都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

谷寛 こめ泥棒(京都 上賀茂):ねっとりが懐かしい舌触りと匂い

2017-04-15 04:00:02 | 食べ歩き

 一年中ある雲母漬( http://www.kiraraduke.net/about/ )は小茄子の白味噌漬けで一条下り松を上がったところ。こちらは東だが、西には谷寛のこめ泥棒があり、茄子と胡瓜などの甘い辛子漬けだ。どちらもねっとりして、懐かしい匂いがする。味は濃い。

 こめ泥棒は「春の使者」で2,3月しかない、ちょうどいかなごの釘煮の時期くらいだ。賀茂川で御園橋を下った左岸で「こめ泥棒」の看板が出ていると購える。農家としか見えないため知らないと入るのに勇気がいる。こめ泥棒の小さいのは600円、大きいのはその倍。夫婦二人だと小さいので充分。こめ泥棒は特に、しっかり固い茄子と胡瓜にねっとりたれがからむ。

 ご飯にちょっぴりのせて食べると、春が来た感じを受ける。春風の香りとの連想もある。

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ジェイコブズ対モーゼス (アンソニー・フリント):ジェイコブスの半世紀、モーゼスの開発データが弱い

2017-04-14 05:04:26 | 都市計画

Wrestling with Moses: How Jane Jacobs Took On New York's Master Builder and Transformed the American City

 モーゼスの学歴(博士号)と行政能力は能吏、トライボロー・ブリッジ&トンネル公社での独立採算と地位確保が嚆矢。マスター・ビルダーとしての地位と実績。不満なのはモーゼスの実績が表や地図にまとまっていなこと。例えば1964年ニューヨーク世界博覧会はBIE非認定で、利益を上げる方策だがかえって不評だったとかの事実がないのもある。

 評判を保つためイケイケの開発者として、立退きはさせただろうが、功績もあったはず。プロジェクトを整理分析していない本書はアメリカのインタビュー的調査にありがちんな文系で情緒的な側面が強い。

 全体にジェイコブスよりの書き方で、訳も情緒的で槙文彦のコメントでは読みやすいのかもしれないが、都市計画的な注釈に欠ける。なお、ジェイコブスの経歴は良く分かり、当時の都市計画を理解できる。

 ジェイコブスに専門能力はないが、グリニッジ・ビレッジの良さを直感し、都市計画を学び、活動家としてモーゼスに対峙し、さらに著作にまとめる力があった。彼女は田舎者であったがゆえに、ニューヨークの創造的なコミュニティに共感したのが端緒だったが、田舎者が早稲田に入ると早稲田の街にこだわるのと似ていると思った。しかも、フェラデルフィアの偉大なベーコンの再開発に「住民はどこにいるの?」は素朴な疑問でこれも「美しい眺めの回廊」の都市計画に対する素朴な反論だ。この、素朴な疑問と街の観察が強みで現在の都市計画の実習でも「見ること」から始まる。しかし、経済やファイナンスを学ばないという悪癖まで継承している。

 

 当方もコルビュジェの都市計画などは大嫌いだが、その反対の木造密集地(「木密」と略される)である京都の街を褒めるのはどうかと思う。災害対応や、生活と観光のテーマパーク化があるからだ。つまりは、都市計画にもトレード・オフがあり、都市の特性を重視するなら、災害危険やインフラの非効率を認めざるを得ないという現実がある。

 アメリカでもこの後に起こったジェントリフィケーション対策としてのボストンのリンケージ(開発負担で低所得層の還元、一種のアファーマティヴ・アクション)も利権や権利調整で上手くいかなかった。

