都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

暴力と不平等の人類史(ウォルター・シャイデル):「4人の騎士」と称して、戦争、革命、国家の破綻、疫病(ペストの流行)の4つが不平等を軽減、まとめやフローが悪い

2020-03-01 02:19:36 | マクロ経済

 「21世紀の資本」 トマ・ピケティの1%富裕層の資産保有に加えて「暴力の人類史」  スティーブン・ピンカーを取り混ぜたような厚い本で、事例の羅列が多く、論理フローが感じられない。

 戦争・革命・崩壊・疫病が不平等の解決にはなっているが、インフレもそうだ。資産の評価である経済の側面は考察が弱い。

 一度、読んどくと良いだろうが流し読みで充分だ。しかもデータの分析も信頼しがたい。

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