Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
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大きな変更!?

2017-07-15 | Rescue Rules 2017

ジュニアレスキューも2017年の正式ルールが公開されました。

DRAFT版との細かい比較をしていませんが・・・それほど変わっているようには見えません。

 

これが、DRAFT版との違いなのか、2016年版との違いなのかが、良く分からないのですが・・・大きな解釈の違いがあります。

 

3.5.2 A robot is considered to have successfully navigated a hazard (obstacle/intersection/dead end/speed bump/gap) when it has traversed the tile where it was placed without human intervention.

 

ここにある traversed the tile というのがミソのようで・・・

ロボットがタイルを横断した時(つまり、そのタイルを出て、次のタイルに入った時)に、そのタイルにあった得点が入るというものです。

だから、障害物回避、交差点、行き止まり、スピードバンプ、ギャップのどれもが、ロボットが次のタイルに入った時に得点になります。

 

同様に、ロボットが逆走を始めて、前のタイルに戻ってしまった時に、競技進行停止になるようです。

ロボットがタイルに入って、そのタイルを出た時に、正しい経路側に出ればOK(得点源があれば得点)、逆に正しくない経路に出ればNGということです。

審判にとっては、判断が明確になったと思います。

 

じゃあ、こういう場合はどうなの!?

これまでも、良く使われてきた、1つのタイルに2つの交差点のあるヤツ

 

 

普通に考えれば、最初の交差点で左、次の交差点も左・・・これで30点

もし、ロボットが最初の交差点で右に行ってしまった場合は、競技進行停止・・・だと思うのですが、そうではありません。この場合は、交差点を右に行こうが左に行こうが関係ありません。環状線を何周しようが関係ありません。このタイルを上に出たら、30点(交差点:15点×2)が与えられます。逆に、このタイルを上以外に出たら、競技進行停止になり(たとえ交差点で正しい方向に進んでいたとしても)得点は得られません。

はい、こんな感じです。

 

じゃあ、ついでに・・・

 

 

こんなのは、どうでしょうか?

(A)は、2つの交差点を越えているけど、ギャップを越えていないので30点なのかと思うのですが・・・

(A) (B) (C) どれもが40点です。(交差点:15点×2 ギャップ:10点)

 

次のタイルに入った時に、(ロボットが入ったタイルが正しい経路であれば)元のタイルにあった「全ての得点」が入ります。

 

これだと・・・上の2つの例だと、ロボットが(交差点に関係無く)直進すれば得点になってしまう・・・ように思うのですがねぇ。(つまり、 dead reckoning を助長するルールなんじゃないかなぁ 笑)

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Rescue CoSpace 2017 Rules 5.2 Pre-round Practice

2017-07-15 | Rescue Rules 2017

今回のお題は「練習」です。

 

5.2.1 Wherever possible, teams will have an access to a practice field for calibration. Teams can calibrate their sensors ONLY before a game at the real field. Calibration is defined as the taking of sensor readings and modifying of the real robot’s program to accommodate such sensor readings. Calibration can be done in as many locations as desired.

5.2.1 チームは較正のために練習フィールドを利用します。チームは競技前に限って、実際の競技フィールドでセンサーの較正をすることができます。較正は、センサーの値を調べて現実のロボットのプログラムに反映することを意味します。較正は、フィ-ルドのどの場所でも行うことができます。

 

こんな感じでしょうかねぇ。

現実ロボットの練習をイメージして、「練習」としました。

実際に仮想ロボットの練習を(練習フィールド!?で)やらせていたのかというと・・・よくわかりません。

説明の文言は、他のレスキュー競技に合わせてあると思いますが・・・Rescue CoSpace が横並びに論じて良いのか・・・よくわかりません。

関東ブロック大会では、実際の競技を実施するPCで練習をやらせる(試走)をしていました。

 

上にも書いたように現実ロボットの試走(練習)があります。

でも、仮想ロボット用の試走は無かったような・・・

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