 モーゼスのイケイケは痛快だ。トライボロー・ブリッジ&トンネル公社での不動の地位を築き、採算性を重んじた計画遂行は頼もしい。ただしイケイケ過ぎて「弱い場所を地上げ」になり、ジェイコブスの「コミュニティ」と対峙したグリニッジ・ビレッジとソーホーの再開発が破綻となった。しかも高速道路で通過交通優先の「開発のための開発」というローメックス( https://en.wikipedia.org/wiki/Interstate_78_in_New_York )は時代と目的を誤っているのは「同じ手法」のおごりだ。つまりは成功体験から30年間同じことをした報いだ。これと同じは日本の都市計画でもあり、なんでも垂直統合の用途混合(MXD)の再開発などだ。分棟型でもっと安い商業棟や、可変な建築は安いからか全く好まれない。立派でないのとゼネコンとしては開発費用が低廉で儲からない開発だからか。

 訳者は開発が進まないのとNIMBY( https://en.wikipedia.org/wiki/NIMBY )の進行を嘆くが、当方の提言として、開発は小規模で、集合建築、独立で可変な設備と用途、建替えがこれからの姿だと思う。

 大型ビルの飲食街より、やすくても路地的な飲み屋が良いと思わんかね、これがこれからのジェイコブス・インスパイアだ

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焼肉弘 木屋町店(京都):リニューアルしてさらに快適、独自のメニューが東京からの友人に好評

2017-04-13 04:59:00 | 食べ歩き

 17時に予約を入れていたが窓際確保のため、5時前に待っていて口開け。1階南側の窓際を確保。この時期用意されるシャーベットがのるレモンサワーがうまい。大盛りファミリー・サラダはクリスプでオニオン・ドレッシングが良く合う。焼きニンニクの小さな油鍋も置いて、塩から焼き物を始める。弘特製の、葱ペーストののったカルビが好評。壺にタレとともに漬け込んだ大きな肉の「壺シリーズ」のドラゴン・カルビ、ハラミ、ホルモンが好評。ドラゴンの証に両側に切れ目が入り、大きく細長い。両側を焼いてから鋏で切るのも楽しい。

 最後は、ミニ冷麺、クッパなどで〆るがお腹一杯、清潔で食後もすっきりしておりお値段も一人4千円台で満足がある

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全裸監督 村西とおる伝(本橋信宏):必読の書、呆れる密度の濃い人生

2017-04-12 05:03:12 | 趣味

 これは素晴らしいインタビューによる風俗による時代分析と魅力的な男の伝記だ。700ページもあるが、50歳以上の方には読まないと一生の損だ。(バブルを知らない世代は読んでもなんのことかわらかないとおもう)

 村西とおるは

①突進:スピードと時代を読む感

②過剰:多作と間断なきしゃべりに象徴される集中と唯我独尊の独裁、質より量(成果は営業の鉄則だが)

③エロ:落差にこだわる、知的で上品な女性が好み、死とエロの対比

④二面性:エロと格差、人生のあっさり転換

が特徴だ。

 

実際には、一年半で71本の作品、自らベータ・カムで撮影、脚本も、男優も、大体のタイトル名もつけるという驚異につながる

 

 しかもAVでは「顔面シャワー」、「駅弁ファック」、「ハメ撮り」を開発・実演し、その独自性と多作で市場を制覇

 経歴は、不遇な生活環境でも工業高校卒業から上京、応酬話法で話し続ける営業でトップとなり、ビニ本、裏本、AVで帝王、ハーレムを築くが、バブル崩壊で50億円の借金、「地下からスケベ」が「空からスケベ」で衛星放送への入れ込みがドツボに。94年46歳で乃木真梨子と結婚し、平和な生活と二面性のある割り切りの人生。それでも出演があると白のBVDパンツとサービスは偉い

 黒木香( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E6%9C%A8%E9%A6%99 )は淫乱でアル中、監督の逮捕にも「寝顔にスペルマでございますわね」とウイット→エロスとタナトスの確執を感じる奇才で奔放と配慮など二面性に悩んだのではないだろうか。今ならばパフォーミング・アートの巨匠だろう。壇蜜などは文章も絵も器用だが黒木のモノマネに過ぎない

