都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

京都モダン建築祭に参加、パスポートで見学、楽しんだが頭脳と足が疲弊

2024-11-15 02:51:22 | 京都

 スタッフ参加の特典として、朝、毎日新聞ビル2階にてパスポートを頂く、11月2日からだが豪雨、3日(日曜日)に朝の10時から回る、8件回って拝観に「お腹一杯」になった、2日無いと回り切れない 

大雲院 祇園閣(旧大倉喜八郎別邸 内部写真禁止)

これを見たかった、望みがかなった

https://www.daiunin.or.jp/gionkaku_okura_kihachirou/ 

1927年竣工、伊藤忠太設計、大倉土木(大成建設)神戸の大倉山公園( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%80%89%E5%B1%B1_(%E7%A5%9E%E6%88%B8%E5%B8%82) )など東京と関西を往復した、横に眞葛荘( https://www.daiunin.or.jp/precincts_building/ )があり祇園閣眺望を楽しむまさしく成金建築ともいえる

入口の狛犬は可愛らしい、万成石、黃龍石、紅龍石が使われているが角も石のエッジがつながっている贅沢な使い方に驚く、上からの眺望は良いがマンションの関係もあり写真は禁止、東西南北が楽しめる高さだ

なお、近傍のねねの道など観光客で一杯、松原通を経由し東本願寺方面に走る

重信会館

1930年竣工 竹内緑設計、竹中工務店施工

東本願寺関係の重信寮という大谷大学の寮らしい、1階のホールのみ公開

アール・デコの様式だが蔦でよく見えないのが残念

 

東本願寺視聴覚ホール

こんな施設があると思わなかった

https://www.nikkenren.com/kenchiku/pdf/610/0610.pdf 

1998年竣工、高松伸設計監修、鹿島設計・施工 https://kenchiku-pers.com/photo/higashi-honganji-reception-hall/ 

高松は1991年(バブル期)にアーステクチャー・サブワン( http://blog.livedoor.jp/iwasakiyasushi/archives/51851016.html )は2019年に5.2億円で売却( https://architecturephoto.net/74860/ )とある

 

この地下のホールも同じような地下にある施設だ、流石は鹿島の設計でありディティールが美しく、納まりがよい、高松の設計は漏水や使いにくさがあるため短命建築が多い

 

上を切られた円錐と周りのトップライト、1階からのスロープでの親鸞についての展示などがあり地下2階ホールに誘導する、ホワイエにはカップ(蓮の花:京都駅 1997年竣工にも原広司の設計による見立てがある https://www.kanebako-se.co.jp/works/view/240 )がラウンジとして突き出している

ホールも円形平面だが、壁面の折り曲げ(円形は反射が多いため音響対応と思われる)、千鳥の座席配置など凝ったディティールはさすが鹿島設計だ

 

本願寺伝道院(内部写真禁止) 

https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/286979 

 1912年竣工、伊藤忠太、竹中組施工、竹中工務店リニューアル

1,2階のみ公開、スリッパ(なぜか痛い)、上のホールが見られなかったのが残念、外部のガーゴイル風彫刻が可愛い

竹中のリニューアル公開の時に来ればよかったと悔やむ

 

元淳風小学校(内部写真禁止) 

1931年竣工、京都市営繕課設計、分離派風の設計、階高が4mくらいあり天井が高い、この時代は採光のため窓が縦長、鉄サッシ(上が内開き、下が外開き、ガラスは内側からパテ)

天井が高く廊下の上に配管がある、MIT本館に似ていると思った

 

旧寺江家住宅店舗及び母屋

1935年竣工、新町通にあるが気づかなかった、表屋が洋風の染物業の店舗、奥が町家のと主屋

昭和なら通り庭は不要(水洗便所完備のため肥え汲みが通る必要がない)と思ったが、恐らく裏の蔵(簡便な仕様)に商品の染物をしまうための通路として活用していたのだろう、天窓が2ヶ所あり、おくどさんもあるが煙抜きがない、なお、洗い場の横に井戸があるのには驚いた、染物の関係だろうか

入口にはなぜか壁の補強の鉄骨架構がある、ひそかな町家だ、裏千家のお稽古にも使われているそうだ

 

