都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

自国優先経済、トランプのタリフ・マンなどに国家グループ対立と経済非効率性の危険性がある

2025-01-16 02:37:55 | マクロ経済

 トランプ大統領(予定)が言う、Tariff Manは自国の保護のように見えて経済的には非効率なのは経済の常識だ( https://en.wikipedia.org/wiki/Tariff BとDのdead-weight losses(Social Loss))が生じる、投資において自国産業保護として今回の新日鐵とUSスチール買収阻止(バイデン大統領による)も代表例だ

 その損失はアメリカ国民の負担となる、自国産業保護はGDPの確保のように見えるが、高い値段での輸入品消費のため同じ財を高く買わざるえなくなる、つまりはインフレになり、その分実質GDPは割り引かれる

 自国主義がはびこる理由は、いまの経済所得格差が大きくなった(ジニ係数の拡大)により貧富の差が明白になり、ねたみや所得拡大の夢の行き詰まりがある

 欧米での右翼の台頭や、大きな正義より、自分らの生活向上を求めるのは、ヒトラーのナチス再来を彷彿とさせる

 それなら、貧富の差の大元である、富裕層(高い給与とストック・オプション、金融資産)の税制改革、例えば所得税の累進の上昇(富裕層の税率上昇)、株の配当・キャピタルゲイン課税、金融資産課税は、支援する大企業を慮り行われない、持てる者は保護され、持たないものは自己の利益追求になる、これが今の状況だ、、トランプはともかく政権に入るイーロン・マスクは大富豪だ、この矛盾に気がつかないアメリカ国民を訝る

 さらに、国家グループで見ると、アメリカのグループ、EC(一体化してしまっている)、旧共産圏(中国・ロシアなど)、インド・アフリカなどの3極に経済圏が分かれようとしている、さらに、ITCなどの輸出入やエネルギー価格の制限も多い

 第二次世界大戦の前のブロック経済と同じ様相を感じる、特に国連がアメリカ側と中国・ロシアの拒否権行使により機能していないのも問題だ

 マクロの効率を求める経済学や理性の問題ではない、メリットクラシー( https://en.wikipedia.org/wiki/Meritocracy )より、自分の利益重視という個人の感情(マイクロ)がまとまる「うねり」の時代になった

 更に、マクロの経済圏と分断、国家内のマイクロ(感情)の政治の右傾化に、争いの危なさを感じる、グループの意思統一は対立する他のグループとの戦闘を好む、「友情が戦争を進める、集団形成の共感と他集団への憎悪のジレンマ」がある( https://blog.goo.ne.jp/n7yohshima/e/40023f09bc6c17f5347d1ac53354b04e )、つまりは不満によりまとまった集団は、敵を攻撃に至る、団結の居心地の良さと戦争となるのはナチス時代を彷彿とさせまいか

 関税と右傾化は大きなリスクをはらむ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

行きつけラーメン

2025-01-15 02:28:00 | 食べ歩き

さいラーメン(京都 御前三条):ラーメン、ご飯、唐揚げにニラは楽しめるうまさ

 テニスの後、今までは永正亭の特中が多かったが寒くなったのと、食欲のため11:15にこちらに、たまたま一巡目に3人連れの海外観光客がビールも飲んでいて満席、数分待って中に入る、急に席が空きだした

 ラーメン唐揚げセット(1,100円)をご飯中の少な目でお願いする、すぐにできてラーメンに胡椒を振りニラを入れる、ご飯にはチャーシューとメンマをのせる

 ラーメンの麺とニラを楽しみ、合間にトロトロ軟骨でうまみを味わう、なんとも楽しめる
かたや合間に、唐揚げとご飯、スープを楽しむ
麵が無くなると、今度は柔らかいメンマとじっとりチャーシューのご飯をニラスープとともに楽しむ

3つの楽しみ方ができて、お腹一杯、満足だ、ちょっと眠くなるためシャワーの後は一休み


さいラーメン(京都 御前三条):チャーシュー追加はうまいが胃にどすんと来る

 土曜日の朝がブランチ、しぐれ空のためテニスを見合わせ、PCぱとぱちを14時まで、寒い中自転車でこちらに、ほぼ1人

 ラーメン唐揚げセット(1,100円)にチャーシュー(300円)でおまけつき、ご飯中の多い目にするととんでもない量、すぐにできてラーメンに胡椒を振りニラを入れる、チャーシューが2枚、軟骨の厚いのが2つ、端切れが4つくらいでこれだけでお腹一杯

