さてお次の「お題」は「競技時間」です。
3.2.1. Robots will be given a maximum time of 8 minutes to complete the course. The time for each round will be kept by the referee.
これまで、レスキューにお競技時間は10分間でした。 これが単純に短くなって8分間になりました。
おそらく「3.1.2」で規定した、競技前の調整時間と合わせて10分にしたのでしょうね。
2007年ルールでレッドゾーンが導入された当時は、レッドゾーンをランダムに動いて被災者を発見する「M&Y語録:ランダム方式」が流行?していました。 壁に当たったら方向を変えて直進する、また壁に当たったら方向を変えて直進・・・これを繰り返して10分の時間制限いっぱいまで使うチームがたくさんありました。
しかし、2008年の競技では、「ランダム方式」は減ってきて、「おそうじ方式」が増えてきました。 そのため(10分使わずに)結構短い時間で終了するチームが増えました。
制限時間の短縮は、そのような背景もあるのではないでしょうか。
ただ、ジャパンオープンや蘇州世界大会などのように、1階に3つの部屋があり、しかもマルチチームでの競技となると、結構時間が掛かります。 昨年のジャパンオープン沼津でも、9分~10分掛かっています。
(参考)ジャパンオープン沼津での「M&Y」のマルチチームの時間
予選1回目 9:56
予選2回目 8:59 (パートナーチーム:「ステッピー7」)
決勝1回目 9:15
決勝2回目 6:10 (パートナーチーム:「moritai13」)
今後はスピードもある程度考慮が必要になりそうです。
時間制限を短くしたのが、スピードの大好きな中の国のチームの要請で無ければ良いのですけどね・・・