SHIKIAMI CONCON

2019年竣工、魚谷繁礼設計( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AD%9A%E8%B0%B7%E7%B9%81%E7%A4%BC )、川端組施工 

https://note.com/ikumit/n/n9739287a5cf6 

https://bunganet.tokyo/uoya/ 

中層マンションの横、長屋を生かし奥に祠がある、その上に鉄の架構に乗りコンテナが配置、さらに上に屋根がかかる

 

京都の街中に異質な形態とコンテナのオフィス利用が奇想天外、オーナーの壽商事 石田能冨子、石田祥一とある、投資利回り確保などの観点ではない都市開発として驚いた

 

構造的に筋交いが無いが耐震性はと思った、衛生・給湯設備は1階の奥に集約、前後の階段2ヶ所、エレヴェーターは無い、コンテナは軽く留めてあるだけだが交換などどうするのか永続性はと思った

とにかく面白い

 

らくたび京町家(旧村西家住宅)

 1932年竣工 前をよく通り、2012年には修復工事があった、らくたびという名称から宿泊施設と思っていたが違った、村西家かららくたびに移り、レンタルもしているようだ( https://rakutabi.com/office )

https://kyoto-machisen.jp/matchya/stories/article/144 

https://kyoto-machisen.jp/wmf-machiya-project/  

大壁造により蛸薬師通からの視野を遮る、裏は御射山小学校、南北に庭があり通風確保

街の中の異空間、和と洋、茶室と蔵と多彩な趣味の数寄屋だ

手前の庭には段付きの塗り壁に節のある木をあしらっている、入口もそうなっている、樋も銅(あかがね)であり凝っている、一部傾斜が逆になっているのは手入れが行き届かないからだろう、玄関先の井戸も井桁の石で立派だ

玄関横の応接洋間は出格子と壁の枠が二重の額縁となっている、綺麗な納まりとしっかりした建具だ

奥の庭は蔵が正面にある(下部を杉だろうかで意匠を作っている、珍しい蔵の外側可燃物はすぐ外れるようにするのが作法だが:昔古市に船の板を使っていた銀屋の蔵があった https://www.city.habikino.lg.jp/soshiki/shougaigakushu/bunka-sekai/bunkazai/bunkazai/iseki_shokai/edo/2433.html )、左に巨石がある黒石が多い、八瀬の真黒石だろうか、贅沢な庭だ

欄間に桐紋、2階は雲型の欄間と廊下の船底天井、欄干には変形花菱紋(修学院離宮など)だろうか、網代の天井や壁が多い、趣味が多様で面白い

各所でなぜか建築関係者と見られ、質問を受ける、先日の研修での知合いのスタッフにもお声がけされ、解説もすると喜ばれた、お互いのもてなしにほっこりする

自転車で2千kcal、1万歩と次の日のテニスができない位疲れたが、頭も建築で一杯になり満杯となった、だが楽しかった

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馬耳東風(京都 烏丸):ゆっくり楽しみ、〆もご飯でしっかり

2024-11-14 02:45:47 | 食べ歩き

 17:30に荊妻と予約、まずは瓶ビール(朝日ドライはあまり好きではない)、お通しは野菜が色々入っておいしいポテトサラダと鶏皮のポン酢おろしは汁だくさんで両方分け合って楽しむ

まずは、三角(ソレリス)、せせりを塩で、荊妻はねぎまと軟骨、夫婦でつくね2個卵黄、椎茸おろし掛け2個(さっと焼いた椎茸とおろしが絶妙)を楽しむ、こりこりとじっとり、さっぱり

 2巡目は麦のお湯割りとともに、レバーと三角、荊妻は軟骨と三角を楽しみ、つくね2個卵黄を再度、ほっこりする
海外観光客対応を英語でしていたら、ご主人と話が始まる、鶏はブロイラーとのことだが朝引き、丁寧な焼き方により脂が落ちてうまさが光る、扇型の串は横手に長い炭火の真ん中が熱いため串の先の広い方を置くための工夫とのこと

 今度は芋のお湯割りをもらい、鶏茶漬け(スープがねっとり)と焼鳥丼(ねぎま2本)をタクワン2枚とともに楽しむ

 6,500円とお値打ち、2時間、ゆったり帰る

ただ、夜に喉が渇いて、お茶をどんどん飲んだ

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自転車に大喜びの孫は、ずんずん乗る

2024-11-13 02:50:07 | 趣味

 自転車を見て大喜び、付属の空気入れでタイヤを膨らませる体験からはじめる、うまい仕掛けだ
次に、シート高さとハンドル高さを調整する、特にベルの「チーン」がお気に入り、まずはペダルなしのキック・バイクにしている、後付けでペダル式にできる