 ラーメンの麺とニラを楽しみ、合間にトロトロ軟骨でうまみを味わう、食べても食べても減らない
唐揚げと山盛りご飯は難物、減ったところでチャーシューとメンマをのせる

麵をどうにか食べ終えてニラを追加し、今度は柔らかいメンマとチャーシュー・軟骨をまだまだてんこ盛りご飯とニラスープで食べる、まるで機関車のように口に放り込む

アラ古希には今回のご飯は多すぎた、チャーシュー追加ならご飯を減らした方が良かった、だが次に入った壮年はマンガ盛のご飯だった、若さは胃袋だ

汗を書いて帰りが寒かった


さいラーメン(京都 御前三条):ラーメンだけでもお腹一杯、お値打ちでうまい

 年の瀬もいよいよ押し迫り、買物ついでに口開けのこちらに、ラーメン(890円)を固めにしてみる

 チャーシュー2枚、軟骨1つ、メンマ2本、葱沢山に胡椒と辛ニラを入れる、スープはちょっとぬるめ、麺は固いがのびないやはりいつもの柔らかめがおすすめだけありバランスが良いと思った

 麵・スープにチャーシューか軟骨をかじりながら、辛ニラやメンマなどをつまむと楽しめる、ラーメンそのもののうまさが味わえる
最後にこってり辛いニラスープを飲むと体が温まり、お腹がくちくなる

 唐揚げとご飯付きもおいしいが腹一杯になってしまう、ラーメンだけでも充分な量でお値打ち値段だ

 愛想の良い店長と「良いお年を」など挨拶をする、外は日が射すが寒い


麺屋 栩羚廚(京都 壬生):旨辛豚骨は、スープの粘度が高くずっしり重い

 今はない茅場町の真好味に四川味噌ラーメンというのがあり、清湯スープに辛味ともやしにむらめんの縮れ麵だったがうまかった

 今回、旨辛豚骨(1,100円)も辛味ともやしと聞きさっそく食べてみた、スープは一味を混ぜまあまあの辛さと粘度が高くどろどろしており滑らかではない、重い味に葱の小口切りともやしと角切りチャーシューがあり、葱が良い感じだ
 麵は細目、このスープを支えるのに弱いかなと感じた、太目の縮れの方が良いだろう、また薬味ももやしはスープに埋もれたお味だ、紫玉葱の角切りや水菜の生などしゃきしゃきするのが良いと思う

 行けども行けどもどろどろなため、変化が欲しかった

 やはり、普通の醤油味の白湯麺がうまい、メンマも入り味に変化ができる


ふくや(京都 東向日):きざみチャーシューが定番化、値上げも

 3日の初打ちテニスの後訪問、きざみチャーシュー(900円 +50円)が定番化、もやし多め(130円 +30円)の1,030円とついに千円台になる

 たっぷりニンニク、ちょっぴり豆板醤、胡椒と一味ももやしに振りかける、スープは背脂多めの濃いめ

 麵ともやし、スープ、きざみチャーシューとゆったり楽しめる、麺の量は多めのためゆっくり食べる、スープには胡椒を追加して味を変える
 豚骨味のスープのうまみが厚い、独自のうまさだ、徳島や和歌山ラーメンにも通じるお味だ

温まる、今年もよろしくとご挨拶があった

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハラタチ日記:なんと一日三題

2025-01-14 02:36:11 | 世情

安全第一
 図書館から下りのエレヴェーター、1歳くらいの娘が走って来るためドアを開けている、あとに母親がついてくる、出る時も娘が先に下りて母が後、走ってエンジン・ドアの戸袋に手が挟まりかけ「手をつながないと危ないですよ」と言っておく、自転車を取りに裏に回ると、表で一人走っている件の娘がこけて大泣き、道に出ると母親が抱っこ、しかしすぐ娘を先に「歩くのがいいのよね」と歩かせていた、自動車事故など懸念しないのだろうか、親の責任とはなにかと訝る(当方は「ご安全に」の体質だ、もし孫の手をつながず自動車事故にあわせては一生の後悔だ、今でも「車はひかれない方にいて手をつなぐ」は徹底している)「ゆーてもわからん」

いけず返しの練習
 行きつけの果物屋で蜜柑を買う、会計をしていると馴染みらしい太り杖を持った老人が後ろに、後ろに通り抜けようとすると、「あっちにまわればええやん」と大回りを言う、京都のいけず文化だ、今度言われたら「立派な恰幅で、壁みたいですね」とでも言い返そう

パートのテニス学生コーチの職業意識
 馴染みのテニスでレッスン、今度3年生になるパートのコーチが無理難題、挙句の果てにサーヴィスを打ってきて、「打てないだろう」と誇らしげ、勝ち負けより、楽しませる、技量を向上させるというなら分かるが、不愉快、20歳のパート・コーチに「サーヴィス業」としてのありかたを言ってもしょうがない
20数年通ったがこれまでか、学生任せになり正社員のマネージメントが無くなり、かたや施設の老朽化もあり終わりの始まりを感じている方も多い(アンケートをとり、単に運動したい、上達したいなど目的を分けるなど要望もある)、わざわざテニスに来るのは楽しい時間を過ごせるレッスンや友人と打合えるからだ
件のコーチも長くて2年、今年は就職で色々な経験もするだろう、「おきばりやす」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宮武行きつけ記