 乃木真梨子は美女で村西と結婚、子供が有名私立に入学してから村西はエロ関係の出演は慎む→どこが美人なのかさっぱりわからない

 エロはフェティズムや性体験での欲望の差はあるが、村西は格差に注目。知性と淫乱を対比、かたや山崎紀雄は清楚な夏服で自然の美観をプロローグにセックス場面を対比も同じ方策。「エロスはファンタジー」で死(タナトス)との対比が根源。

 再度書く、風俗として、時代の考証として、エロと愛として 素晴らしい内容だ、筆者入魂の金字塔だ

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グリル小宝(京都 岡崎):大盛りは巨大

2017-04-11 04:57:33 | 食べ歩き

 アラ還3人でお昼は45分待ち。大盛りハヤシライス、オムライス、カキフライにビール2本。カキフライは醤油と辛子にレモン、タルタル・ソースで楽しむ。ガルニのスパゲティとマヨネーズのかかったポテト・サラダがおいしい。洋食の楽しみだ。

 大盛りハヤシとオムライスは巨大。標準の倍はあり、皿からはみ出んばかり。アレルギーがありオムライスは玉子以外を食べる。パラリ系で具は少ないが懐かしいおいしさ。ソースを足して、福神漬けも。ハヤシライスはドゥミグラス・ソースのお味、とろとろ玉葱、豚と牛肉でご飯とあう。醤油ちょっぴりもうまい。

 とんでもない量で満足。眠気に襲われる

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同期2人を京都花見案内:滅多に見ないものも発見

2017-04-10 04:01:24 | 京都

 3月31日の金曜日の早朝に東京から、烏丸のホテルに迎え、11:00桂離宮を楽しむと雨が降り始める。中村軒で桜餅と焼き草餅で一休み。阪急で烏丸に、昼食は東洞院SOUでゆったり。午後は六角堂の桜と桜の生花の展示から始め、タクシーで二条城に桜を探すが空振り。西本願寺の飛雲閣( http://www.hongwanji.or.jp/hongwanji/guide01.html )が伝灯奉告法要で公開(午前中なら内部でお茶会もあり)のためタクシーで。運転手さんから原谷苑より、御所(内部も公開期間)がお勧めとのお話があり助かる。西本願寺は書院や唐門など充実していた。特に飛雲閣は非対称、黄鶴台という湯屋と渡り廊下で連結、池の船への階段など組合せが奔放で様式がばらばら。流石、秀吉の聚楽第の栄華を想わせ、悪趣味の一歩手前で見ていて飽きない。

 寒いため、タクシーで祇園の翠雲苑に移動。坪庭のある個室で金屏風を前に、舞妓(茉利佳さん:都をどりのポスターに掲載)と地方(小桃さん)でしっぽり2時間楽しむ。夕食込でニューヨークのミュージカルと同じくらいの値段であり決して高くない。桂離宮の凝縮した空間の作りこみに似た、狭いお部屋での話芸や舞は「夜の時間が闇の中に光る」思いがする。こういう、和風も落ち着くなぁと同期と経た年月をしみじみ思う。

充分酔って、タクシーで帰宅は楽

4 月1日は曇りでテニスと雑用を片付け、同期2人は平安神宮、銀閣、京都御所、閑院宮亭、上七軒、北野天満宮、15:10上七軒歌舞練場で、「お茶券付きのチケットを取っていたため、お茶を振舞ってもらうために早く行ったので、開演は16時でした。お茶の後、お庭を眺めたり、パンフレットを買ったりしました。もちろん、着物姿の美女、元美女、美女になったことがない人等が一杯いて華やかでした」とのこと、18:00に近傍の居酒屋で落ち合う。

