都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

念願の飛騨高山・白川郷の名所と味の探訪(初日):高山を巡り、白川郷のホテルでゆったり

2019-09-23 02:59:09 | 趣味

 飛騨高山と白川郷に行ったことがないというと、荊妻が1泊旅行を段取りしてくれた。憧れの合掌造り見学、お味は、昔エッセイで読んで憧れた、高山ラーメン(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%B1%B1%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3 )、朴葉味噌( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%B4%E8%91%89%E5%91%B3%E5%99%8C )、五平餅( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%B9%B3%E9%A4%85 )が楽しみだ。

 

旅行費用は2食付きで9万円程。国内旅行の方が高いとのこと。7時前の新幹線で名古屋に、そして2時間半のJRで10時過ぎ高山に到着。高山駅は数年前に改築され、飛騨高山の木工を生かした木の内装がきれいだ。

 JTBに荷物を預け、さっそく街歩きを。高山城(今はない)の城下町を巡る( http://www.city.takayama.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/002/176/03.pdf )ただし、火災が頻繁にあったようで、明治以降の建築が多い。街の骨格は残されているが、建物は新しい。木造3階建てが多いのは、明治以降昭和の初めの建築だ。

 全国唯一の陣屋である高山陣屋( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%B1%B1%E9%99%A3%E5%B1%8B  https://www.pref.gifu.lg.jp/kyoiku/bunka/bunkazai/27212/shoukai.html)、金森長近以降の歴史がある( https://www.pref.gifu.lg.jp/kyoiku/bunka/bunkazai/27212/daikan-monogatari.html )。

 建物は雪に耐える木造の骨格が力強い。また、土縁庇が深く、障子と雨戸の断熱構成で、雨戸は内側から動かせるように開口が内側にある。また、入隅の雨戸は両端に足があり曲がりも送れるようになっていた。木工技術の発展とのこと。青海波がこの地域のテーマの様だ。前の砂段には左右に青海波と蜻蛉の模様だった。

 各所にある兎の釘隠しもかわいい( https://www.takayama-gh.com/tabaru/article/jinya_mystery01/ )

 立派な構成の陣屋で表と裏、庭園もある。昔の便所が保存され小便の木製朝顔など貴重だ。茶室もあり、ヴォランティアの方から大徳寺系列で、相国寺系列の金閣寺の系統との説明があったが、詳細はこのようだ。( 金閣寺住持(のちに相国寺)の鳳林承章(ほうりん じょうしょう https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B3%B3%E6%9E%97%E6%89%BF%E7%AB%A0)が庭園の修復をした。この時、後水尾天皇の御幸にあたり茶室を造営するために茶人の「金森 重近(かなもり しげちか・金森宗和そうわ)」に造営の指揮を委ねています。なお金森宗和は、大原・三千院の庭の修築にも関わっている)金森重近( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E6%A3%AE%E9%87%8D%E8%BF%91 )は遠州とも親交があったというが、ちょうど桂離宮造営の頃と重なる。

 街を歩くと、きれいな水の流れる水路が良い印象を与え、山国の都市と感じさせる。遅いが紫の朝顔がなごり、両側にある。

栗のお菓子が多くうまそうだった。みたらし団子は80円、飛騨牛握り(海老煎餅にのせる)は700円と各所にある。

 

 さるぼぼ( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%95%E3%82%8B%E3%81%BC%E3%81%BC )もいたるところにありかわいい。赤蕪の漬物が多く、めしどろぼう( http://tsukemono-urata.com/?pid=13617172 )というすっぱめの漬物が有名なようだ。なお、京都には上賀茂に米泥棒がある( https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260503/26026773/ )こちらは、辛子味噌漬けだ。

 色々歩くと、水が良いのか酒屋が多い、味噌醤油も多い。南北幹線を生活道路と観光道路を分けており面白い。

 つづみそばに並び、絶品のワンタンメンを賞味した。ほんとうにうまかった。

 高山祭屋台会館を見学するが、高い(900円)割に、説明はオーディオ・システムであり分かりにくい。祭りの発祥( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%B1%B1%E7%A5%AD )、ルート、屋台の構造など説明すべきだ。別館はなぜか十分の一の東照宮の模型があるがよく理解できない。

 宮川沿いも楽しんで15時過ぎのバスで、白川郷へ50分程。高速ができて便利だが半分はトンネル、開発コストが高そうだ。

 バス・ターミナルからホテル( https://www.hotespa.net/hotels/shirakawago/ )の迎えのバスに乗り換え。ドーミーインで有名な共立メンテナンスの新築ホテルで荊妻が選んでくれた。温善が充実している。

 面白いのは靴を脱いで、靴下を履き替えること(キャリー・バッグの車輪は例外か)。そのため和風旅館にベットがある、「旅テル」みたいだ。

 温泉を楽しむ、外が見える露天風呂など楽しんだ

 貸出の浴衣、備え付けの作務衣など充実。夕食はレストランで、会席料理で 地元の すったて汁 なども賞味。まあまあなお味で、多彩な献立を満腹。鬼殺しという冷酒がうまかった。

 もう一度お風呂に、帰ってから部屋で一杯、楽しい 1万5千歩で軽い疲れ

コメント
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