 当方は「京都モダン建築展」に、荊妻と孫はまずは御池通(自転車ゾーンが歩道にある)から市役所の前の広場に、たまたま知合いの子供たちも自転車練習、それを見てキックで走る

 それから鴨川に下りる、高瀬川取入れ口まで走る、ここで、当方も合流し一緒に遊ぶ
取入れ口の坂から禊川分流(段々になっている)を登るのが大好き、分流の仕組みを問われ教える
 禊川には孫が「何?」と言っていたカワニナが見える、蛍の幼虫の餌となっているため成虫の蛍の飛ぶのが楽しめる

 帰りは、先に当方は帰り、「らくたび京町家」を見てから「三条遊んでみよし」のYMCA前、道路にチョークでお絵かきをしている孫と再合流、ズボンがチョークだらけなのはご愛敬
混雑する三条通を西に、三条の東洞院の先でクレープ(100円)を買う、自転車を駐輪場に置く

 荊妻は1万歩というから、孫もそれ位自転車にずっと乗りお昼も乗りながらおにぎりとのこと、朝の10時半から16時前まで5時間とは

 帰って風呂に入れると孫はまだまだ元気、どんどんしゃぶしゃぶの肉も食べる、急に疲れたのか20時前に眠ってしまう
 結構疲れたが、楽しかった

 この自転車も成長と買換えにより今後大きくなるだろうため、47年乗ったPromenadaは自転車好きの甥に譲った
杉並和泉からの付き合いに感謝する(11月7日)

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京ラーメン壬生さだかず(京都):色街中華そば、ご主人が丁寧、圧倒する脂とうまさ

2024-11-12 02:44:21 | 食べ歩き

 祇園の夜中のお店がお昼に四条大宮で営業、時代祭のお昼にテニスのあと伺うと一人だけになる、化学調味料を使用しないのは呑んだ後に良いと思う

 特製ラーメン(1,100円)はチャーシューの質が良くなるようだ、見ると、背脂を押して丼に入れている、スープを寸胴から入れて麺、チャーシュー、メンマ、そして大量の葱、一味を最後に、なおテーブルにカスターはない、箸もその都度添える

 「熱いですよ」と言われ手に取ると本当に熱い、麺は細目でうまみがあるがすぐに伸びる、量は充分で大盛だと苦しい

 スープは熱いうちに食べると、脂の香ばしさ、葱のしゃくしゃく、鶏の清湯に背脂のうまさがからむ重層的なうまみがありこれはうまい、色街の中華そばを感じる
一味もあっさりしており、良いお味のバランスだ、胡椒だとスープに対して目立ちすぎるのかもしれない

 チャーシューも厚みがありうまみがあるのが2枚、メンマも上品な薄味で2枚

 後半は麵も伸び気味、不思議にうまみも後退、結構濃いお味で水を3杯も飲んだ

 店を出てからも、うま味と脂が余韻として残る、夜の〆の一杯には良いがお昼ならもっとあっさりが良いかもしれない

 丁寧で独自性のあるラーメンだった

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孫の自転車:へんしんバイク 物は良いが、ソフト(解説書)がいまひとつ

2024-11-11 02:48:21 | 教育

 へんしんバイク( https://www.henshinbike.com/c14/?gad_source=1&gclid=CjwKCAjwjsi4BhB5EiwAFAL0YC-LziiQDbPMjnCAdu-Y_0QFRdUXwlx0t1er91FKEH8HPTSeR4XTwxoCySsQAvD_BwE )を孫に購入、3万円ほど、デュプロの線路セットと変わらない値段だと気づく

 世の中、ハイテクに向かうが運動は自転車だ、この製品はキックバイクから自転車になる、右側シートステイが取り外せ、チェイン切りをしなくてもチェインが取り付けられる仕掛けだ、流石はケルビム(先代のオーダー・フレームを2台愛用している)

 なお、段ボール箱利用によるペダル練習も考えられている

 組立の解説がスマホ、PCにかえようとするとURLが違う(バーコードの記入では-や/が入っていない)どうにか辿り着き、印刷する、チェックをできて安心(素人にはレンチのサイズや+フィリップス・ドライバーの使用、力加減など書いた方が良い、締めすぎや角なめの恐れがある)