2025-01-13 02:26:48 | 食べ歩き

鯖煮付は秋にうまい

医者の定期検査の後に自転車で11時過ぎに来訪、待ち無し、日替わりは好物の鯖煮付が2切れにねじり蒟蒻2本、汁だくさん、背を先に腹身を後にする、ご飯は普通盛
ツナとキャベツのサラダは鯖と被る味のため汁だくさんの海鮮キムチ煮(白菜ともやしが主体)をあわせて食べる

お代わりも普通盛にして、造りのよこわ2、かんぱち2(背と腹身(これがこりこりうまい)、きずし(しめ鯖)で食べ進む、いわし宮武煮ともずく酢に麩と貝割れの味噌汁を合わせ、ごま久寿し昆布で〆る

すっかり初冬に、手袋とキャップにヘルメット、大宮通の南向きの六条で交通取り締まりを見かける


さわら唐揚のポン酢で和む

 錦秋の桂離宮を拝観し、帰り道に寄る、口開け5番目、日替わり大盛にした
さわら唐揚のおろしポン酢かけは好物、3切れに小口葱もかかる、とび子とごぼうのサラダをあわせるとうまい、かまぼこと揚げ・白菜の旨煮は汁だくさんでこれも良い

お代わりは普通盛にした、造りは鯛2、かんぱち腹身(うまい)、サーモン、よこわで楽しんだ、いわし宮武煮ともずく酢は相性が良い
〆は明太子ではなく、ごま久寿し昆布に春雨と三つ葉の味噌汁

 風が強くなって寒い


鯖味噌煮は初冬にますますうまい、すまし汁を合わせている

12月半ばは急に冷え込む、自転車で走ると寒い、日替わりは鯖味噌煮(990円)をご飯普通盛にする
下の背、上の背、下の腹身、上の腹身の順に食べる、薬味は九条葱の小口切り、これに一味を入れるとさらにうまい、塩昆布のポテト・サラダと合わせる、ひじきの炒め煮は竹輪と蓮根が大きい

お代わりは普通にする、造りはかんぱち腹身2(うまい)、サーモン、よこわ、鯛をゆったり楽しむ、いわし宮武煮に烏賊と玉葱の山椒マリネがよくあう
すまし汁は味噌煮との味の重なりを避けたためか、〆はごま久寿し昆布とすまし汁を飲み干す

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「~のか」、「~しなさい」、「~しないといけない」の流行

2025-01-12 02:34:47 | 世情

 ひと昔前から本や新聞のタイトルに気がつくと多い。「インフラはどうするのか」とか「経済はこのままでいいのか」という使い方だ

 問いかけのようだが、柔らかい圧力がありしっかりしろという語調がある、自分は正しいのにという「小さな正義」(山本夏彦風)も感じる

 さらに「~しなさい」の語尾の付いた書籍も多い( https://www.oya-bunko.or.jp/magazine/introduction/tabid/522/Default.aspx )命令されるのが好きな側面との分析もある

 最近は「~しないといけない」という表現が新聞に目立つ、前は「~(対応)する」、「~取り組む」、「~されるべきだ」と言っていたはずだ、しっくりこない、「よろしかったでしょうか」と似た感じでの婉曲表現だろうか

 更に政治用語ともなっている、「しっかり」、「きっちり」、「きっかり」もある、これらの言葉はひびきが良い、しかし品質(実行内容)・納期(いつまで)などが盛り込まれていない、時代劇の「がってん承知」くらいの意味合いだ

 言葉は変わる

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すえひろ(大阪 梅田):小体でおいしい料理とおでん、さえずり、ころ、蛸がうまい

2025-01-11 02:29:02 | 食べ歩き

 3人で囲むおでんの会、今年はグランフロントの近くのこちらに、小体な店でコの字型カウンター12席(席の間はちょっと狭い)、奥に調理の部屋があり昔の京都三条の伏見を想い出す、夫婦2人で切り回している

 まずは、お通しは河豚皮のポン酢、ホワイト・ボードにある料理から、うざく、鰈の刺身(ぽん酢、人数分)、出汁巻を選ぶ

 お酒はビールから、菊姫などの燗に移り、サワー、焼酎のお湯割り・ソーダ割など2時間たっぷり楽しむ、なお2時間制のため残り30分でホワイト・ボードの料理注文終了となる

 角の席で話が弾む

 おでんもうまい、当方は蛸とさえずり(平たい)から、柔らか蛸とくにくにさえずりがたまらない

 次に、葱の袋と木耳天は良い取り合わせ、炊いた葱のうまみと木耳のこりこり

 さらに、カキフライを、酢橘を絞り大振りで余ったおろしに醤油でたべる、サワーがよくあう

 それから、急に満腹になり、コロをゆっくり食べる、ご飯ものはない

 他の2人も盛大におでんを楽しむ、じゃがいもと菊菜もうまそうだった

 おばんざいとして卓上に「うおぜ南蛮漬け」があった、徳島にある「ぼうぜの姿寿司」( https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/44_2_tokushima.html )を想い出した