 4月2日はやっと晴れ上がる。

 地下鉄1日券を買い同期一人と北大路駅から、賀茂川を歩き、農家にしか見えない谷寛で「こめ泥棒」を購う。上賀茂神社を歩き、北山駅へ。東山駅で降りてグリル小宝でもう一人と落ち合うため東山で下りると立命館の入学式がみやこめっせであるのか大混雑。11:40到着したが12:50食べ始め、大盛りハヤシライス、オムライスにカキフライ。満腹で眠い。

 タクシーで銀閣寺下まで、哲学の道の桜もつぼみ、法然院が公開中で初めて入る、3本の椿が有名で講和もあり、本尊も拝む。庭は東山の斜面を生かした彼岸此岸の構成で橋がつなぐ。関西学院の古典美術愛好会がボランティアで解説。仲良くなり、河上肇の貧乏物語のなかにある「人間は人情を食べる動物」を話す。ここから南禅寺を通り、お茶で一休みし、インクラインと日本最古の水力発電所を横目に地下鉄で蹴上から京阪三条へ。

 17時開店の木屋町弘に。窓際確保に成功し、愚妻も入れて4人で盛り上がる。葱ソースのカルビや、ドラゴン・ハラミとカルビが大うけ。清潔にリニューアルされ、快適でサービスもよく、しかも安い。

 三条を烏丸御池まで歩いて、東京へ帰る2人を見送る。結構、疲れた。毎日、2万歩は歩いたようだ。

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東洞院SOU(京都 烏丸御池):お昼は予約の定食がお得

2017-04-09 04:43:15 | 食べ歩き

 絵を8枚(五山、柿、社家町)の絵を飾ってもらっている。今回は、東京からの花見客2名を連れてお昼に。予約が必要な1,600円の花籠に入った定食は、鰆の刺身、鯛の子の炊きもの、ビーフ・シチュウ、牛肉の焼いたもの、玉子焼きやきびなごなど口取り、菜の花の和え物など賑やか。これに野菜と牡蠣の天ぷら、ごはん、白味噌のお椀、ちりめん山椒と香の物がつく。

 ほっこりするお味で昼からちょっと一杯。とても好評で東京の値段から見ると格安で、お味も良いとのこと。

 馴染みのお店でゆったり和む

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東寺で厄除け

2017-04-08 04:46:29 | 京都

 気が付いたら、この5月で還暦。厄除けに愚妻とタクシーで東寺に。一番高いお札にして厄除けを。真言密教のため、馴染んだ般若心経や「南無大師遍照」を唱える。

 建替え中の御影堂だが、近くに山桜が咲き誇る

 春の陽気で京都駅まで歩くとしたが、結局烏丸御池まで東洞院を歩く。ちょっと筋肉痛

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桐麺(大阪 十三):Jet出身だけありあっさりで嫌味が無く、薄目だがボディがある

2017-04-07 04:42:20 | 食べ歩き

 開店二日目に立ち寄る。TVの取材が入っていた。醤油ラーメン(750円)の大盛り(100円)、チャーシュー2枚(100円)で950円。

 麺は腰があり、太目の四角い断面でうまみもある。スープより麺が熱い。スープはあっさりしており嫌味がない。香味油からか生姜のお味を感じるのはJetと同じ。微塵切りの白い葱と斜切りの青い葱。穂先メンマはしゃっきりしていて薄味。チャーシューは3枚で大盛りの麺と釣り合う量。脂が多いがさっぱりで柔らかい。これはお得だ。

 麺がおいしい、Jet本店は梅田から20分は歩くが、十三駅前なら近い。通いそうだ。

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御堂筋線梅田駅で並び方表示と並び方変更

2017-04-06 04:45:50 | 都市計画

 大阪で唯一混雑し利便性が高く、本数の多い御堂筋線。特に梅田は混雑し、ホームが2面となって朝の混雑は緩和された。今回、扉の両側に2列で並ぶ表示ができた。真ん中は降りる方用に空けている。台北のホーム・ドアのある地下鉄も同じような並び方で合理的だ。これは、乗降時間短縮のため、また列の長さ短縮を図り、降車客の速やかな移動の配慮だとおもう。また、酔っ払い客が多いためかホーム・ドア設置の天王寺、心斎橋では乗降時間が長いという問題もあり、朝夕のピーク運行のネックとなっているとも聞く。但し大阪(および関西)では