 まず、ハンドルをブレーキのワイヤの方向を合わせヘッド・チューブに入れる、そして転倒させるのが自転車の組付けの基本だがこの手順を書いていない、ハンドル関係は最後に仮締めが良い

 前輪の組付けのワッシャとスペーサーの組付けも不親切だ、ワッシャを忘れる可能性がある、なおここは充分に締めこまないと脱落の危険または緩みの可能性がある

その上で、孫のサイズに合わせた3点バランス(足、お尻、手)として

①シート・ポストの高さ:足の着き方

②ハンドル・ピラーの高さ:腕のポジション

③ブレーキ・レバー調整:これがあるのが良い、止まるのが大事

 なお、サイド・プル・ブレーキの芯出しのため14㎜スパナも欲しい、ピラー部には適宜グリスを塗布しておくのが良い

 物はケルビムだけあってしっかりしている、青を注文したが水色だったのはご愛敬か

 面白いのは空気入れがついていて、「初めてのお子様が入れる」体験ができる、これは良い思い付きだ、空気入りタイヤの仕組み( pneumatic tire  https://en.wikipedia.org/wiki/Tire )を学ぶ機会ともなる

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持ち帰りなど

2024-11-10 02:24:12 | 食べ歩き

ベーカリー ケーツー(大阪 茨木):孫が走り回るうまさ

 らぁめん真の帰りに寄るのがおきまり、御職の食パン6枚切りを購う(合計820円)

栗デニッシュがなく、オレンジピールとチョコレートのデニッシュにした、しっとり味わいがありオレンジとチョコレートの取り合わせがうまい

 孫に、フレンチ・トーストと塩パンを買う、おやつに出すと「うまい」と走り回りながら食べる、甘いのと塩っぱいのの取り合わせが良いみたいだ

 お店の方も親切でほっこりする


鳴海餅 本店(京都 丸太町):栗おこわはさっぱり、ごま塩が良い味

 秋の使者、栗おこわ(小)は518円

 中村軒に比べ、もっちり、あっさり、粒立ちより柔らかさ重視

 栗もあっさり、ごま塩が良いお味、京都らしいまとまり


出町ふたば(京都):栗餅食べてしみじみ秋

 荊妻が並んで買ってくれた350円と高い、黄粉まぶし大栗がどーんと入っている、あんこもたっぷり

 お酒にもあう、西院の小松屋のも栗だくさんでうまいが大行列


出町 岡田商会(京都):下町の肉屋の揚げ物、昔のお味が残る

 お祝いの時など荊妻がよくビフカツを購ってくれた、今日は孫と普通のコロッケをたべる

 あっさりしている、昔はもっとラードの匂いがしたようにも思う、ソースをたっぷりかけると昔のお味


ごはん処 矢尾定(京都 新町):久しぶりに日替わり弁当を2つ購い、孫と3人で堪能

 久々に、日替わり味噌汁・小鉢付き(無し700円、あり1,000円)のありを2つ購う、自転車に乗った孫をみて女将が「大きくなって!またお買い上げ嬉しい」と、色々話す

 弁当はご飯大盛を忘れたが3人で充分な量、主菜は焼き鮭とごぼう天、これにウインナー入り玉子とじ、お揚げ・南瓜など煮物、煮豆、キャベツ辛し和えに、別の入れ物にいかなごくぎ煮とおから、味噌汁がつく

 煮物が丁寧でしっとりお味がある、さらにおからもうまい

 さすがのお味で、孫が鮭とお揚げを2人分近くたいらげる、別に買ったコロッケもあってよかった

 ご飯が炊き立てなのを入れてくれるのが良い

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あんかけ焼きそばの謎(塩崎省吾):あんかけ焼きそばとチャプスイの関連

2024-11-09 02:29:15 | マクロ経済

 幅広い実食と文献研究により面白いが、文章のまとまりがいまひとつだ、再整理すると:

 炒麺(ヤキソバ)の①混ぜ炒め、②あんかけ柔らかな焼いた麺、③あんかけ揚げ麺

①については

上海:神田神保町1896年清国からの留学生始まる、維新號1899年に開店し上海に近い寧波出身者が多いためのネーミングを筆者は指摘する

なお四海楼のちゃんぽんの炒め型である皿うどんは大正4,5年1915、16年開始となっている

②については

 アメリカでのチャプスイ(Chop Suey)は1865年の大陸横断鉄道建設に伴い、苦力としての中国移民が増加、広東の「四邑(しゆう)」からが多く、そのなかの台山の炒雑碎(ちゃーちゃぷすい https://en.wikipedia.org/wiki/Chop_suey  )として麵やご飯にかけて食べられたものが、1880年にはアメリカ人にも広まったとある