 一人7千円程、阪急の神戸・京都・宝塚の方面のためゆっくり歩く

 楽しかった、料理とおでんもうまくお腹一杯

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すき焼きを楽しむ:京都の冬

2025-01-10 02:33:22 | 京都

 モリタ屋にて肩ロース500gを買っておいた、立派な肉でありいつものブリスケ切り落としと違う

 昆布出汁と、味醂・醤油の返しに節の出汁を入れた割り下を作っておく、白滝を下茹でしておく

 まずは、牛脂を引き、肉を1枚ずつ焼き割り下で仕上げる、これを10枚繰り返し皿に取る
 次に玉葱2個の輪切りを炒める、割り下の残りと肉の脂を絡め取り皿に取る
 鍋の周りにお焼き(焼き豆腐)を並べ、真ん中で九条葱(4把)を根元から入れ割り下と昆布出汁を入れ煮込む、さらに白滝も入れる、煮込んで嵩が減ったところに玉葱を入れる、その上に肉を置き、割り下と昆布出汁を追加し味を調える

 最近は薄味が好きだ、肉も赤身の脂少な目が良い、食べる前に肉を汁に入れるとうまい、くたくた九条葱がなんともうまい、周りのお焼きは焦げてうま味が増す、焼きと煮込み方式のすき焼きの混合だが、人気がありすぐになくなる

 翌日は脂のほとんどない汁だくさんのなかにうどんを入れて楽しむ、昔はご飯を入れたりもしたなぁ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熟成豚 かわむら(京都 山科)行きつけ記

2025-01-09 02:27:56 | 食べ歩き

自己流とんかつ会席で楽しむ、まんぞく

 錦秋の疎水を楽しみ、口開けの10:45を座って待つ、いつものランチのロース130g(豚汁・キャベツ多め、ご飯普通 1,600円)にする

 まずは口取りに、「池田屋こだわりしば漬」、「岩手ほろほろ漬」、「豚の佃煮」をお皿に、お茶でゆったり楽しむ

甘口ソースと屋久島醤油の混ぜたのと、白すりごまと粗塩マルドンシーソルトを準備する、酢がカスターに新登場した

10分程待ち白い衣のロース6切れ、これを縦にして断面に辛子を塗り粗塩を適宜振り掛ける、和田萬の摺胡麻をたっぷり一口ごとにつける
青菜ののったキャベツの表面に胡麻だれドレッシングをその都度かけパリパリ感を楽しみ、ご飯を口直しにつまむ、ポテト・サラダをくぼませ濃いソースを入れ、ミニトマトと楽しむ、うまい肉だ、柔らかく味わいがある、さらに高級なのもあるがこれで充分、130gでもお腹がいっぱいになる

とんかつを食べ終えると、七味と山椒をたっぷり入れた具沢山豚汁(蓋があると冷めないのだが)とご飯をしみじみ味わい、2種類の漬物で変化を楽しむ

さらに、ごはん小と熱茶を頼み、豚の佃煮をのせたお茶漬けを漬物とともに味わう、至福のひととき

 蓮茶で〆、自己流とんかつ会席でまんぞく、まんぷくが続く


年末はエビフライで和む

 運動を兼ねて日ノ岡峠を越して行く、10:10に並ぶ(座る)と2番目、10:30開店、年末最終営業は日替わりランチなしのため、また昨日がすき焼きだったのもあり、日頃食べない海老フライ(1,700円 2本)にする、キャベツ大盛、豚汁大盛、ご飯(小)にする

  まずは口取りに、しば漬けでほっこり、甘口ソースと屋久島醤油の混ぜたのと、粗塩マルドンシーソルト、小皿に白摺り胡麻を用意

10分程待ち白い衣の海老2本、タルタル・ソースがお供(玉子やピクルス、玉葱入り)、まずはレモンを絞る
海老は尻尾から食べる、塩と摺り胡麻、醤油とタルタル・ソースに摺り胡麻、タルタル・ソースのみの3つの食べ方で変化をつけた、塩と摺り胡麻が一番好きだが、醤油・タルタル・ソース・摺り胡麻もうまい、合いの手に、ご飯や青菜ののったキャベツの表面だけに胡麻だれドレッシングをその都度かけつまむ、海老自体は普通のお味、しっとり柔らか衣に包まれ飽きない

