都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

春めいてきた、桜もほころぶ、経済は先行き不安で花見はどうなるか

2020-03-13 02:07:44 | 京都

 相変わらずの寒さだが、街角の桜が咲き誇っていたりする。御所の桜はまだまだ。テニスをちょっとやめて、桜を見に走り出すのも良い時期だ。

 N生命の弟子も一人が異動となり、ホワイトデーを兼ねてランチ送別会を新地で予定している。ただし、新型コロナウイルスに伴う送別会禁止令がありこっそりと。

 世の中は消費の減少と家庭への引きこもりだ。観光やサプライチェーンという国際交易が止まり新型コロナウイルス不況が色々起こっている。不動産関連では:

需要サイド

・大阪、京都のビジネス特化ホテルの稼働率は30%位に低下し、単価も値引き合戦

・デパートの売上が、15~45%低下(インバウンドだけでなく来店客が減少)

供給サイド

・中国からのサプライ・チェーン分断で、バス・トイレ・キッチン機器が不足し、住宅の引渡し不可

・コンサートやスポーツの中止や無観客で施設の未稼働・収益機会の損失

 株価も下落しているが、リーマンショックと同じくらいになると思う。というのも、消費の減少だがマネー・サプライでは日銀に打つ手がない(これ以上のマイナス金利も国債・株の取得も限りがある)、政府も有効な財政政策ができない両面の課題のためだ。しかも消費減少では打つ手がない。

 アベノミクスの宴も終わり、今年の花見はどうなるか

コメント
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