高松駅より港が近いのを思い出した。
瀬戸大橋が出来るまでは東京への行き帰りに高松駅より宇高連絡船に乗るため歩いて行ったのだ。
今は”高松・直島・宇野・”と書かれたフェリーが就航している。
一日数往復しているが思わず最終フェリーで宇野まで間違って行くところだった。
フェリーの接岸は伊豆7島の客船に比べると簡単だ。
竹ざおのようなものに接岸のロープを引っ掛けてブイにかけるだけだ。
客船の接岸作業はとてもショー的で各島につくたび毎回仲間達と見学に行ってた。
5時発だと思ったのに思わず早く4:30分にフェリーが着いた。
あわてのろうとしたら切符を切る人が”四国中央市から来たの”とさも遠いところから来たように言う。
”三島?川之江?(2つの市が合併して四国中央市になった)と聞くので”川之江”と言って乗り込んだらあわてて”次のフェリーだ”と追ってきて言った。
フェリーの乗り降りは10分ぐらいでこのフェリーが出た後4時45分ぐらいに私が乗る高松行きが入港するそうだ。
会話がなかったら最終便で宇野まで行き日帰りが出来なかった。
船内も宇高連絡船のころとは雰囲気がちがう。
私はズーッとデッキにいたが・・。
高松港近くなると讃岐独特のポコポコした山が見え始める。
最終便に無事乗れて本当に良かった。
高松港へ着く寸前に雨が降り始めた。
フェリーを降りる前に雨具を着ていたら”宇野へ出発するよ”と言われて大慌てで下りた。
(写真はクイックすると大きくなります)