ポテト・サラダをくぼませ濃いソースを入れおかずにする、七味と山椒をたっぷり入れた具沢山豚汁は体が温まる

さらに、ごはん小と熱茶を頼み、豚の佃煮をのせたお茶漬けを2種類の漬物とともにゆっくり味わう、豚汁の中の肉と佃煮という2種類の豚も満喫した

 蓮茶で〆、丁度いい量だ、100円引きの可愛い豚のクーポンを頂いた

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人生初のインフルエンザ罹患記

2025-01-08 02:31:43 | 世情

人生初のインフルエンザ罹患記は大変だった、高熱と回復

 孫と同時期に同型(A)のインフルエンザを、人生初に発症、時系列に整理した、家族3人罹患になったのは大変だった

18日(水)、19日(木):孫とクリスマスツリーを飾り、風呂で楽しむなど遊ぶ、しゃぶしゃぶも一緒に食べる(この時、保育園菌由来を感染か)

20日(金)6:30の新幹線にて横浜、麻布台ヒルズ、神保町ランチョンにて4人の会食、3.4万歩のためか「お疲れ気味」と言われる、サーモンに吐き気を感じる

21日(土)7時から谷根千散策、9:30に子供と西洋美術館見学、10:30に髙島屋特別食堂にて野田岩の鰻、銀座の天龍にて餃子のお土産2箱、13時頃Oazo界隈を歩くと先輩と出会いOazo会(フレンチ・コース)にてまたもサーモンに吐き気を感じる、酒が呑めない、さらに銀座の30年前馴染みだったはずのスナックへ行くが呑めない、1時間程居て新幹線にて帰洛 1万9千歩

22日(日)テニスに行く予定だったが、胃がいまひとつ、だるさと頭痛があり横になり読書、天龍の餃子をおいしく頂く、悪寒がする、早めに寝る

23日(月)0時頃に起き高熱39℃に驚く、朝8:30一番に近くのかかりつけ医耳鼻咽喉科へ行く、37~38℃ ゾフルーザ(https://omaezaki-hospital.jp/category/activities/good-story/inful-xofluza/ )処方、(同時に孫も発熱しタミフル処方)、お昼は近くの尾張屋まで歩く、夕方36.5℃まで下がる、ふわふわした感じがある、夜に悪寒がする

24日(火)0時頃に起き高熱38℃に驚く、朝7時には37℃台になる、やっと近所を歩き回れる、夕方36℃代、本を数冊読み進む、クリスマス・イブを元気復活した孫と祝い、風呂に一緒に入る、夜に悪寒がする

25日(水)0時頃に起き高熱38℃、痰が盛大に出る、咳もひどい、朝になると36.5℃、悪寒のため暖め過ぎた影響もあるようだ、自転車に乗り図書館・昼ご飯(宮武)・酒屋など用事を片付ける、寝て本を読むと孫が真似、じゃれついてくる

26日(木)0時過ぎ汗をかいているのは厚着のためか、平熱、寒気も無く平常に戻る、痰が多く喉が多少痛む、テニスにやっと行くと疲れを感じるが爽快、お昼はあっさり永正亭に、孫が来ておりまた風呂で遊ぶ、ご飯の時はインフルエンザでの保育園休みでかまってもらえると知恵がつき、はしゃぎ過ぎになっている、注意すると「怒ってる?」と勘づいているがまだ薬で眠そう

27日(金)喉の痛みと痰がからみ2時頃目覚める、よしなしごとをゆったり、孫は保育園に

28日(土)テニスの打ち納めのだが、まだ動きが鈍く眼が追い付いていない、と思ったら荊妻も罹患、かかりつけ医に助けて頂く、予防接種もありゾフルーザにより熱も下がる、翌日は顔色も良くなる

 整理すると、人生初のインフルエンザは孫からか、東京に行き歩き回る、飲み回る、気を遣うがあり、帰洛してから発症

 薬は劇的に効く、しかし夜間の寒気と発熱を数日繰り返すようだ、のこぎり状の回復を感じた

 食欲はあまり落ちない、味覚が変わりパンなど甘いものが食べたくなる、酒は要らない

 この発熱と頭痛は初めてだった

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

難波2店

2025-01-07 02:26:52 | 食べ歩き

重亭(大阪 難波):昔の雰囲気とは別物、ヒレのビフカツはいまひとつ

 12時過ぎに行くと12番目となるアジア系海外観光客が7割以上だった50分待ち入る、事前に注文し(ビフカツ(ヒレ)2,200円、ご飯200円)席に着くとすぐ出てくる

 薄いヒレ肉(5㎜位)で味が薄い、揚げきりもいまひとつであり香ばしさがない、御職のハンバーグ(ミンチエッグ 1,350円)かハイシビーフ(1,300円)にすれば良かった、伝統の醤油系ドゥミグラス・ソースもいまひとつ、卓上の辛子を活用しソースも足す

