みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

久々犬の人

2022-11-19 | かりいぬ


見直してないけど多分「久々犬の人」だと思います
私は猫さんが大好きです でも犬さんも大好きなのです
ミミズを尊敬している私ですから、要するに全ての動物が好き。尊敬もしています。
犬か猫か、どちらかひとつに決めないと殺す、と言われたら、仕方ないので猫さんを選びます。早速、脱線


下の方はバーナード・モントゴメリーさんです。




一見キャンプ地で愛犬と戯れているかのようですが・・・
これはノルマンディー上陸作戦直後の1944年7月6日、ノルマンディーの連合軍司令部(のどこか)です。

世界大戦の最前線に(軍用犬でなく)愛犬を連れてくるというのは「果たして良いのか?」と思いますが、この人の基本路線からして、ほぼ100%安全という判断があったのでしょう。後ろには、これも「同伴」のカナリアの鳥かごが見えます。
仔犬の名前は、左がヒトラー、右がロンメルだそうです。「ジョーダンきついよ」と言うべきか、英国的イヤミなのか・・・

アフリカ戦線でロンメルを打ち破ったのがモントゴメリーだそうで・・・ロンメルの名前は随分前から知っていますが、モントゴメリーについては今回の検索で初めて知りました。

モントゴメリーは、ドイツ軍との戦力比が15:1以上でないと攻撃しなかったそうで・・・それなら勝たないとおかしいですよね。
こういう「石橋を叩いて渡らないかもしれない」ような極度の用心深さには批判も多かったようですが、部下からは喜ばれました。絶対勝てる前線へ行くのは、五分五分の戦場へ行くのより遥かに安心ですもんね。

モントゴメリーさんの写真を見ると「第三の男」のキャロウェイ少佐(俳優はトレヴァー・ハワード)を思い出します。イギリス軍将校のプロトタイプかな


 蛇足ながら・・・「第三の男」は映画館で見たことはありませんが、アメリカ人留学生が置いていったテレビが壊れるまでに何回か見ました。第三の男ミュージアムもあります。クライマックスの下水道を歩くガイドツアーもあるようです。





まなざし

2022-07-07 | かりいぬ


前回触れた氷河の崩落は、200メートルX80メートル、高さ60メートルの氷塊が落下したもので、直撃による犠牲者は粉々に砕けていて、個人の識別にDNA鑑定が必要だそうです


前回の猫さんの次は犬さんです







タイトルはDaⅽkelblick(ダッケルブリック)で「ダックスフントのまなざし」

「ダックスフント」ってドイツ語っぽい響きですが、ドイツ語ではダッケル(Dackel)。
ブリック(Blick)が「まなざし」なので「ダックスフントのまなざし」

主人公のダックスフントは、愛らしい外観にもかかわらず「ヘラクレス」という勇ましい名前です。彼にとって飼い主のカロリーヌは世界一の存在ですが、同居する恋人のトーマスは犬嫌いでカロリーヌと衝突が絶えません。ヘラクレスはベック氏(近くの公園に住む野良猫)と共謀してトーマスを追い出します。ところがカロリーヌは喜ぶどころか泣いてばかり。ヘラクレスはベック氏とともにカロリーヌのため「理想の彼氏」を探します。紆余曲折の結果、意外な人物が本命として浮かび上がります。1巻のお話はここまでです。続巻があるので、更に紆余曲折が発展することでしょう。

私がヘラクレスに注目したのは、横の猫で紹介したいきさつで黒猫ウィンストン・チャーチルの推理シリーズを読むようになってからです。ウィンストン・シリーズは7巻まで出ているので人気があるのでしょう。ヘラクレス・シリーズも既に6巻まで出ています。

