市民会館川之江会館建て替えのためそばに植えられていた立派な桜の大木がすべて切り倒されブルドウザーで無残に根っこが掘り起こされているのを感傷的な気分で持ち帰ったが素材としてみたとき面白いと思った。
再度数個いただいてきたが意外と早く作品になった。
縦60センチ幅46センチ。
お皿や額として使えるので”額皿”とした。
平たい部分がツルを縫う手法ではできないと思っていたがシダの茎を使うことを思いつきどうなることかと思ったが何とか収まった。
燻製を作るときサクラチップを使うが香りがいいからだと思う。
作業中ふといい香りが漂い幸せ気分にさせてもらいながらの作業だった。
縦にも横にも使える。
ブルドーザーで無残に折られたり裂かれたりしたのを動きとして使いたかった。