都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

「グラングリーン大阪見学会」とJAM BASEの見学:未来都市とフレキシブル・オフィス

2024-11-27 02:14:17 | 都市開発

 グラングリーン( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E5%A4%A7%E9%98%AA )の4.5haの緑地(半分は今だ建設中)などの現地見学を都市計画学会で行い事務方として参加した( https://www.cpij-kansai.org/international-and-exchange/2563.html )竹中工務店の開発計画本部 東村シニアチーフプランナーから1時間の説明があり学生30名の参加であった

 その後、自由見学だが公園は半分ほど完成、芝生も養生中となっている、南北ビル群も四角形が組み合わさった垂直MXDであり、独立性の高い南北両端に「超富裕層向け タワーマンション」(投資効率の向上に寄与する狙いもあるとのこと)( https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00585/101900203/ https://umekita.com/midori/features/fon_20240129_21/index.html )が建設されている

 なお、妹尾のドームをみてMIT Kresge Auditorium ( https://en.wikipedia.org/wiki/Kresge_Auditorium )を想い出した

 たまたま、不動産の教え子がオリックス不動産に転職しJAM BASE(アイデアやイノヴェーションを生み出す中核施設 https://umekita.com/jambase/facilities/ )であり、フレキシブル・オフィスとしてコワーキング(We Workのような交流型)や先端企業オフィス(レンタル・スペース)と会議・イヴェントなど多様性がある4階~9階の大型施設だった

面白いのは:

・キッチン・トイレ付のオフィス(24時間利用可能)→デス・マーチ( https://en.wikipedia.org/wiki/Death_march_(project_management) )に最適

・公開イヴェントは会員でなくても参加可能

・入居や利用者にはイノヴェーションとしての繋がり形成や働きかけをトレース

・有名な阪大ロボット教授などマグネットとなる人材を誘致

・大学などAlumni対応の施設もあり(立命館など)

・大阪駅・梅田駅からグランフロントC棟から2階のデッキでつながる利便性

・自由席利用は1万円/月、5名まで非会員を読んでの会議室の利用も可能、お得だ

・イヴェント・ホールも併設されている

・開発の将来に向けた施設のためここまでの規模・内容が実現できたのだろう、素晴らしい内容だ

 同行の京大・神戸大など4人の教授も「ここなら発想がわくな」との感想、当方からフレキシブル・オフィスはキャンパスといわれアメリカの大学の共用部とオフィスの関係に似ていること、立命の茨木キャンパスのグループ・スタディ( https://www.kokuyo-furniture.co.jp/manabi/casestudies/case-000341/ )にも共通点があることを指摘した

 なんとも楽しい施設見学だった、中津の近くまで梅田は伸びてきた、夜景はきらきらして未来都市みたいだった、イノゲートの斜めのイルミネーションのラインが目立った

 帰洛は19:30孫が風呂で待っていたらしい、飲んでいたら阪急京都線の事故に足止めだったかもしれない(最近、目立って事故が多い)

コメント
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