この表紙のヘラクレスのような悩ましげな眼差しは犬さん独特ではないでしょうか。犬さんは概してウェットだと思います
他方、猫さんは一般的傾向としてドライで淡泊


そうそう、「横の猫」で紹介した「ボディビルダー」はちょっと読んでみて波長が違うので放棄しました

以前に紹介した本物のウィンストン・チャーチルの話:英国の妻と夫






ワンニャン傘

2022-05-13 | かりいぬ


ワンコ劣勢につき、ワンニャン一緒の写真は「かりいぬ」となります








いつものHPから天気予報がなくなって数年になりますが、その前は天気予報ページに、いつも猫さんが登場しました。
可愛いので大分ダウンロードしてあります。その中の1枚です。

公園か牧場みたいな緑の中、ワンニャン・トリオが雨傘の中におさまっています。きっと飼い主の傘でしょう。
皆で散歩の途中かも知れませんね。散歩のできる猫さんは希少価値です


お散歩猫さんと言えば先ず思い浮かぶのは、ののちゃんですね。
しかもリード不要で、誰に抱っこされても悠然としていた人格(ニャン格)者

そして、もう10年以上前に天使猫となったジュルさんも忘れられません

お散歩はしなくても忘れられない猫さんは沢山います。みんな唯一無二、後にも先にも、たったひとりの存在なのです







ワンディナー

2022-05-04 | かりいぬ


愛犬のためのお食事は1日何回が良いのでしょう







アメリカの研究チームが1万頭のワンコについて調査したところ、お食事は1日1回というワンコが色々な点でより健康であるという結果が出ました。

しかし研究チームは、簡単に「1日1回が最良」と決めつけてはいけないと警告しています。
ワンディナーについての統計は飼い主の申告に基づいており、間違い、勘違い、主観などの要素が混じりこんでいる可能性があるそうで・・・
更に綿密な多岐にわたるデータが必要。しかも、発育盛りの仔犬・若犬、病気の犬、老犬などには数回の食事でカロリーと栄養を補給することが大切。
とりわけ、今まで1日2回とか数回と習慣づけられていたワンコに突然1日1回を押し付けるのは却って危険とのことです。
今後、更に様々な研究調査が行われ、科学的根拠のある結論が出たときには、ゆっくり、そちらへ移行しましょう

これはニャンコにも当てはまるのでは・・・


研究論文のサマリー
Dog Aging Project



   


漸くSars-CoV-2がインフル・レベルに格下げになりそうな今、ロシアの異常な侵略戦争で、まだまだ混乱しているヨーロッパです。
特に問題なのは、ヨーロッパの多くの国がロシアの石油と天然ガスに決定的に依存していたことです。
ウクライナ侵攻に対する経済制裁として、石油・天然ガスの脱露化が強力に促進され、つまりエネルギー・コストが急上昇しています。
オーストリア政府は国内の全世帯に1戸当たり150ユーロ(約2万円)の補助をすることになりました。

焼け石に水かなと思う反面、政府の財政は大丈夫なのかなと心配にもなります






聞き分ける

2022-01-09 | かりいぬ


続けて犬さんです







行動科学の研究者が愛犬のクンクン(ボーダーコリー)とともに、メキシコからハンガリーのブダペストに移住。スペイン語の世界からハンガリー語の世界に移ったクンクンが言葉の違いを認識しているかどうか興味を持った彼女は、他に17頭の犬さんを集め、研究チームとともに実験に取り掛かりました。







もちろん最初は、先ず犬さんたちを脳波測定器に慣らすことから始められました。選ばれた優秀な犬さんたちは、脳波測定器を装着した状態で大人しくじっとしていられるようになりました。
「テキスト」には「Le Petit Prince(日本では「星の王子さま」として知られる)」のスペイン語版(メキシコ)とハンガリー語版が用いられ、犬さんたちの反応(脳波の変化)が測定されました。
この実験によって、犬さんたちは2つの言語を区別していることが明らかになりました。もちろん、人間が慣れ知った言語と他の言語を区別するのとは違い、音響の違いを聞き分けるのです。
録音した2言語の音声を逆に再生した場合も、犬さんたちは、その違いを認識していることも判りました。
あるいは人類との長い付き合いのなかで、言語を区別する能力も進化してきたのかもしれません。


