ゴタゴタ期とは言え、たいへんご無沙汰してしまいまして・・・
前々回にお知らせした
人間的状況の追記でございます
本を読むとき、スピーディーにストーリーを追いたいときには辞書無しで読みます。どうしても解明の必要なキーワードの場合は辞書を引くこともあります。
「人間的状況」で紹介したストーリーを読んだときは全く辞書なしで最後まで読みました。その「あらすじ」では、登場人物のひとりは苦闘の末トイレを見つけ「用」を済ませ、座席に帰ってきました(私ヴァージョン)。
最近、アラビア語コースのとき、先生と一緒に、この話を読みましたら・・・あらビックリ
物語の最後、決定的な部分は次の通りでございます。
バナナ下痢の人は苦悩しながらトイレを探して奔走し、とある暗い人気のない場所に迷い込み、もはや限界だったので、ここで「用」を済ませ座席に戻りました。
もうひとりに、どうだった?と尋ねると・・・
「なんだかよく分からなかったよ。舞台の右端では恋人たちがいつまでも歌っているし、左端の奥の方では誰かがウンPしてたんだ。」
この物語は実話なのです。著者の知り合いが「自分の体験を本に書いてよ」と語ってくれたのだそうです。
しかし、これは本当に普遍的な問題です。
上の写真はドイツ語ウィキからのもので、第一次世界大戦中の前線のトイレです。俗語で
Donnerbalkenドンナーバルケン(雷柱)。皆さんが座っている板の後ろに「ブツ」の落ちる「壕」が掘ってあるのです。
Donnerbalkenで画像検索すると「雷柱に座る人々」の画像が沢山あります
ゴタゴタ期で又数日、あいだが空くと思いますが、たまに覗いてみてくださいませ
でも乞無期待