 この広東式炒麺は餡かけで焼きと揚げの麺があったようだ( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%82%92%E9%BA%BA )

 さらに広東料理の焼きそばがチャウメン(1925年 固い棒状の麺)に発展した。

 南京町の起こりは1862年から居住、聘珍楼など老舗4店は明治17年1984年広東料理が多い、横浜居留地の撤廃1899年により居留地外での営業可能となり中華の店が各地に増加したとある( https://ktgis.net/kjmapw/kjmapw.html?lat=35.439819&lng=139.642078&zoom=15&dataset=tokyo50&age=0&screen=2&scr1tile=k_cj4&scr2tile=k_cj4&scr3tile=k_cj4&scr4tile=k_cj4&mapOpacity=10&overGSItile=no&altitudeOpacity=2 )

 餡かけのやきそばは閉店した横浜の聘珍楼などにあったようだ、餡かけの汁そばや麺を焼いた伊府麺との関連もあろう

 アメリカのチャプスイが広まり、82年アメリカの中国人排斥法によりアメリカから横浜中華街広東料理にチャプスイが伝来したというのが筆者の考察である

 しかし、もともと広東料理に炒麺(あんかけ焼きそば(固いと柔らかい))があったとすればもともと伝来していたと思われる、これは麵でなくご飯の中華丼とならないだろうか

 もともと餡かけは蕎麦・うどんでも19世紀に入ってかけの種物としてあったはずで我が国に馴染がある

③については

 揚げ麺(1935年?)と四海楼の改良ちゃんぽん(明治35年1902年)の関連などが指摘されている

 明治38年(1905年)の大勝軒本店、明治43年(1910年)の浅草来々軒、大正7年(1918年)横浜の奇珍楼でも固いか細くてバリバリであったとある

 このことから広東の炒麺にも柔らかいのと固いのが初めからあったのだろうとの証明になろう

当方の見解だが:

 初期の中華料理が西洋料理の看板を日米とも掲げていたのは、アメリカでは地元の料理(アメリカは当時豚料理だったといわれる、ポーク・ビーンズ https://en.wikipedia.org/wiki/Pork_and_beans )の研究も欲しい、更にイギリスのへの伝播にも(朝食になぜかつくのはどちらが発祥か分からない https://en.wikipedia.org/wiki/Full_breakfast )もある

 イギリス・アメリカ・中華が相互に取り入れたため、日本は目新しい西洋料理と中華料理は「似たようなもの」の位置付けであったのではないか、特に初期の中華料理にもソースをかけるというのはその表れだ。(ウスター・ソース https://en.wikipedia.org/wiki/Worcestershire_sauce )の我が国醸造の醤油との類似もある 

中華料理といわゆる洋食の繋がりは以下の事例がある

西華料理としては銀座 チャイナチャイム 北越軒(ベスト オブ ラーメン 文春文庫)、「昔の洋食屋いは中華そばを置いているところが多かった」(洋食屋さん 近藤:Meets 京阪神の洋食 2010年)がある

西支料理としては銀座 萬福、泰明軒( https://taimeiken.co.jp/yomoyama/index.html )に詳しい

・チャプスイについても上野精養軒でのチャプスイ( B級グルメこれが美味しい!  文春文庫)が洋食屋にある、昔はデパートの食堂でもよく見かけた、これも西華料理・西支料理の名残だろう

・町中華にカレー(元町民生など)、オムライスが多いのもこのためだろう、変わり種ではカレーヤキソバ、カレー中華丼の北浜 福仙楼がある

まとめとして:

 餡かけそばの餡自体はチャプスイと広東料理というルーツが同じだ、洋食屋のチャプスイは絶滅危惧種だが

 餡かけの展開としてサンマ―麺(チャプスイらかもやしへの特化)や餡ものの塩味・醤油味の違いも考察できたらと思う、それかの味噌味、辛味への転換もあると思われる

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しゃぶ亭 西梅田店(大阪):10月下旬で蒸し暑い秋霖、梅田で息抜き、うまい