クンクンと他の犬さんたちの脳波テストについて簡単にまとめたYouTube「The story of Kun-kun’s journey」






人類の最良の友

2022-01-06 | かりいぬ


去年のことですが、何かを検索しているときに「mankind's best friend」という表記を見つけ、それは誰かと見てみれば・・・
犬さんでした
人間とともに暮らしている動物は他にも色々存在し、とりわけ馬さんは人類社会発展に不可欠の存在だったわけで、歴史に名を遺す馬さんも沢山存在します。
ブケパロスマレンゴなど・・・
更に色々な歴史上の名馬についてはWikipediaの名馬一覧をご覧ください。

しかし、様々な側面から総合的に評価した場合、群を抜いて最も身近な存在は犬さんと猫さんでしょう






上の写真は1919年にセント・バーナード峠の修道院で撮影されたもので、犬さんは、もちろんセントバーナード犬で、当時現役の救助犬です。
英語ではセント・バーナード、フランス語ではサン・ベルナール、ドイツ語ではザンクト・ベルンハルト、イタリア語ではサン・ベルナルドというアルプス山中のこの修道院は中世から旅行者のための宿泊施設を設けており、17世紀からは独自の救助犬を飼育していました。






とりわけ著名なのは、生涯に40人以上の遭難者を救出したという名犬バリー(上の写真)
救助犬は現代にいたるまで世界的に活躍しています。人命救助の話が残る猫さんはひこにゃんくらいでしょうか
しかし、犬さんと猫さんの存在価値は本質的に異なり、いずれも不可欠の貴重なものです。

近年、日本では猫ブームとかで、ペット総数でも猫さんが犬さんを上回っているとか。これは非常に残念なことです。
猫さんが愛されるのは喜ばしいことですが、犬さんも同様に大切にされ、活躍してほしいと思います。

猫さんはトイレと幾つかの躾をすれば、後は「猫可愛がり」しても問題はありません。
本来、集団の社会的関係の中で生きるオオカミを先祖とする犬さん(とりわけ中・大型犬)の場合は、猫さんよりは複雑な教育と訓練が必要です。
しかし、それによって築かれる絆は類ない貴重なものです。犬さんを飼う人が増えますように







首をかしげる犬

2021-12-04 | かりいぬ


首をかしげる犬さん、可愛いですよね







でも、この現象について深く考えたことはありませんでした。ところが動物学者や動物行動学者は色々考えているんですね

幾つかの推定は・・・
1)首をかしげると人間(特に飼い主や家族)のポジティブな反応が得られる
2)話しかけられる言葉を良く聞くため
3)話しかける人の口を良く見るため

そして、ある研究チームが様々な犬種の40頭の犬さんを対象に、犬さんの認識能力について調査を行いました。
3ヵ月にわたり飼い主が飼い犬に訓練を行い、月に1度テストを行いました。
テストの内容は、別室に置いてある色々な玩具の中から、飼い主に言われた玩具を持ってくるというものです。
別の部屋にあるので、飼い主の動作や表情をヒントにすることはできません。
犬さんは「座れ」とか「待て」とか自分の行動に関するコマンドは良く覚えますが、玩具の名前を記憶するというのは、言わば一段レベルの高い認識能力を必要とします。
この調査は、首をかしげるかどうかを調べるためではないのですが、「首傾げ」についても面白い結果が出ました。

抜群の成績を収めたのは7頭のボーダー・コリーで、この7頭は頻繁に首をかしげるのでした(呼ばれた回数の43%)。
全体の傾向としても、頭の良い犬が良く首をかしげるという結果が出ました。
トップクラスのボーダー・コリーの中でもトップだったウィスキーという名前のボーダー・コリーは、59回のテストのうち54回正しい玩具を選んで飼い主のところへ持ってきました。
人間に右利き、左利きがあるように、犬さんの首をかしげる方向も夫々の犬さんで決まっていて、飼い主の位置とは関係なく右側へ、あるいは左側へと一定しているそうです。
つまり首をかしげている犬さんは「熟考」しているのです