 ガルニのキャベツは少なく荒い切り方(昔は糸の様だった)、スパゲティはのびのび、ポテト・サラダはおいしかった

 ご飯は固めだが量が少ない

 待つ、高い、味が前より落ちた、これなら洋食の朝日に行くのが良いと思った、観光客向けスポットのような雰囲気を受けた


小洞天(大阪 難波):ワンタン麵は癒しのお味

 18:00開店に合わせ行くと、空いていた

 ワンタン麵(850円)はワンタン5つ粉が良いのが衣にうま味がある、餡は少な目、もやし、胡麻、青葱小口切りが風味をそえるスープはやさしめ、胡椒がよく合う

 チャーシュー2枚がうまい、下味が濃い

 麵は柔らかめ、固めにした方が良い

 難波の夜の仕上げにぴったりの味

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三が日の過ごし方

2025-01-06 02:30:17 | 京都

 元日は白味噌の味噌汁にて手取川と数の子から、お昼に孫らが来て、午後は皆で亡義母の仏壇に参る、夕方は孫とお風呂でゆったり、家で遊び早めに寝てしまう、大晦日のお酒も聞いていた

 

 2日は箱根駅伝とともに、お昼は大学ラグビー観戦、数の子とはじき豆(揚げている)のためか、胃がいまいち、癒しの白味噌雑煮

 孫と子供が小さい蜜柑(田村みかん)とふたばの餅が「うまい!」とのこと

 大学ラグビーは明治の木戸の気合が良かったが、スピードの帝京に借敗、早稲田のセカンド・ジャージが白に赤の襟になっていたのは驚いた( https://www.waseda.jp/inst/athletic/news/2018/09/05/12504/ )、濃紺の京都産業大学との分かりやすかったが、早稲田の主将のHO佐藤健次の男ぶりと活躍、1年生のSO服部のキック、WTB田中のスピード(必ず画面にいる)、2浪のFB植木は感心した、安心の早稲田の勝利だった、早稲田がスクラムで押し勝つとは世の中変わるものだ

 なんと箱根駅伝でも早稲田3位、山登りは工藤、コナン似眼鏡で人気者

 

 3日は朝から箱根駅伝を見る、テニスの初打ち、冬仕様の850Xは48lb.にゆるめに貼り換え、グリップも新しい、丁度いい加減だ

 ヒッティング・パートナーのSさんと25分打合う、楽しい、仲良しおじいさん組の面々に若い大学2年コーチで打合う、流石に二十歳の打つぐりぐりスピンはうまく返せない

 お昼は東向日のきざみチャーシューにもやし入りを楽しむ、きざみチャーシューが定番になり値上り

 大晦日から飲み続けたのもあり休肝日にする、夜は豚キムチニラ鍋ご飯で満足

 やはり体を動かすのが健康維持に良いな、節酒も

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨年行って良かったところ、今年やりたいこと

2025-01-05 02:11:27 | 趣味

 円安のため国内旅行に
立山アルペンルートと善光寺
・雪の壁も良かったが、立山ホテルは古いが居心地、味、風景ともに良かった、夕焼け、星空、朝日など素晴らしい
・善光寺のある長野の街も楽しめた

洞川温泉・みたらい渓谷散策
・京都から鉄道・バスで3時間半、秘境だった修験者の里だ
・花屋徳兵衛の4階東の間はゆったりできた
・陀羅尼介以外に土産もない、田んぼもない山間部だが得難い体験だった

 今年は海外旅行に行きたい、ギリシャ→イタリア→ウィーンの順で行きたいものだ、アメリカのとある都市も子供のからみで行ってみたい、ついでにボストン、ニュー・ヨークも絡めるといつものコースだが

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨年買って良かったもの、気をつけたこと

2025-01-04 02:07:25 | 趣味

良かったもの
①PC関連:PC台設置(画面が高くなり、キーも傾斜)、アーロン・チェアにヘッド・レスト付加で目と肩の負担が軽減、タイプも楽になる、さらに夏のPC冷却が効率化した、卓上アームライトLED化(読書とPC用の2色)も便利

②孫の送迎用に電動自転車とドクター・イエロー・ヘルメット:ベビーカーを卒業、孫の送り迎えに便利、電動は坂も登れて夫婦で宮武やロピア、東山探検も

③大人用ヘルメット:安全第一、見た目も良い、夏に暑くない、冬は下にキャップ

④3ヶ所エアコン交換:約20年使っていた、交換すると静かで賢い、ちゃんと停止後乾燥モードになる

⑤家庭電話:小型、撃退機能付きに、置き場所を取らない


気をつけたこと

①荊妻の8月 細菌感染の風邪 寒気と高熱、だるさ→猛暑も後押しか
・長く続く風邪には用心

②夏に洟・痰の量が多くティッシュだらけに、鼻の奥と喉の痛み継続
・耳鼻科2回来院、抗生物質も

③大腸ポリープ発見:人間ドックに潜血があり検査、色々気をつけねば
・3か所あり
・3年毎の検査となる

④猛暑関連
・猛暑の場合は阪急と梅田地下街探検・本屋探訪により避暑
・晴天かつ高温では外に出ない、テニスも延期
・お昼は涼しいお店でたっぷり食べて、夜は軽く麺類でも、夜も冷房を使う
・エアコン3台取替え

