効率と公平がトレード・オフと規定しているがそうだろうか。スティグリッツの「公共経済学」にも同様の論旨はあるが、あくまで「選択」とあり、効率と公平がいつもいつもトレード・オフとはなっていない。筆者は経済企画庁出身でありデータは多いが、論旨が分からない。マクロな公平性を論じているのか、マイクロなケース・スタディか不明だ。<o:p></o:p>
終わりに「本書のメッセージ」として各章のまとめがあるが、博士論文のまとめみたいだ。章毎にテーマが色々あり、どうして着目したのか、論文のフローはなにかがよくわからない。各章の内容はよく知られた内容のデータ実証のようであり、そこは読むに足る。<o:p></o:p>
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「効率と公平」の入門ならスティグリッツの「公共経済学」が良い。この著作は「本書のメッセージ」を読めば充分だ<o:p></o:p>
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