①昔は並ばなかったなど、整列に慣れていない

②ドア前確保をする人が多く出入りしにくい、最後に入ろうとするのも時間を取る

などあまりマナーは良くない。

 今回のホーム路面標示にはやる気が感じられる。ついでにリュックの「前に抱えるか、網棚へ」(阪急は熱心にアナウンス)もお願いしたい

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はふう (京都 御所南):ハンバーグは安定したおいしさ

2017-04-05 04:41:27 | 食べ歩き

 近くに洋食屋は増えたが、前菜の盛り合わせなどがありアレルギー持ちにはつらい。シンプルな大盛サラダと白スパゲティ、ドゥミグラス・ソースのハンバーグが好きだ。

 桜の季節も近く、結構混雑。一人、カウンターの片隅で本を読みながら食べるのが好きだ。

 食後にデミタス・カップのコーヒーが楽しい

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平安京はいらなかった(桃崎有一):大きすぎる中国のものまね都市、生活者と為政者が改変

2017-04-04 04:44:14 | 都市開発

 要旨として平安京は大きすぎ、道路も広すぎ、律令制度( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%8B%E4%BB%A4%E5%88%B6 )も身の丈に合わないというもの。真っ当で実証的でギャグもあり楽しい。しかし文系の著作に多い、図と表でのまとめが少ない。また論旨のフローが明確でないのが惜しい。読み物としては楽しめる。

 都市計画的には

①道路率(町の中の細街路と内裏は無視)

宅地部分の町(1,280(東西32町)×1,480(南北37町))/(1,508×1,751)=72%→道路率28%

現在の京都道路率は3%程度(道路面積24.69/827.83市域面積(km2)、というから朱雀大路(28丈82m)、大路(10丈30m)、小路(4丈12m)が半減か激減しているとしても合わない。市域と平安京の違いが大きいとも思えないが。

ちなみに中京だと17%(1.2/7.2)で半分くらいになった感じだ。

この道路率は異様に高い。道路の広い名古屋市が平均18%だ。

 

②人口密度(上記道路率をグロスに採用)

P155に580町とあり、821haとした。人口10~12万人なら、121~146人/haになる。道路も含めたグロスでは87~104人/haでそこそこの密度だ。( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E5%8F%A3%E5%AF%86%E5%BA%A6 )豊中市と同じくらいに位置する。

 

 その他の知見は:

・大宝律令による律令制は周の制度の模倣や条坊制は長安の模倣

・豪族を取りまとめ住わせたいため都を造る

・条坊制と四行(東西に4区分)と八門(南北に8区分)、門は東西10丈、南北5丈の戸主

・道は広すぎ、溝があり、見栄え優先の都、勝手に変化させる住人

・南側だけの羅城と羅城門、朱雀大路は見せかけの大路

・大嘗会(833年)の標山:悠記、主基が祇園御霊会の山鉾に酷似、朱雀大路の標山巡行は見世物(しかしめったにしない)

・延喜式以来、朱雀大路は外交の場にならず

・遷都11年目に造営を放棄、北には2町拡大(上東門、上西門)、右京と南部は手を付けず、桂川(葛󠄀野川)を無視し、鴨川に傾注

・左京は洛陽城、右京を長安城、今は洛中というのは左京偏重

・戦国期(16C)上京と下京の惣構と室町小路、これぐらいが適正規模だったのか、国家人口や面積からも唐の長安と比べて過大

・中央集権も停滞、引きこもる天皇

・東への拡大、鴨川東に1075年には六勝寺、法勝寺の九重塔( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%95%E5%8B%9D%E5%AF%BA )は京都入口のモニュメント