2024-11-08 02:23:28 | 食べ歩き

 土曜だが雨、テニスもできず蒸し暑い、半袖で梅田の本屋巡りに

 11時口開けで、順次来店が、手前の左隅に座り、豚Wうどんなし、ニンニク多め(1,331円)にする

 まずは、豆腐と白菜の軸を煮る、水菜で18枚の肉をまず食べる。ニンニクたっぷりで蒸し暑さの癒しに。肉に葱をつつみ、合いの手に白菜

 葱とタレをお代わりし、もやしを入れ肉で巻き変化をつける、その後は肉と葱、白菜を交える

 さらに、葱とタレをお代わりし、今度は残りの肉6枚と葱半分、白菜を入れる、ここでご飯をお茶碗に1/4位お代わり
 若芽を入れて、ご飯の上に、葱半分と漬物にニンニクを載せ、汁をかけて雑炊にする、おかずに胡麻だれ肉・葱・白菜をつまむ

 お腹一杯、前は3杯いけたのだが

 梅田の地下は、買物と旅行者で一杯、阪急で面白い本を読みながら雨のなか帰洛、京都大丸にて鳴海の栗おこわを購う

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PCの広告ブロック拡張機能も変化する、詐欺メールもどうにかならないか

2024-11-07 02:28:09 | 世情

 このところ拡張機能にAdBlockを使っていたが、色々なサイトで広告が増え始めうっとうしくなってきた、特に浮かんでくる広告が目障りだ

調べてみると、AdGuardの評判が良く入れ替えた、すると広告が消えた、誠に効果的であり気分もすっきりした

 良いと言われるソフトも時が経つと変化するのが良く分かった

 それにしても、メールで来る、「発送されません」、「未払いです」、「注文が承認されませんでした」、「東京電力からのお知らせ(関西に関係ない)」、「(取引のないカードや銀行からの)お知らせ」などの「リンクを開けて」と書いてある詐欺メールはしつこい、ブロックしても何度も来る

 こういうメール(Gmailなら真っ赤なアラートが出る)の発信元もサイバー警察で対応願いたいものだ、メーラーによればアラートが出ないためリンクを開ける恐れがある

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行きつけラーメン

2024-11-06 02:22:06 | 食べ歩き

さいラーメン(京都 三条御前):おいしいスープと麺、唐揚げ、ご飯はチャーシュー丼にしてトリオで楽しむ

 スポーツの日、図書館の帰りに11時前だが入り、ゆったり、唐揚げセット(1,100円)、ご飯は中の少な目にした。

 スープがまったり、胡椒少しにニラをたっぷり。さらにうまい

 唐揚げにカレー粉をかけ、ご飯、スープとあわせる、つぎに柔らかなスジと麺、ニラを楽しむ、唐揚げでご飯が半分くらいになる

 チャーシューは、ご飯の上において、裂いたメンマとともにチャーシュー丼にしてスープとニラをかけて味わう
 ニラ入りスープと麺を味わい、チャーシュー丼を食べると、唐揚げとあわせごちそうトリオだ

 うまい、〆はゆったりスープを味わう、お馴染みさんも増えて店主の気遣いもあり暖かい店で和む、PayPayで会計は便利

 外はちょっと暑いインディアン・サマー、孫は大宮の交通公園で初めての自転車に興奮


らぁめん真(大阪 茨木):つけ白醤油チャーシューがいよいようまい、が値上がり

 蒸し暑い10月半ば、選挙の掲示板が目立つ中、ゆったり10:40に着き2番目、45分に開店し、つけ白醤油チャーシュー(1,500円 100円値上り)にする

 麵はかみしめがしっかりし、粉の味と粘り、弾力を感じる、加水率も低くなったのだろうか、うまい、べんてんや東池袋の大勝軒を想い出した

 つけ汁は、ちょっと塩っぱめ、歯ごたえのある麺とバランスしている、大葉、紫玉葱角切り、葱小口など大量だ

 チャーシューは巻6枚、とろりとうまい周りの脂と芯の赤身が対比、生姜の風味を感じた

 なんともうまい、最後に出てきたメンマが細くなり、歯ごたえも素晴らしく、風味が良い

 堪能して割りスープを入れると、鰹が香る、ゆったり味わう、1,500円でも安い楽しみだ、日々成長するお味だ

 帰り道、K2にて食パンなど購う、重いが喜ぶ顔のため


本家 第一旭 烏丸店(京都):チャーシューメンとニンニクで風邪予防、野菜多めが別皿に

またも風邪を引いて耳鼻科の後にこちらに、新たな風邪とのこと、11時過ぎで待たずにチャーシューメン(1,090円)の固めやさいおいめを再度食べる

 なぜか野菜普通になっていた、が指摘すると「追い野菜」が小鉢でやってきた、スープに大量のニンニク、ヤンニンと胡椒も
 麵ともやし、チャーシュー包みの葱を楽しみ、スープを味わう、チャーシューは赤身が多く柔らかい、スープは油が多め