しかし、ボーダー・コリーだけが優秀というわけではありません。
このテストで優秀な成績を収めた他の犬種は、ジャーマン・シェパードペキニーズオーストラリアン・シェパードヨークシャー・テリアでした。


以上の研究報告原文





おっとり成犬

2021-06-22 | かりいぬ

キラキラ仔猫ちゃんの後は、おっとりした「おとな犬」さん






どこかは分かりませんが派手なラクガキ・・・ではなくストリートアート

ワンニャンを中心に様々な動植物が描かれているのが楽しいですね







7月から学校の夏休みが始まるのと、Covid-19パンデミックもやや下火なのとで、早くもバカンス気分が漂っています

でもヨーロッパは目下熱波でギリシャは40度超えが見込まれています。
昔は6月半ばでも肌寒く夏が来るのか心配したものです。
8月でも低温だと冬のコートを着ている人もいました。
あの頃が懐かしい

オーストリアでは昨年の8月以来久々に1日の新規感染数が94人と100を下回りました。

WHO南アフリカにSars-CoV-2ワクチン開発・生産のためのセンターを建設すると発表しました。これはアフリカ諸国がワクチンを自給できるようにするためです。

油断すると又新規感染急増なんてことになりかねないので、これからも用心が肝心






遊歩道の犬

2021-03-31 | かりいぬ

いつものHPに載っていたお散歩犬さん ラブラドールさんのようですね






マスク無しに人々が集っているので、Covid-19パンデミック以前の画像ですね。
今となっては古き良き時代

場所はドナウ運河添いのプロムナードです。
ドナウ運河については英語Wikiをご覧ください
ここは市民の憩いの場所で散歩コース。
春から秋まで沢山のイベントがあったのですが・・・



英語Wikiにも紹介されているドナウ運河の写真:
右側が旧市街で左岸はウィーン2区レオポルトシュタット




レオポルトシュタットはドナウ運河とドナウ川に挟まれていて一種の島。
古くはユダヤ人が多くマッツェスインゼル(マッツァーの島)と呼ばれていました。
しかしナチスドイツによるホロコーストの後は、ウィーンの貴重なユダヤ文化の伝統も失われました。



運河に沿った両岸では、この写真のように多くのイベントがありました。




しかし今年は、それどころではありません。
イースター期間中にCovid-19感染数が急増しないよう、イースター期間はロックダウン期間となりました
ロックダウン期間は感染数増加中のウィーン、ニーダーエステライヒブルゲンラント緑の木曜日(今年は4月1日)から始まり、イースターの月曜翌日の火曜(4月6日)までですが、ウィーンでは4月11日までとなっています。

ロックダウン中は、スーパーや食料品店、薬局などを除く大半の店舗が臨時休業となります。政府が補助金を支給するということですが、それも限度があります。
ワクチンの購入や接種に関しても、まだまだ問題や混乱があります。

引き続き恒例の空元気でニコニコ笑って過ごしましょう





はーもにー

2021-03-19 | かりいぬ

わんにゃん登場のときは、ワンコ劣勢につき「かりいぬ」カテゴリーにしています







去年見つけた写真で、今となっては出典不明
ちょっと微笑んでいるような犬さんはビションフリーゼかな~
仔猫ちゃんとのツーショットからハーモニーを感じます

ミミズを尊敬する私ですから、犬さんも猫さんも大好き
犬さんと猫さんが仲良くしているのが理想です



      


Sars-CoV-2によるCovid-19パンデミックは、まだ長引きそうですね


道路標識からも「持久戦」を感じます












それでも空元気でニコニコ過ごしましょう