やっぱし瀬戸内寂聴・藤原新也の”終の栖”展に行ってきた。
展示されているのは藤原新也の書・写真・詩がメインだった。
彼の書ははじめてみた。
四国の風景写真に筆で書いた詩が添えられている。
”人生の終わりは定食でよい”の作品の前で2人とも感じ入った。
妹のきんかんとはなぜか感じる作品が似ている。
どきどきと楽しくゆっくりと鑑賞したが誰も入ってくる人はいなかった。
こんなにいい展覧会なのに・・。
会場の大きな書は”海 人を食う”と書かれている。
4月23日に藤原新也が会場で書いたそうだ。
東北大震災の津波のことを言っていると思うがすごい言葉であらわすものだ。
館内にはいい具合に木が植えられている。
きんかんも私も始めてきたので迷った。
若い郵便配達の男性に道を尋ねると道がややこしいからと先導してくれた。
ありがたかったけれど案内してくれたのは裏の駐車場で立派な入り口は帰りに見つけた。
松山市も高松市に行くのも交通量の多い国道11号線を通るが徳島市への192号線は交通量も少なく山間や穏やかな流れの吉野川沿いを走るのでここちよい。
今回はおもわずきんかんの誘いでとてもいい作品を見ることができた。
四国四県の3箇所の県庁所在地へは美術鑑賞をかねて二人で行った。
後は高知市だねと言っている。
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