⑤サプリの摂取
・目のためのルティン・B複合剤、カルシウム剤を荊妻も飲み始める

⑥突然のインフルエンザ感染
・東京に行くとなぜか吐き気が、帰洛しゆったりすると翌日の夜中に急に38.5℃、耳鼻科に行きゾフルーザ処方、半日で熱が下がるがまた上がる

⑦帯状疱疹など荊妻がワクチン2回:当方は23年に初期に対応し抗体がある
・副反応が結構あったとのこと

 東京の4人会でも病気話が多い、年寄りだ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨年おいしかったもの

2025-01-03 02:03:08 | 食べ歩き

この2店はPCぱちぱち居職の折にお出かけランチとして自転車20分の丹波口にある
宮武:日替わり定食 990円と奇跡的だ、もてなし・味・価格とも奇跡、通いつけになる、特に、日替わりの骨のない魚の煮・焼・揚の手法がしっかりし味付の多様さも良い、さらに日替わりの造り(板長の切りたて)、鰯宮武煮、明太子一口(最近、塩昆布)があり2杯のご飯がすっかりなくなる
志成園:ニラレバ、野菜炒めがうまく、名物お婆(名前記入とタブレット発注になってから足が遠のく)、餃子と焼きそば持ち帰りもうまい
 
懐かしのお店探訪と、阪急・大阪地下街とビル、本屋探検の避暑を兼ねて
青冥 堂島:トリプルランチ 1,100円、五目汁そば(1,000円)は長年食べている(美々卯のきつねうどん・蕎麦(「組」と呼ぶ)と双璧)
別館牡丹園EST:ランチの牛バラご飯(大)とワンタン・スープがお気に入り
しゃぶ亭:豚W 1,331円、ニンニク多め
・ロングループ ハンバーグなど 誕生日割引もありがたい

テニスの後の定番
永正亭:特中 680円 夏の癒しだった
ふくや:もやし刻みラーメン850円 ニンニクと胡椒があう

茨木のお気に入り
らぁめん真:下記
K2:食パン 300円
とり粂:コロッケ、ハムカツなど

うまいステーキ
洋食の朝日:和風味2,100円、行列と遠いのがネックだが、タレのうまさ、肉の味わい、ガーリックの風味はこたえられない

洋食
バラの木:ハヤシ・ライス 瞠目 2,900円 関西において最高の一皿

中華
星月夜:町屋の落ち着き、ゆったりサーヴィス、上品な四川料理

麺類

らぁめん真:つけ白醤油チャーシューはなんともうまい、値上りだがさらにうまくなっている
Ramen KURUMU:八雲出身 ワンタン麺 三河屋製麺 朝営業が便利、和める
貝と地鶏だしのらぁ麺 ちょろ:塩、全粒粉麺、とろけるチャーシュー、チーズご飯と海苔など楽しめ、ゆったり
ラーメンながた:独自のうまさ
らーめん 蔵:あっさり独自、辛味が効く、酢も良い、店舗通り抜け、港屋オマージュで面白い

とんかつ
熟豚 かわむら:ランチロース1,600円、量・質・サーヴィス・おいしさ・楽しみがある

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨年読んだ本

2025-01-02 02:58:37 | 趣味

今年は383冊、30年前からのエクセル集計が9千冊を越えました、その前の年代では雑誌(15冊/月は読んでいた( 週間朝日・文春、自動車雑誌2冊+α、オーディオ、ダカーポ、電通・博報堂など))が主体だった

それでも年にミステリなど50冊(多かった出張の時に愛読)は読んでいただろう

今年は良い本が多かった

 

読むべき経済書 

ノーベル賞のAJRトリオ、MITからは2人、MITには「貧乏人の経済学」のアジット・V・バナジーも19年の同賞、ジョンソンはシカゴ大(今度、縁ができそうだ)

技術革新と不平等の1000年史 ダロン・アセモグル、サイモン・ジョンソン 

テクノロジーが必ずしも賃金を増やさない、政策・制度による搾取、今後のAIによる監視の危険性、富裕と労働者内部の格差など幅広い観点で俯瞰している

中国不動産バブル 柯隆   地方政府の土地使用権(住宅70年は一時払いの空中権)、中国での不動産のバブルのみならず、国家としてのリスクを論じる

 

面白い学術とルポ

バッタで倒すぜアフリカで 前野ウルド浩太郎 

バッタの集団別居仮説に関する学術書にしてお笑い、受賞の名誉に至る、Lekとの出会い、ババ所長、ティジャニとの出会い、モンペリエのCIRADやイリノイのダグラスの支援、そしてお礼と与えることの大切さ、知のバトンリレー、夢探しと代償の婚活を焦る