 昨日は食欲がなかったが今日は大丈夫、おいしく食べて満腹

 出て行く頃、11時45分頃には数人が外に並んでいた


ふくや(京都 東向日):久々のもやし多めラーメンはやはりうまい

 やっと晴れた朝のテニスは北風が強い、阪急がまたも高槻の人身事故で遅延、12時前に入る

 ラーメン、固め、もやし多め(850円)は、乳化のスープに背脂が浮く、ニンニクたっぷり、豆板醤を入れる、もやしには一味、胡椒をたっぷり
麵ともやしの歯ざわりと味がスープを仲立にうまい、時々チャーシューの切れ端を混ぜる、メンマも変化になる
麵が減ってくるとさらに「追い胡椒」でスープと麺、もやしなどをさらえる

冷房を入れなくなっている、秋の光がまぶしい


ふくや(京都 東向日):背脂の油の層が表面を覆う、ちょっと重い

 テニスの後、小雨の中伺う、いつものラーメン固めもやし多め(850円)にする

 なぜか、背脂だけでなく油の層が表面を覆う、なるほどボディが厚くなるが、ちょっと重いお味だ

 もやしとあわせて丁度良いが、秋の食欲とダイエットを考えている身にはつらいものがある

 もっと体を動かさねば

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孫の保育園、祖父母参観に行く

2024-11-05 02:25:49 | 教育

 やっと秋めいて秋霖が上がる、夫婦で自転車に乗り保育園まで行く、祖父母の参観だ。一組だけで、入るとみんな色々な遊び
 早速、お絵描きに入り、電車、消防車、バスを10台くらい描く、うけるのは楽しいがずっと座るとしんどい

 次に、ブロック組み立てをやり三角と四角の積み上げをしていると、真ん中に大きなブロックを落として崩す子がいる、歓声をあげ楽しそうだ、崩すのは楽しい
 何度もやりながら、孫のリンテル構造の補強のやり方や、楽しんでいる子供のドミノ倒しを手伝う

 さらに、絵本を読む、記載の文字を斜めに見ながら乗り物などの話をずいずいやるとうけた、楽しいのが一番、横では荊妻がしっとり読み聞かせ

 そのうち、お昼になり遊ぶエリアが、ご飯、お昼寝、お待ちの3つのエリアに分かれる、スタッフの方々の体力・ご苦労・段取りに感謝する

 お昼を孫たちと頂く、鰆の焼物にマカロニ・サラダ、味噌汁、五分突きご飯、食べているとくっついてくる男の子と女の子がいて、箸裁きを見せる、じっと見ているのは
いとおしい

 半日で保育を退出、それから自転車に乗り図書館の幼児コーナーで絵本を選ぶ、ついでに馴染みの弁当を久々に買って女将に挨拶、帰る

 孫は興奮、シャワーに入れてさっぱり、ゆったりする、「大好き!」と寄り添ってくるのが愛おしい

 保育園のスタッフのご苦労が良く分かった

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熟成豚 かわむら(京都 山科):お味も、価格も、もてなしも、とんかつの至宝

2024-11-04 02:20:37 | 食べ歩き

 山科に26C Moderata(パス・ハンター)に乗り日岡峠を越えゆったり疎水沿いを楽しみながら7㎞程のポタリングを楽しむ

 口開けの10:45を座って待つ、ランチのロース130g(豚汁・キャベツ多め、ご飯普通 1,600円)にする

 お茶と漬物「池田屋こだわりしば漬」、「岩手ほろほろ漬」と「豚の佃煮」を楽しむ、お皿に、甘口ソースと屋久島醤油の混ぜたのと、白すりごまと粗塩マルドンシーソルトを用意しておく