 

 平安京の骨格は残ったが、京都の土地利用は変化した。楽しめるが秀吉以降もあると面白い

 

 

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はなぶさ(大阪 堺筋本町):凡庸になった

2017-04-03 04:39:29 | 食べ歩き

 ひさびさに塩とチャーメン丼(小)で850円。

 塩は麺がつるつるなのだが、スープがぼんやり。チャーメン丼はチャーシュー切れ端が佃煮のような感じで味が濃く煮込んだよう。

 しかも、ホールと調理の連携も暖かい雰囲気ではない。

 切れがないというのか、凡庸になったのかいま一つで、堺筋本町まで歩てくる気をなくした。

 当初のエッジの効いた、麺や、緊張感のあるスープが欲しい。

 

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観察力を磨く 名画読解(エイミー・E・ハーマン):実用的でちょっと使える

2017-04-02 04:26:48 | マクロ経済

VISUAL INTELLIGENCE: Sharpen Your Perception, Change Your Life が原題

 知覚の技法を説く。まとまりは悪い。要点は

・全体をとらえつつも細部をおろそかにしない

・複雑さを恐れない、結論を急がない

・疑問を持つ

・客観的事実を扱い、感情や憶測を入れない

と当たり前(このようにして分析や観察をしない研究者がいるだろうか)

 

役に立つ見解は

・確証バイアスは願望充足

・二度見る:自分の目で、既存の情報や意見を参考に、もう一度見る

・変化盲:変化を見逃す、注意が他だと見えないゴリラの画像

・COBRA:Camouflaged, One, Break, Realign, Ask

・一つの仕事に集中、二種類の休息、20分と90分毎→難しい

・陰性所見:ないという確認、知らないことを知る

・Repeat, Rename, Refrain で相手に伝える

・感情のコントロール:客観的に事実に集中、感情的にならず主観を脇に置く

・未完成コンプレックスとストレスに囚われない

 ただし、P164に例題として挙げたマネの「フォリー=ベルジェールのバー」( https://en.wikipedia.org/wiki/A_Bar_at_the_Folies-Berg%C3%A8re )はパースが間違っているのは明白。正面向きみたいな背景のガラスに背中が斜めに映っている。さらに相手をしている紳士の背中もない。お化け屋敷みたいだ。この絵を観察するのは良いが、絵としておかしいのを選ぶのはセンスがない。

 入門用にはためになる

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ラ・テラス中之島(大阪):運営が替わり丁寧なパーティ料理

2017-04-01 04:20:11 | 食べ歩き

 30人のパーティで使用。中之島バンクスの西端。橋から迂回しないと河川の堤防を跨げない。なお、橋では堤防とのレベルがあう(橋は沈下が少ないが橋の間は沈下で橋を両端として凹型にへこんでいる)

 中之島バンクスは黒かったが白基調に外観も変更、内部は奥に作り付けの模擬暖炉と天井扇風機、吹抜けとイミテーションの雰囲気がある。ウォーターフロント開発での施設のあり方は拙論を参考とされたい( https://docs.google.com/file/d/0By9_5eJBeiyQQS1xVVA4dkFRaW8/edit )

 冬のウォーターフロントは景色も寒々しい。照明の色相を暖かにするのとできれば床暖房が有効だ。もともとの設計者の配慮・技量を訝る

 料理はスモークト・サーモン冷製、豆のビシソワーズ、焼いた手長エビ、仔牛のグリルで丁寧。細かい薬味やジュレ、エスプーマなどで変化。パンも充実、一般受けの良いのも入れてある。

 バーも酒は良く、不調でもあるためタンカレー・ジンとソーダ別添え(ライムはなかった)でしのぐ。

 帰りはタクシーで阪急梅田まで610円だった。

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