ボストンとニュー・ヨークの関係は京都と東京の対比に近い。但し、ニュー・ヨークの物価の高さは無類のもので、楽しいが金がかかる。また¥/ $:125だとよほどのセールでないと買う気がしない。
買い物は日本の方が品揃えは良いし、陳列も丁寧だ。経済では、アメリカのTVでは家具や車が「60ヶ月無利子だぜ!」と宣伝している。前のサブ・プライム・ローンの二の舞になりそうな気がする。アメリカでは$/円が上がり、株価が下がる波乱要因は積み上がっている。この消費性向と消費財・不動産の価格は異常だ。
都市の産業クラスターには気づきが多かった:
ボストンはITを経てバイオ産業のクラスターが成長している。歴史と緑、水のアメニティがすばらしく、コンパクトな都市で住みやすい。今回も糖尿病学会と重なり、ホテルがほぼ満室だった。京都の医学学会の集客と似ている。
一方、ニュー・ヨークは都市の楽しみが多く、都市観光客の誘致に成功している。博物館・美術館という文化、ミュージカルという娯楽の集積がある。単価が高く、消費単価が上がっている。しかも都市内で安全、マストラの利便性、集客という都市の好循環が継続している。
パック旅行は、空港送迎が便利で担当の方と話せるのが良い。旅行後のクレームに苦労するそうだ。ニュー・ヨークではJTBの飛鳥というツアーも着ておりシルバー夫婦とおばさん軍団が目立つ。英語はまあ話せない方が多く、空港とホテルの送迎付きの現地の案内があり、ホテルも便利な立地なのがパックの特徴だろうか。その分割高だが、空港が遠いなら安心で割安かもしれない。
愚妻と久々のボストン、ニュー・ヨークは楽しかった、久々にお買いものも楽しめたようで良かった。カードの請求が恐ろしい。お土産は書籍が多く重かった。MITのキャップ、ポロ・シャツ、フリース(全部クリムゾン)は記念。
結構おいしいものを食べたが、朝晩に重点を置き、お昼は抜いていた。早朝から歩きまわり、呑みまくりでも2kg程痩せた。Halal Gay’sを夜食に食べなかったのは未だに夫婦で心残り。ちなみにReubenについては「あれは一人ではくえん!」と意見が一致。
写真が400枚程、都市経済やMITのキャンパス計画の本など沢山買ってきた。読まねば。愚妻は会計関係、子供にもTEDなど。MIT Pressでは掘り出し物が多かった。このためスーツ・ケース1つ買いました。
愚妻はお土産が沢山で、機嫌よく使い始める。卒業から25年の時間を感じた。成人した子供にお土産の本やバッグが喜ばれる。帰ってからの足や眠気がたまらん。