10分程で白い衣のロース、これを縦にして辛子を塗り、粗塩を適宜振り掛ける(この方が均一になる(かつゆうの主人のお教え)、そして和田萬の摺胡麻をたっぷりつける、これにはキャベツそのままがあう
時々、ごはん、豚汁(七味と山椒をたっぷり、出汁が良く大根、人参、蒟蒻、角切りの肉がたっぷりで煮物のおかずの様)をつまむ、キャベツに胡麻ドレッシングと胡麻をかけてつまみにするのもよい

うまい肉だ、柔らかく味わいがある、さらに高級なのもあるがこれで充分、130gでもお腹がいっぱいになる、幸せ

最後は、ごはん小小を頼んで熱茶も、これで豚の佃煮をのせて軽くお茶漬けを漬物とともに味わう

 蓮茶で〆、まんぞく、まんぷく

 前より、衣の具合、肉のうまさを感じる、今まで高田馬場のとん太が一番と思っていたが、値段とお味、もてなし、きやすさを考えるとこちらが良いと思った

 帰りは三条の白川で曼殊沙華を見かけた、秋だ

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桂の西羽束師川の柿:亡義母の生家の近くを描く

2024-11-03 02:17:59 | 趣味

 この2月に逝去した義母の生家の近傍には大堰の桂川用水( https://agua.jpn.org/yodo/katura/kcanal.html )を源流とする西羽束師川(ニシハズカシガワ https://www.city.kyoto.lg.jp/kensetu/page/0000070771.html  https://geoshape.ex.nii.ac.jp/river/resource/860604/8606040180/ ) が流れる。

 川を北に見ると柿の木と、手前に蜜柑の木、そして川の上を渡した床の上に作った庭園がある。

なお、似たものは浦安境川の風景( https://www.eonet.ne.jp/~n7ohshima/urayasunosuimenn_1.jpg )にもあった。

 右の水路は分水だが水が先にある可動堰で止められ、上に鉄板が敷かれている。川自体、今は農業用の利水ではなく、豪雨時の治水管理が目的となっているようだ。

 風の強い日だが暖かい秋の陽射しの中7:30か描きはじめ、10時に下書きとインキングが完成、11:30に水彩色鉛筆と透明水彩で仕上げる。風で水入れが倒れたのは始めて。

 家族を奥にある家屋のヴェランダに描いたのは、亡義母の実家を眺める方向を見ている様子とした。

 春と秋の「桂の絵」を奉げる

 https://www.eonet.ne.jp/~n7ohshima/IMG_20241021_0001.jpg 

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麺屋 雪風(京都髙島屋 催事):大箱のイート・イン、ちょっと味が重い、濃いスープ

2024-11-02 02:13:16 | 食べ歩き

 昨日から始まった京都髙島屋での北海道展、前に大丸京都の催事にておいしかったのもありテニスの後、12:10に並び、肉盛りのチャーシューメン(1,430円!)にする
大箱(50席位)のイート・インになっており、春には難波の髙島屋でも出店していたようだ

20分程で席に胡椒と一味をお願いする、水を汲んでいるとすぐに来た

 チャーシュー3枚、味玉、白髪葱、フライド・ポテト細切り、木耳、挽肉(底に)と豪華、スープは前より重め、濃いスープはフライド・オニオンの香りもする

 チャーシューがたっぷりすぎたのか、またインディアン・サマーで30℃近い暑さのためか、脂の重さを感じた、やはり普通の方がバランスが良いようだ

 木耳と白髪葱は良いアクセントになる、西山らしい麺もうまい、だが前のお味より、スープがレトルトのような感じを受けた

 それにしても暑い、テニスの後大汗だった、塩分補給になった

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鼻風邪が二度来る

2024-11-01 02:16:51 | 世情

 10月頭から鼻が詰まり洟が出て痰も出る、鼻の奥に痛みもある、呼吸がいまひとつになりテニスの時辛い

 初旬に耳鼻科に行き回復したが、洟と痰は続く、すると今度は黄色い洟になって食欲がなく一日寝ていた
細菌感染かもと思い翌日2週間半ぶりに耳鼻科を再訪、75分の待ち時間(予想は40分であり家に帰っていたが)今度は抗生物質も処方された

 1か月のうちに2回も風邪とは、体力の低下だ、サラリーマン時代は25年位風邪で休んだことはなかった
 おかげで本だけ読み進む、最近、何を書いているのか分からない文体、視点・時点・人格の多様化の本が多いが読み飛ばす、構成より内容だと思う

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