石垣の間からイタドリの少し赤みがかった新芽が出ていた。
よく肥えた土から出た新芽の茎は太くて水々しい。
ポキッと折って皮を剥き、食べると酸っぱいがスキッとした味がする。
今回採集したイタドリは石垣の間から出ていた根性のあるイタドリだが細くて茎の皮を剥いて食べられるほど太くない。
半分を塩もみして水洗いし細かく切ってチリメンジャコと炒めてみた。
独特の酸っぱさも程よく残り少しぼそぼそした歯ざわりが面白い。
酒の肴にいい。
半分は湯がいてみた。
湯がくと白っぽくなった葉を2センチぐらいに切、豚肉と炒め少しだしをいれ煮含めた。
やっぱり独特の酸っぱさが残るが塩もみ炒めよりまろやかで歯ざわりのぼそぼそ感も少なくなる。
ご飯のおかずにいい。
ほろ苦さや独特の香り、歯ざわりと同じように酸っぱさ、というのも食べられる野草にとっては大事な要素だ。
年一回ぐらいは味わってみたい。
(写真はクリックすると大きくなります)