 1968年8月号掲載 9月号にも有り。詩訳/構成/絵 あすなひろし

 この号には4編の西部開拓時代を歌った歌が載っています。映画の主題歌が多いようですね。詩を訳し、絵を描き、構成も考えて全て自分で作っています。又、ウェスタンの中には勇ましい唄、明るい唄もあると思われるのに、選んでいるのは哀愁漂う男の唄ばかり。その時代、その場所、その人たちの唄がお好きだったのでしょうね。

 最初のページにあすな氏のモノローグがカウボーイの後姿とともに載っています。

  -略-彼らはうたう
終わり亡き愛へのあこがれ
ひとり旅行き
ひとり死にゆく哀しさ


 画像とくわしい解説がこちらに載っています。 ↓  
 
 あすなひろし追悼公式サイト内 西部の唄のページ

 ここの管理人さんは、4編ともどの映画の主題歌であるとか、詳しく書いてらっしゃいますので、ぜひ行ってみてください。


 最初に載っているのからして 「寂しい草原に埋めてくれるな」 という題から寂しい歌。
 死の床にいる若者が、息もたえだえに、狼の吼える寂しい草原には埋めないでくれと頼んでいる。看取ってくれる人などいなくていいからと。けれど私達は風の吹き渡る草原に6フィートと3フィートの穴を堀り、その底に息絶えた若者を埋めました・・・。

 このページのイラストは、先ほどの西部の唄のページの2番目と、あすなさんの公式追悼サイト ↓ 

        あすなひろし 追悼公式サイト トップベージ

 のトップ画面の右上で見られます。

 「野鴨の叫び」
この女のそばで眠りたいのに、野鴨が北の空に羽ばたく声がするからオレも行かなけりゃいけない。冷たい氷の溶けぬうちにお前の急ぐ北の国へ

 「ラレドの通り」
 ラレドの通りで白いリンネルをまとった哀れなカウボーイと会いました。彼は言う、私が悪事を働いたのももう過ぎたこと、私は今胸を撃たれて死ぬのです。
 彼の願った水を汲んで戻ると、彼は息絶えていました。

 最初の写真が ↑ このページのイラストです。

 「500マイルも離れて」
 この汽車が去ってしまったらあなたは私の去ったことを知るでしょう。そして哀しい汽笛の叫びを聞くのです。
 100、200、500マイルも離れて今はあなたの愛もなく、去っていく私。もう帰ることの出来ない故郷。


 私の知っているのはピーター・ポール&マリーが歌ったこの 「500マイル」 だけですね。


     おまけ映像  ↓ 松本 零士 氏のファンの方見てね。

               おまけ画像
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