アジア発酵紀行   小倉ヒラク 

アジアの発酵のルーツを探る旅、北東インドのマニプルに魚醤、ネパールのパタンの発酵食品のまとまったダルバートなど、面白い内容と砕けた文章

カレー移民の謎   室橋裕和 

インネパの源流、ネパールからの移民、家族化、1次世代と2次世代、教育と料理改革、コックから経営者へ制度の変更、移民の出身地バングル調査、読み応えがある

異国の味 稲田俊輔 

日式料理アレンジと原理主義、大陸・ガチ・デカ盛り・町・高級の中華、レジェンド・高級・ネパール・ガチ(南)のインド料理、味覚の関西化と東京エスニックの弁松弁当

 

独自の分析だが面白い

アメリカは自己啓発本でできている 尾崎俊介 

アメリカ文学の教授による真面目な分析、「引き寄せ法則」、「ポジティブ」、「セールスマン」、「手紙」、「自己啓発」とベビーブーマーのダイエット、ジョギング・ワークアウト、ヨガ、コーチング(部下への「選択」と「責任」)、トホホ本に驚く

農協のフィクサー 千本木啓文 

小児麻痺の足を名刺とした中川泰宏(黒幕 山段芳春と共通点)と野中宏務(と弟一二三)の争い、長期利権確保が共通、一極長期支配はトヨタ・日本電産でもガバナンスと後継問題

 

久々に凄いと思った傑作ミステリ、長いが読むべき

両日十五日 凶兆 天命   馬伯庸  

傑作、パール・バックの「大地」を思いだす中国の詩歌と民族、因縁と友情と地位、因縁とトラウマと背負う責任、政治のジレンマ、裏のファム・ファタル、大作だが読み応えがある

 

手練れのミステリはいつも面白い

死はすぐそばに   アンソニー・ホロヴィッツ 

半作中作、3人称文体、Closeな名前のゲート・コミュニティの殺人、レッド・へリング満載だがやはり先を読めるものだった、ホーソーンの謎解明も進展、楽しめる、訳も良い

イギリスならではゆったりミステリ

白薔薇殺人事件   クリスティン・ペリン 

イギリスでの大叔母の相続に呼ばれ、その日に殺人が起こる、仲良し3人娘のうち1人が妊娠、そのいきさつと殺人を解く2つの時間の交錯、そして犯人の確定と相続のどんでん返し

中国ミステリも流行りか

上海灯蛾 上田早夕里 

第二次世界大戦前後の上海、ファム・ファタルのユキヱが持っていた阿片芥子、成り上がろうとする二郎は青幇の手先となり楊直と兄弟に、助けた若者が関東軍O機関、殺人と黒幕が交差する

検察官の遺言 紫金陳 

中国での官僚と成り上がり企業家と警察による幼児強姦と巻き込まれ亡くなった教員の復讐を図る監察医、警官、検察官、弁護士の仕組むコンゲーム

 

社会の分断・格差やいじめをテーマとした社会派

法廷占拠 爆弾2 呉 勝浩

スズキタゴサクの法廷にて爆弾人質事件、2人の主犯と匿流犯罪、身代金と復讐の2つの真相がからむ、解き明かす類家と逃げるタゴサクの三つ巴

少女が最後に見た蛍 天祢涼 

巡査部長の仲田蛍がいじめや虐待事件を深い洞察から解決する連作、そして自身がかかわったいじめ事件の真相を暴く最終の作が圧巻

未明の砦 太田愛 

4人の非正規社員が組合設立、企業と政治家との癒着、公安の妨害などを経て、正規社員も巻き込み達成に至る、「自己責任」と「迷惑」は確かに伝統

 

ミステリの秀作、ほのぼの

奇岩館の殺人 高野結史 

探偵のために仕組むリアリティ殺人を行う企業、その1作に巻き込まれたフリーターの佐藤、探偵とシナリオライターの2面のどんでん返しとコンゲームのような結末が秀逸

怪談刑事 青柳碧人 

笑える、只倉刑事と怪談師炎月の組合せ、つながりが解明された犯罪にびっくり、落語的

魔女の後悔 大沢在昌 

魔女への地獄島での恨みと韓国がらみの隠し金が裏にあり、実の子かもしれない誘拐された少女を助ける、そして養子縁組へ、面白く楽しめる

和める明治の文学界

POP FICTION     堂場瞬一 

大正から昭和初期の時代、編集者松川は市民公論、文芸四季、そして100万部突破の雑誌ACEの副編集長に、主幹を殴り編集長をなじり、癖ある作家を手玉に生きる、世界不況の足音とラジオの普及初期

 

くらまし屋やぼろ鳶など色々読んだ今村翔吾、風呂敷広げすぎの展開が多いが

じんかん 今村翔吾 

松永久秀の一代記、みなしご兄弟から本山寺、三好元長に堺で見初められ、三好家に尽くすがお家騒動、最後に信長と出会う、宗教や力より人間(じんかん)に重きを置く

 

京都宗教ピカレクスロマンという新分野

虚の伽藍 月村了衛 京都仏教ピカレススロマン、バブルの時期から語り、親友・女、フィクサー・ヤクザも使い、最後に伽藍で自分を振る帰る

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする