山小屋付近のツルや枯れ木の採集ができるポイントを歩いていると鮮やかなオレンジ色のつぼみのようなものが落ちていた。
近づくとつぼみでなく木だった。
オレンジ色の芽吹きは始めてみた。
まだまだ寒さが続く冬最中なのに。
芽吹きは春だと思っていたがいろんな植物はあるものだ。
暖かくなれば確認に来よう思っていたが50メートルほど離れた場所で回答あり。
2本並んで生えている一本はまだどんぐりの形だった。
山小屋の下まで帰るとガラス窓に鮮やかに枯れ木が写っている。
こんなガラス窓を見たのも初めて。
寒いと思っても日当りがいいと外は部屋より暖かい。
山小屋の屋上でお茶を飲むことにした。
ゆっくりとお茶を飲みながらふと見上げたカリンの枝に黄色いもの。
私が小学生の時蒔いた種が芽吹いたのを移植したもので実がなったのは初めて。
高い枝の先なので採ることはできないが大感激。
ほんの少しの時間だったがドキドキ度は大旅行並み。
良い時間だった。