遅れた桜を、4月の中旬に。( https://www.env.go.jp/garden/kyotogyoen/topics/img/090217_2.pdf )
出小川の枝垂桜は早咲きのため半分葉桜だが、緑と桜色の取り合わせがしなやか。妖艶な出番を終えた花魁が服を脱いでゆったりした姿の様。
八重桜系の車返桜はサトザクラで、今が盛り。白いぽんぽんした花と葉が八重桜の証。心が和む桜だ。
奥の近衛邸跡は遅咲きの枝垂れが咲き誇る。桜色と空の蒼さの対比は、柔らかで図面の彩色にもよく使った。ポストモダンの建物にマイケル・グレイブスが使っていたような記憶がある( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%82%B9 )
とまれ、桜色と蒼い空は春の喜びだ。
桜色の雪崩のような枝垂桜を手前に、奥に葉桜の緑の雪崩が対比し、平板な空の蒼さも加わるとなんとも変化と色の競演がある。思わず写真に撮る。
自転車でのんびり、駐輪で倒れてチェーンがはずれ、たまたまティッシュ切れで手が真っ黒。あらら